元素水滸伝とは (ゲンソスイコデンとは) [単語記事]

元素水滸伝とは、118人の英雄により紡がれる女性向け長編ストーリーである。

概要

原作は白泉社が発行する少女向け漫画雑誌『LaLa』2008年 12月号に掲載された『にざかな』による『4ジゲン』に登場する劇中劇。
定時制高校の教師が自身のクラスにおいて、化学記号のより効率的な覚え方として生徒に紹介した女性向けビジュアルストーリーである。

登場するキャラクターは全員元素をイメージした名前、性格、容姿をしている。また、女性向けストーリーであるがゆえ、ほとんどの登場キャラクターが男性である。

なお幻想水滸伝とは一切関係がないと思いたい。

本作品には幻想水滸伝シリーズの108人のを大きく上回る118人の英雄が登場するとされているが、この人数は科学の進歩に伴い増加すると考えられる。

注意:『元素キャラ完成希望』係に葉書を送るべきではない。

08/11/29には原作者のブログにて本動画が紹介された^[1]

名前(読み)	経竜睦(へりゅうむ)
特徴	沸点融点が低い液体ヘリウムを操り、寒冷地での能力に秀でる。また浮遊能力や、多種多様の甲高い声を自在に操る
守護元素	原子番号2:He(ヘリウム/Helium)

名前(読み)	李宙武(りちゅうむ)
特徴	イオン化により、膨大な電力エネルギーを蓄積する能力を持つ
守護元素	原子番号3:Li(リチウム/Lithium)

名前(読み)	辺璃流霧(べりりゅうむ)
特徴	粉末状のベリリウムを霧散させ、その猛毒性から敵を肺疾患に陥らせる
守護元素	原子番号4:Be(ベリリウム/Beryllium)

名前(読み)	菩龍(ぼろん)
特徴	ダイヤモンドに次ぐ固さを持つ半金属を自在に生成できる
守護元素	原子番号5:B(ホウ素/Boron)

名前(読み)	富良凛(ふらりん)
特徴	酸化力が強く猛毒である気化フッ素を発生する能力を持つ
守護元素	原子番号9:F(フッ素/Fluorine)

名前(読み)	名取雨武(なとりうむ)
特徴	金属ナトリウムを生成する能力を持ち、水分に触れると大爆発を引き起こす
守護元素	原子番号11:Na(ナトリウム/Natrium)

名前(読み)	幕子秀武(まぐねしゅうむ)
特徴	光を吸収する能力を持つ。また、マグネシウムを発生させ、他の金属と合成することにより様々な軽量合金を生成しアイテムを創造する能力を持つ
守護元素	原子番号12:Mg(マグネシウム/Magnesium)

名前(読み)	有海仁生(あるみにうむ)
特徴	柔軟なアルミニウムを自在に発生・操ることができる。また粉末状のアルミニウムを発生させ、粉じん爆発を操る
守護元素	原子番号13:Al(アルミニウム/Aluminium)

名前(読み)	知修武(しりしゅうむ)
特徴	単独能力は低いが、酸素と水素を取り込むことによりケイ酸を生成し、ゲル化により膨大なシリカゲルを発生させ、敵を覆い水分を吸収する
守護元素	原子番号14:Si(ケイ素 /Silicium)

名前(読み)	フォス・ファーラス
特徴	リンを生成・散布することにより微生物を大量に発生させ、意のままに操る
守護元素	原子番号15:P(リン/Phosphorus)

名前(読み)	サ・ルファ
特徴	硫酸を始め、マスタードガスなどの化学兵器を自在に生成する
守護元素	原子番号16:S(硫黄/Sulf ur)

名前(読み)	黒鈴(くろりん)
特徴	塩素を発生し、猛毒である気体塩素による攻撃、高濃度の液体塩素による攻撃が可能
守護元素	原子番号17:Cl(塩素/Chlorine)

名前(読み)	雁羽無(かりうむ)
特徴	触れただけで他人の体内のカリウムを操作し、神経や筋肉の収縮をコントロールする
守護元素	原子番号19:K(カリウム/Kalium)

名前(読み)	狩宗霧(かるしゅうむ)
特徴	人間を含め、触れた脊椎動物をすべて白骨化する能力を持つ
守護元素	原子番号20:Ca(カルシウム/Calcium)