タイクンザムザ 単語


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タイクンザムザ

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タイクンザムザとは、MHFに登場するモンスターである。漢字表記は「多殻蟹(たからがに)」。

概要

甲殻種
タイクンザムザ
別名
原種 多殻蟹
登場作品
モンスターハンターフロンティア
モンスターハンターのモンスターテンプレート

MHFフォワード.3(2012/3/28)で実装された甲殻種の新モンスター
アクラ・ジェビア以来の甲殻種であり、現在甲殻種では全シリーズで最新。
3月後半に行われた狩人祭の勝ち組限定のモンスターとして先行解禁された。
左手右手の形が違い、片方はハンマーのようにもう片方はのようになっている。恐らく元ネタシオマネキだろう。右手ハンマーで押し潰したり、重く四股を踏むような動作をしたりと、今までの甲殻種にない非常に重厚な動きが特徴。

コナマキダケなどの菌類と共生しており、潮洞窟の中で擬態をしている。このコナマキダケは食べることが可であり、ハンターが食べると体力回復する。
たまにブレスをはくためか麻痺への耐性が強いようだ。しかし普通毒状態にもなるし、第二形態までは麻痺状態の時間も長めである。第三形態になると、これらだけでなくシビレにも強い耐性を持つようになる。
ダイミョウザザミショウグンギザミと違い、第一形態では緑色、第二形態、第三形態では赤色の血を出す。

攻撃をするたびにぽろぽろ甲殻についている岩殻が落ちていき、オレンジ色をした甲殻が現れる。
一定以上岩殻を剥がすと第2形態に移行。
さらに岩殻を剥がしオレンジ色の甲殻まで全て部位破壊すると、の姿である第三形態となる。
ちなみに古龍種と同じくスタンや麻痺状態のときは殻が壊れない。

の姿になったザムザは身軽になったために素く移動し攻撃を行ってくる。
アクラ・ヴァシムアクラ・ジェビアをも駕する変っぷり。
属性だけでなく雷属性の攻撃も使用してくるなど、知らない人に第一形態と並べて見せても同じモンスターだとわからないかもしれない。
2回の形態移行時にはそれぞれ専用ムービーがついている。
このムービー中で潮洞窟の地面を破壊するため、形態ごと潮洞窟の違う層で戦うことになる。
層ごとに戦闘BGMが異なり、下位上位3つ凄腕3つの専用曲6つかと思われたがフィールドBGMであった。

女性の防具の見たチアガールで可らしく、男性は逆にやたらとゴツい(というか片方はまんまアドンである)。 女性キャラを使っているハンターは生産だけして保存している人も少なくはないだろう。
防具にはフォワード3で初登場の「いたわり」のスキルがつく。

剛種になると第二形態では自分の右腕を振り回しあたりをひたすら殴りつける技、第三形態では歩き回らずくりだす放電と、地面にもぐりハンター麻痺させた後に即死威力のダメージで突き上げる根性貫通コンボを新たに繰り出してくる。粉では救出不可能な根性貫通コンボがあるので剛種としては中の上あたりの部類に入るか。

後述の通りMHF-G9.1現在特異個体実装G級対応もないため空気モンスターの代名詞である。
どころか恐ろしい化け物となって帰ってきたパリアプリアG級ザザミギザミ
果てはメラギナスにまで寝床を奪われてしまった。
同じフォワード実装の潮モンスターかつ挑めるランクも同じゴゴモアとはどこで差が付いたのか・・・

人気の推移

ザムザのあまりに新な新モーションや演出に多くのハンターがド肝を抜かれた。
それと同時にイビルジョーと似ているモーションが一部あるということで、当時はただでさえが薄かったアビオルグが更に薄くなってきていた。

はじめのインパクトは強く「神モンス!アビオルグとはなんだったのか」と賞賛されたものの、
実装後しばらくしてからは剛種武器や防具の性微妙な上、ノーモーション攻撃のオンパレード、
戦闘中駄に長いムービー、独特の歩行とそれに付随する当たる判定、
各攻撃に一々削り判定がつくといった戦闘のつまらなさ等の理由から全に募集が消え失せ不人気モンスターとしての地位をゆるぎないものにした。
戦前提のMHFでの強制ムービーというものは非常に痛手であり、高速回しのテンポが悪くなってしまうことから大不評である。ルコでさえムービーカットされたのに・・・。
武器防具はアビオルグと違って全部産廃だったのもあり広場でも担いでいる人はほとんどいない。
さらにフォワード.4で武器が同じ雷属性クアルセプスが登場したことにより更に危うい状況になっていた。

ドラギュロスアビオルグといった上位素材に需要がないものを除けば、他の上位モンスターHR499以下のハンターが集まるワールドではそれなりに募集が流れていたのに対し、タイクンザムザの募集は全くなかった。
もちろん剛種の募集もいため、現在では「アビオルグの方が良かった」との評価が大多数を占めている。実際TAやガチをやる人間からもその調整の粗さから非常に嫌われてしまっている。オディバトラスではないが上の楼閣と呼ぶに相応しいモンスターだろう。

非HCしかなかった時代はネ実を中心とするMHF関係のコミュニティではアビオルグクアルセプスと並んで用がない三匹としてまとめられていることが多かったが、特異個体実装されたクアルセプスアビオルグは初登場時の不評を返上することになった。
しかしタイクンザムザは登場から四年たっても特異個体実装されない関係でG級にも進出できず、登場がHR100の剛種どまりなので最前線ランクはるかかなたG級になった今存在が危ぶまれている。

フォワードナンバー実装モンスターでHCがいないのはルコディオラとタイクンザムザのみとなっており、どちらが先にG級および特異個体進出になるかが今ユーザーのなかでかに注されている。

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