内山夕実(うちやま ゆみ)とは、日本の女性声優である。大沢事務所所属。
1987年10月30日生まれ。東京都出身。身長160cm。血液型A型。
愛称はゆーみん、ゆみりんなど。
元々は2005年に日本ナレーション研究所を経てアーツビジョンに所属しデビューしたが、当初は日の目を見ず、諸事情あり20歳のときに一度声優業から離れることになった。声優業を離れていた頃は一般企業でOLとして働いていた。
2010年よりアーツビジョンに再所属し、海外ドラマの吹き替えで声優業に復帰。この頃から現在の名義で活動するようになる。その後暫くは海外アニメ・ドラマの吹き替えで地道に努力していった。
2011年4月より放送されたアニメ『Aチャンネル』にて、メインキャラクターのナギ役に抜擢される。同役で注目を受け名を知られ、以降は多くの作品に出演するようになり、主要キャラを演じる機会が増えていった。海外アニメ『マイリトルポニー』では多数のキャラの吹き替えを担当し、縁の下の力持ち的な役割を担っている。
2017年3月にアーツビジョンを退所し、4月から大沢事務所に所属。
2022年3月、第7回アニラジアワードにおいて種田梨沙とのラジオ「夕実&梨沙のラフストーリーは突然に」が「RADIO OF THE YEAR 最優秀ラジオ大賞」と「BEST FEMALE RADIO 最優秀女性ラジオ賞」を受賞する。
また、女性声優界では貴重なツッコミ役として様々な作品・番組で重宝されている(振り回されている)。
2024年12月31日、小林裕介との結婚を発表した。(→本人ポスト)
声質はやや低音(アルト)で少年役やボーイッシュな少女の役が多い。声や演技の幅が広く、アニメのEDクレジットを見るまで彼女が演じていたことに気付かないという意見も多い。もっとも演じやすいキャラクターは「同姓からも好かれるような元気な女の子」と答えている。
中高一貫校出身であり、中学・高校・短大といずれも女子高に通っている。
両親が厳しかったこともあり、小学生の頃は漫画やアニメをほとんど見ることができず、毎日塾に通って勉強し、習字やプールなどの習いごともしていた。当時見ていたテレビは「週刊こどもニュース」、読んでいたものは「こどもしんぶん」だった。その反動からか、中学受験が終わってからは勉強をしなくなった。
中学時代は放送劇部に所属。朗読劇のオーディションで主役に選ばれたことで芝居に興味を持つようになり、声優という仕事を目指すようになり15歳で日ナレに入所する。高校生のときには、NHKの朗読コンクールに出場し、本選まで進出している。
仲のいい声優としてRhodanthe*のメンバー、金元寿子、山本希望、花澤香菜、茅野愛衣、福原香織、久野美咲の名前を挙げている。日笠陽子とは日ナレ時代に同じクラスとなって以来交流があり共演も多い。(Vivy -Fluorite Eye's Radio- #6 にて言及)
幼い頃、実家の近所に声優の井上和彦が住んでいた。赤ん坊の頃にサンタの姿で訪問してくれたこともある。物心ついたことにはすでに引っ越していた。
特技にカラオケを挙げており、いきものがかりの「ありがとう」や高校の音楽祭で独唱したこともあるカーペンターズの「青春の輝き」を持ち歌としている。好きなアーティストにはAcid Black Cherryと答えている。
かなりの方向音痴であり、初めてのスタジオに向かうときは事前に地図で確認している。
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最終更新:2025/03/30(日) 16:00
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