トラゴエディア 単語

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トラゴエディア

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トラゴエディアとは、漫画遊☆戯☆王GX」の登場人物である。また、なぜか遊戯王OCGにも登場している。

概要

Mr.マッケンジーの体を乗っ取り、自らの復活的として活動する、作中の黒幕といえる存在。
もともとは、ファラオに仕えるある占術師の男の邪悪な魔物カー)。

クル・エルナ出身のその男が、ファラオに自らの部下を刺客としてけしかけ、さらに自らも石版の神殿び込んで神官に捕らえられた。神官は尋問を始めるが、男は何も答えない。
それに対し神官は、「き羽の精霊」(ハネクリボー)を召喚。男の心臓を取り込み、「真理を量る秤」(千年秤)によって男の罪を量ろうとした。
だが、男のその深く重い罪は、秤を振り切らせ、さらに「き羽の精霊」の体をく染めた。

そして男は語りだす。

男の的は元々、ファラオ埋葬品のありかを見つけクル・エルナへそ情報を伝えることにあった。だが、ある日との連絡が取れなくなる。
の人々が七つの秘宝(千年アイテム)を作り出すための生け贄にされたと知った男の中で、ファラオや神官に対する憎悪が増幅し続け、男の心の中に魔物を生み出した。それがトラゴエディアである。

千年丈の攻撃に対して対抗するトラゴエディアだったが、「き羽の精霊」によって心臓を取り込まれていたため、本来の力を出せない。トラゴエディアは心臓を取り返そうとするが、精霊が「真理(マアト)の羽」を取り込んだことにより妨され、その隙を衝かれ「千年」によって石版に封印された。

石版に封印されてもなお意識を持ち続けるトラゴエディアに対し神官は、石版を砕き、建設中の王墓の一室に閉することによって対処した。
このことは居合わせた神官のみの秘密とされ、その後トラゴエディアは暗闇の中に三千年もの間封印され続ける……。


現代。ある探検によって王墓が発掘されたことによってトラゴエディアが復活。探険の体を乗っ取り、外に出ることができた。

デュエルアカデミアアメリカ校長マッケンジーを乗っ取ったトラゴエディアは、マッケンジーであるレジーと、DA生徒であるデイビットを手駒として暗躍する。

やがて、き羽の精霊ハネクリボー」とマアトの羽「光と闇の竜」を見つけ出したトラゴエディアは、それを狙いレジーやデイビット、さらには洗脳して自らの駒とした人物を使い、十代たちにデュエルを仕掛けていく……。

OCGのカード

Vジャンプ2008年10月号でなぜかOCGにトラゴエディアが登場。力は以下の通り。

効果モンスター制限カード
10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
自分が戦闘ダメージを受けた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の枚数×600ポイントアップする。
1ターンに1度、手札のモンスター1体を墓地へ送る事で、
そのモンスターと同じレベルの相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択してコントロールを得る。
また、1ターンに1度、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択し、
このカードレベルエンドフェイズ時まで、選択したモンスター
同じレベルにする事ができる。

注:「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」に読み替える

遊戯王カードWikiexit より引用

戦闘ダメージを受けたときという条件は非常にゆるく、効果ダメージ専門のデッキエクゾディアなどの特殊なデッキをのぞき、召喚の機会は多い。「冥府の使者ゴーズ」とべると、フィールドの状況に左右されない点で勝る。

自身の効果の場合、特殊召喚されるタイミングの都合上、「奈落の落とし穴」や「王宮の弾圧」に妨される心配はい。ややこしいルールだが、ダメージステップにはそれらのカードは発動できないためである。

攻撃力・守備力は手札に左右されるため、安定しない。3枚で1800、下級モンスターレベル、4枚で2400、上級モンスターレベル、5枚で3000最上モンスターレベル。性質上手札を維持しやすいガジェットデッキなどは高攻撃力が望める。

3つは手札のモンスターコストに相手モンスターを永続的に奪えるカードレベルが一致する、という条件があるが、モンスターの数が多いデッキならが効果のコストを用意しやすく、レベル変更の選択肢も多くなるので使いやすい。墓地に送ることにメリットのあるカードを使用すると、損失を取り戻せるのでおすすめ。「ゾンビキャリア」を使用した相手モンスターと「ゾンビキャリア」でのシンクロ召喚など。

レベルを変更する効果は、上記のコントロール奪取以外にも、シンクロ召喚エクシーズ召喚の際に役立つ。

このカードの特殊召喚効果は、自分から攻撃してダメージを受けた場合も発動できる。

特殊召喚の容易さ、コントロール奪取効果などが強力であるためか、2010年3月1日に制限カード定された。
だが、2011年9月1日に準制限に緩和された。きっと、「レベルを合わせてエクシーズに使ってね!」ということだろう。また、2015年1月1日制限カードとなった。


漫画GXにトラゴエディアがカードとして登場したことはい。なぜこのカードOCG化しようと思ったのかはである。そもそもこのカードが初登場した時点ではまだ、トラゴエディアについて明かされていない部分も多く、そのような状況でのOCG化に驚いたものも多いだろう。

「ストラクチャデッキデビルズ・ゲート-」で再録された。

2014年7月10日ルール改訂で「エンドフェイズ時」が「ターン終了時」へとエラッタされた1枚。

その他の作品にて

アニメ5D'sにて、セキュリティコンピュータ内部の詰めデュエルOCG版のこのカードが登場した。

自分フィールド上に存在し、手札が6枚ある状況だが、相手の場に「聖なるバリア-ミラーフォース-」がセットされており、クロウジャックはそれに引っかかってしまった。

その後、ブルーノは、ネタバレに付き文字手札の「はずし」をコストに発動した「コストダウン」で手札の「神禽王アレクトール」をレベル4に下げ、「トラゴエディア」の効果を発動。相手の「古代の機械兵士」のコントロールを奪った。さらに「流星シール」をコストに「死者への手向け」を発動して「グリーンガジェット」を破壊。「デーモン」を「古代の機械兵士」に装備して、攻撃力が0となった「起動砦 ストロング・ホールド」に攻撃してライフを0にし、見事正解した。

ゲスト出演したと思ったら、ミラーフォースに2度も引っかかるという散々なにあってしまっている。
この話の放送時点でまだ漫画GXは完結しておらず、トラゴエディアの全容も明かされていなかった。

DUEL TERMINALでは闇バクラデッキにこのカードが投入されており、専用ボイスまである。クル・エルナつながりだろうか。

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