ハート(仮面ライダードライブ)とは、特撮ドラマ『仮面ライダードライブ』に登場する友達募集中の指導者である。
演:蕨野友也
仮面ライダードライブに登場する人工生命体「ロイミュード」の指導者。
108体存在するロイミュードたちのことを「友達」と呼び、覚醒した彼らを率いてとある目的のためにあらゆる事件で暗躍する。
最初期に作られた三体の試作型のうちの一体であり、クリム・スタインベルト=ベルトさんを抹殺した張本人。
更に、初めて人間の姿をコピーした(させられた)ロイミュードでもある。
細かいことを気にしない目立ちたがり屋で、時に強引に事を進める上にやること成すこと派手(わざわざ『友達』に会うために若者から赤いスポーツカーを奪ったりetc.)で、真逆の性格のブレンにはしばしばその行動を咎められている。
『理想の上司』を具現化したような男であり、以下の通り素晴らしいカリスマ性と仲間想いな性質の持ち主である。
このような人格のため、当然と言えば当然なのだが幹部らからの信頼は絶大であり、ブレンとメディックが彼の側近を争い内乱が勃発するほど。
序列が上である001(ハートのナンバーは002)真影壮一からも『王の器』であると称され、指導者としての立場を一任されている。
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でひとっ走り付き合えよ! |
蛮野の野望が膨らむ最終決戦を前にして、自身を一番に愛していたブレンが、ハートとメディックを救い出すために消滅することとなり、機械であるはずの彼は初めて泣き崩れることとなる。
そしてブレンを死に至らしめた蛮野に「死以上の屈辱を味わわさせてやる」として、これまで拒んでいたライダーらとの共闘に踏み切り、蛮野の野望を打ち砕くために彼らと共に最後の戦いに挑む。
最終決戦では、ブレンの想いを理解したメディックにより進ノ介は救われたものの、最後の友であった彼女は消滅。
最後に残ったロイミュードの王は、進ノ介と共闘することにより、蛮野の「実に無粋な野望」であるシグマサーキュラーを打ち砕くことに成功した。
ビルから落下した進ノ介を助けた後、意識を取り戻した彼に共存の意味を込めた手を伸ばされるが、ハートはそれを拒んで自ら立ち上がり、人類とロイミュードの最後の戦いを始めるため彼に拳を向ける。
進ノ介は反撃せずにハートの攻撃をひたすらに受け続け、蛮野の被害者であり、本当の悪ではないならロイミュードと分かり合えるはずだと説得するが、ハートはそんな進ノ介を「お前は甘い!」と断じ、決着をつけようとする。
しかしシグマとの戦いで傷ついていた体が限界を迎え崩壊を始めており、進ノ介と戦って消えたいがためにこの時まで耐えていたのだった。
最期に、人間を越えようといろいろなものを学ぼうとし、消えていった自分達の存在があったことを忘れないで欲しいと進ノ介に涙ながら願うハート。
「泊進ノ介…せめてお前だけでも覚えていてくれないか。『ロイミュード』と言う、この星の新たな『生物』になろうとした奴らが、いた事を…!」
「当たり前だ…!忘れるものか……!!」
「ありがとう……最後の最後に…、友達が…、1人増えた。初めての…、人間の……」
「ロイミュードの王」は身勝手な人間に生み出され、虐げられ、友達を次々と失い、それでも見返そうと努力していた。 誰より友達たちを愛していたにも関わらず、最後の一人となってしまったロイミュードの王は、その直後は孤独に打ちひしがれていたのかもしれない。
しかし、ただひたすらに友を想い戦い続けてきた漢は、決して一人ぼっちになることはなかった。
最後の最後に得た、自身や友達を理解してくれる友に見守られ、静かにその生涯を終えることができたのだ。
人間を超えようと友を率い闘いに身を投じてきた王は、人間の友ができたことへの喜びの涙を流しながら、愛し愛される友たちが待つ場所へと旅立っていったのであった――。
そしてその旅立ちを、進ノ介と霧子は、静かに敬礼を以って見送った……。
2016年11月16日、新たな「ドライブサーガ」として発売された「仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート」では主人公を務める。
沢神りんな、西城究、詩島剛がチェイスを復活させる実験を行っていたところ、チェイスではなくハートがブレンとメディックのコアを内包した状態で復活してしまう。時を同じくしてロイミュードと思われる怪物による事件が発生、ハートはロイミュードの王としてけじめをつけるため、刑事となって追田現八郎とバディを組み、事件の調査に乗り出す。
