古川奈穂とは、2000年9月13日東京都千代田区生まれの騎手である。身長154cm。矢作芳人厩舎所属。「古川奈」と表記されることも多い。
2012年、小学6年生のころ、有馬記念を走るゴールドシップをテレビ越しに見て競馬に魅了され、中学二年生の誕生日にデジタル一眼レフをプレゼントされてからはカメラ片手に競馬場に通うようになる。自身が被写体になった今も撮られるより撮る方が好きだと言う。
中高一貫校である広尾学園中学校を卒業後はエスカレーター式に広尾学園高校へ進学するも、日本中央競馬会で16年ぶりの女性騎手となった藤田菜七子の姿に触発され高校を1年で中退しほとんど乗馬経験がないまま2017年に競馬学校へ入学。
在学中は経験値の足りなさから周囲との力の差に悩み、左肩を負傷し手術を受け留年するなど苦しい日々を送るも永島まなみらとともに卒業。
2021年2月に騎手免許を取得すると同年3月6日、永島とともに藤田菜七子以来5年ぶりとなるJRA所属女性騎手としてデビューを果たすと二か月に満たないうちに6勝を挙げる活躍を見せる。しかし同年4月にまたも左肩を負傷し長期離脱。五ヶ月にわたるリハビリ期間では地道な筋力トレーニングと共にアメリカの競走馬セールに同行し馬に携わる人々の苦労を知るなどして自身を見つめなおした。
2023年5月、騎手控室内でスマートフォンを使用したとして同期の永島まなみら5名ともに30日間の騎乗停止処分が下った。
2021年3月6日、阪神競馬第1Rでデビューし6番人気のラントに騎乗して10着。JRA史上初となる女性見習い騎手の減量規定による★4kg減での出走だった。
2021年3月13日、阪神競馬第6Rでバスケットレオンに騎乗し初勝利を挙げる。デビュー12戦目での初勝利は西原玲奈に次ぐ女性騎手2位タイ、開催3日目での初勝利は牧原由貴子の6日目を抜き最速、★4kg減として史上初の勝利であった。
2021年3月27日、中京競馬第6Rをモズピンポンに騎乗し勝利。初勝利から三週連続勝利を挙げた史上初の女性騎手となった。
2021年4月3日、阪神第3Rをハイモビリティに騎乗し勝利。初勝利から4週連続で勝利を挙げた。これは福永祐一に並ぶ歴代2位タイの記録である。
2021年4月17日、新潟第7Rをクラウンデザイアーに騎乗し勝利。二着に憧れの藤田菜七子が駆るキムケンドリーム、3着に同じ日にデビューした永島まなみが駆るモノポリーアイズが入るというJRA史上初の女性騎手によるワンツースリーとなった。
2021年10月9日、阪神競馬にて騎乗復帰するも一戦目で落馬、二戦目でブービーとほろ苦い結果となった。
2022年2月13日、阪神競馬場で行われた9Rで10番人気のタイセイグラシアを勝利に導く。
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最終更新:2024/12/24(火) 00:00
最終更新:2024/12/23(月) 23:00
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