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中央西線
基本情報
運行事業者 東海旅客鉄道
総路線距離 174.8km
39
路線記号 CF
軌間 1067mm
使用車両 313系
最高速 130km/h

中央西線とは、中央本線JR東海区間の通称である。愛知岐阜県方面からの乗客が用いる「中央線」の呼称は通常こちらをす。これは東京口(東京起点としたダイヤ表)の乗客と同様である。

として、同線のJR東日本区間を中央東線と呼ぶ。

概要

中央本線は正式には東京名古屋間(鉄道営業法による免許上は神田~代々木間と新宿名古屋間)であるが、旧国鉄時代に途中ので東西両方向からのの線篠ノ井線松本長野方面)へと向けられ、を跨いで運行されている中央本線列車止された。これにあわせ、中央東線、中央西線が通称として復活した(かつての中央本線全通までの旧称)。その後、旧国鉄分割民営化にあたり、それまでの長野岐阜県の管理局界に換わり、~洗間が東日本東海との会社界とされている。なお、線路のキロポスト東京起点を両社とも統一使用する。

これは特に長野県民にとって、中津川名古屋方面の中央西線と、甲府新宿方面の中央東線との区別で頻用される(オレンジ帯もい帯もどっち行くかわかんないし)。また乗車券の経由線表記も重要で、例えば静岡からまで切符を買うと(経由:東海道・中央西)→発券操作:トウカ.チユサ または(経由:東海道・中央東)→発券操作:トウカ.チユト などと表示されるように、通称線名として業務上も広く用いられる。

JR東海 中央西線の路線記号CFである。

ダイヤ

名古屋~中津川

日中は原則として、特急しなの」(名古屋長野間)が1時間に1本、快速列車が1時間に3本(名古屋中津川が2本、名古屋瑞浪が1本)、普通列車が5本(名古屋多治見が2本、名古屋~高蔵寺が3本)設定されている。多治見中津川間は快速列車が各に停することもあって、普通列車晩のみ設定されている。また晩に領および土岐市発着列車愛知環状鉄道直通列車ホームライナーも設定されている。

2022年3月12日ダイヤ正以降、名古屋駅中津川普通快速列車の全列車の運転系統が分断されている。
それ以前には限られた本数のみではあるが、中津川を跨ぐ普通快速列車が存在し、に南木曽坂下から名古屋駅まで通しで運転する列車や、神領駅始発で松本駅まで通しで運転する列車があった。また名古屋駅についても、名古屋駅から東海道本線への乗り入れ列車に中央西線から岐阜駅への2本のみ)が存在していた。

後述の一覧を見てもらえばわかる通り、快速は通過するが少ない、いわゆる「隔」である。特に名古屋大曽根間は各に停している。もともとこの区間では金山舞を通過していたが、金山は同の総合化へ伴い1989年に、舞は1997年に停へと加えられ、現在のようになっている。この区間では全地下鉄と連絡しており、内各所のアクセス向上の的が強いと推測される。

現在特急ホームライナー快速普通のみの運行だが、2013年3月15日まではセントラルライナーが、2003年9月30日までは急行ちくま」が、1966年3月4日までは準急が運行されていた(臨時列車を除く)。

中津川~塩尻

上述の特急しなの」と普通列車が設定される。

中津川以東(木曽地区)の普通列車はほとんどが中津川松本間の列車だが、坂下・南木曽・上木曽福島及び発着の列車もある。区間によっては2時間程度普通列車の時間がく。

路線図

2022年3月12日現在
便宜上しなのの運行区間である篠ノ井線~篠ノ井間・信越本線篠ノ井~長野間の特急と運行形態が中央本線と同一の篠ノ井線松本間も入っている。

:停:通過、:一部停、■:乗り換え路線、○:周辺施設












乗り換え路線  ○周辺施設



名古屋駅 JR東海 東海道新幹線東海道本線岐阜駅米原駅方面)・関西本線
名古屋市営地下鉄 東山線桜通線
あおなみ線
近畿日本鉄道 名古屋線近鉄名古屋駅
名古屋鉄道 名古屋本線名鉄名古屋駅
金山駅 JR東海 東海道本線岡崎駅豊橋駅方面)
名古屋市営地下鉄 名城線名港線
名古屋鉄道 名古屋本線
鶴舞駅 名古屋市営地下鉄 鶴舞線
千種駅 名古屋市営地下鉄 東山線
大曽根駅 名古屋市営地下鉄 名城線
名鉄瀬戸線
ゆとりーとライン
新守山駅
勝川駅 東海交通事業 城北線
春日井駅
神領駅
高蔵寺駅 愛知環状鉄道 愛知環状鉄道線
定光寺駅
古虎渓
多治見駅 JR東海 太多線
土岐市
瑞浪
釜戸
武並
恵那 明智鉄道 明知線
美乃坂本駅
中津川
落合
坂下
田立
木曽
十二兼
野尻
大桑駅
原駅
倉本
木曽福島駅
原野
宮ノ越
原駅
奈良
木曽平沢
日出
塩尻駅 JR東日本 中央本線甲府駅辰野駅方面)



広丘
村井
平田駅
松本駅
松本駅 JR東日本 大糸線
アルピコ交通 上高地線
明科
高原駅
篠ノ井 しなの鉄道 しなの鉄道線



長野駅 JR東日本 北陸新幹線信越本線直江津駅方面)・飯山線
長野電鉄 長野線




乗り換え路線  ○周辺施設

使用車両

JR東日本211系長野総合車両センターの所属、そのほかは車両区の所属である。

特急しなの」やホームライナーで使用されている。

名古屋中津川間における。同区間では2022年3月12日正以前は4・6・8・10両編成が混在しており、211系313系連結(両形式併結もあり)の組み合わせでこれらの両数が組まれていたものの、315系の増備を受け、同正で8両編成に統一されている。
313系のうち1300番台ワンマン対応編成は木曽地区のローカル列車にも充当される。
また313系のうち8000番台普通快速列車のほか、かつてはセントラルライナー、のちにはホームライナーにも充当されていたが、2022年3月12日正で中央西線から撤退した。

後に211系東海)と313系315系の増備で名古屋中津川間は基本315系のみになった。

夕に中津川松本で1往復ずつ乗り入れる。

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最終更新:2024/03/28(木) 23:00

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