やがて怪物の正体がロイミュードの思念の集合体である「ロイミュード5886(0~108までの全ての数字を足した数)」であると判明。ハートはフルパワーを出しきれず一度は敗れるも、再会した泊進之介や追田警部から「人間の心」を学んだハートは、使えば再びコアが消滅してしまう一度きりの手段としてブレンとメディックらと共に「仮面ライダー」に変身する決意を固める。
脚本家の三条によれば新撰組の近藤勇がモチーフであるとのこと。
各媒体での裏話曰く、ブレンの最期の直前にハートは彼の顎に触れているが、それはキスをするつもりの行為であった、とのこと。これは性別のないロイミュードゆえの純粋な「愛」を、人間の最大限の愛情表現を模倣して、亡くなろうとするブレンに伝えようとしていた所以の行動であると語られている。
最後の最後まですれ違ってしまった彼らではあるが、そんな伝えられなかった三つ目の言葉と交わせなかった行為こそが、誰より人間に近づきながらも機械生命体ゆえの純粋さを持った、二人の「愛」の形だったのかもしれない。
中の人である蕨野友也は「オールスター感謝祭」のミニマラソンで、初出場ながら優勝するほどの身体能力の持ち主。更には身長185cm以上の上背かつ非常にガタイが良く、本編第12話では何故か上半身裸になって、その肉体美を惜しみなく晒している。
そんな厳つい見た目に反して、その実は猫カフェや兎カフェに通ったりしているなど超がつくほど純朴な青年であり、ブレンやメディックが亡くなった際は自身が「壊れた」と言い表したり、進ノ介との最後の決闘のシーンでは、進ノ介役である竹内氏と互いに心が通じ合っていたと振り返るなど、役へのシンクロ度や熱意から、まさにリアルハート様であると称する声も多い。
また、後に2023年7月8日より放送開始するウルトラシリーズ作品『ウルトラマンブレーザー』にて、同名のウルトラ戦士に変身する主人公「ヒルマ・ゲント」役を演じる事が決定。ウルトラシリーズへの出演を経て、二大特撮作品にて各作品でのヒーローへの変身を制覇する事になった。あとはスーパー戦隊シリーズを残すのみである。
スパイダー型ロイミュード002が「覚醒」した進化態ロイミュードで、心臓をモチーフとした深紅のボディを持つ。
とても高い戦闘能力を持っているが、怒りが頂天に達すると「デッドゾーン」を超えてしまい、ハート本人でも制御できないぐらいに暴走してしまう欠点を持つ。
しかし人間を学び日々進化を重ねているようで、デッドゾーンの反動も徐々に克服しつつあり、更なる進化の兆しが窺われつつある。
その強さの秘密は、「戦う相手より強くなる」という能力である(てつをの「不思議な事が起こった」やアギト、完全生命体イフを彷彿とさせる)。
この能力により、超進化態を倒す力があるタイプトライドロンを超進化せずに倒すという、ものすごい戦闘能力を保有している。
ハートの喜びの感情が最大限までに達した時に覚醒した姿。
他の超進化態と同様に黄金に輝く体を持ち、戦闘力もとても高い。
衝撃破の威力は格段にパワーアップしており、一撃で大地を揺るがすパワーを発動させるほど。
この項目は、ドライブサーガのネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でひとっ走り付き合えよ! |
Fire…All Core…!
ドライブ!タイプ・ミラクル!
「…変身…!」
「ドライブサーガ 仮面ライダーハート/仮面ライダーマッハ」で登場した、ハートの新たな姿。
チェイス復活実験に用いられたある装置が変化したシフトカー、「シフトハートロン」をシフトブレスに装填することで変身する。
シフトハートロンを操作することで「バイラルカキマゼール」が発動し、ブレン、メディックの能力を使用できる。
ドライブサーガが初出の仮面ライダーであるが、後に3DS専用ソフト「オールライダーレボリューション」に(ハートの超必殺技演出として)登場。
まだありません。
掲示板
344 ななしのよっしん
2023/04/21(金) 12:12:33 ID: EKmgRNYC+O
ベルトまでドライブドライバーに似てるの奇跡的な采配ですわ
電王のカイがクレナイ・ガイさんになったような面白さを感じる
345 ななしのよっしん
2023/04/21(金) 12:45:39 ID: l+qN4ld0SY
まさか蕨野友也が石川真以来の仮面ライダーからウルトラマンになる事例の2人目になるとは…
346 ななしのよっしん
2023/04/21(金) 20:20:44 ID: /pIbGCihwh
ハート様ズッ推しなんでウレシイ…ウレシイ…
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/05(日) 07:00
最終更新:2025/01/05(日) 07:00
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