大塚明夫とは、東京都出身の性欲をもてあます男性声優である。マウスプロモーション所属。
しかし、これは世を忍ぶ仮の姿。
その正体は伝説の傭兵なのか、公安9課に所属するサイボーグなのか、ソロモンの悪夢なのか、無敵のコック長なのか、無免許の医者なのか、黒夜叉なのか、無免許の天才医師なのか、冥王なのか、おっさんVtuberなのか…
1959年11月24日生まれ。独特の低く渋い声質で知られる、日本を代表する声優・俳優の一人である。
趣味はバイク(愛馬はハーレー・ダビッドソン)。
公式プロフィールに曰く特技は空手だが、これは若い時にやっていたもの。近年では合気道も始めた。
ニコニコ動画では若本規夫、塩沢兼人と並び人気が高く(というより、ネタにされる事が多く)、メタルギアソリッドシリーズの主人公、ソリッド・スネークや、機動戦士ガンダム0083のアナベル・ガトーを演じた声優として知られる。他作品で大塚明夫が声優を務めるキャラクターが出てくると、「スネエエエエエク!」などのコメントが書かれることが多い。メタルギアソリッドでのセリフ「性欲をもてあます」「待たせたな!」は名言とされている。
またアニメ作品やテレビ番組では、ナレーションの仕事も行う。
ちなみに、チュンソフトの『428 〜封鎖された渋谷で〜』では俳優として出演しているほかに、声優も務めている。
マウスプロモーション主宰の舞台やSoundHorizonの舞台など、俳優として活動する機会も多く、舞台上では情けない中年オヤジやヤクザ、ヤク中の狂人などを演じる事が多く、声優業とはまた違った姿を見られる。
2015年3月には著書『声優魂』を刊行。自身の遍歴と交えて、「声優だけはやめておけ。」と語る。
全ての声優志望者と職業人に向けた仕事・人生・演技論。
大塚が幼少時から俳優・声優として活動していた父・周夫はあまり家に戻らなかった事もあり、親子の仲は難儀していたらしい。乳飲み子だった頃は「泣き声がうるさくて台本が読めない」と父に押入れへ入れられた事もあったという。
父が「ゲゲゲの鬼太郎」でねずみ男を演じていたことから学校で「小ねずみ男」「ねずみ小僧」などとからかわれた為、当初は役者になど絶対になるもんか、と考えていた。ほかにも、リチャード・ウィドマークやチャールズ・ブロンソンなどの吹き替えにしても子供が好意を持ってくれる役回りではないために、少年時代は「息子として父親の仕事が誇らしい」などとは考えなかったと語っている。
(後に、自分も役者になった事で「父の心境や行動も理解できた気がする」とも言っているが。)
反抗心から大学を自主退学後、23歳までトラックの運転手で大きく稼いでいたが、ふと思い至ってやがて役者への道に入る事を父に告げたときは、「三十代になるまでに目処が立たなかったら全うな職業に就いてくれ」と言ってきた母とは異なり、ニヤニヤしながら一言『大変だぞぅ』とだけ言われたらしい。
良くも悪くも昔気質で頑固者だった父の存在は、役者として生きていくうえでは「追い風でもあり向かい風でもあった」と自著の中で語っており、父の仕事現場に連れて行ってもらったり父のツテで納谷六朗氏ほか関係者達に自分を紹介してもらった事を感謝している一方で、父がやらかしたヤンチャな行為や言動の余波が自分の元へ降りかかってきた事も明かしている。
その後もブラックジャックOVAシリーズや機動戦士ガンダム0083、MGS4など、いくつかの作品でたびたび親子二代で共演を果たしている。2020年には大河ドラマ「麒麟がくる」に堺商人・辻屋宗次郎として出演。父も同じ脚本家である池端俊策氏の「太平記」に出演しており、実写の世界においても親子二代大河ドラマ出演という業績を残している。
父の仕事で一番凄いと思っている役は上述の「ねずみ男」とのこと。「どこにも居場所が無くて、ただ怖くて、人を騙し、利用し、自分より強い相手には媚び、弱い相手からは得をちょろまかそうとする」複雑なキャラクターを見事に演じきってみせた事を誇りに思っているという。
後年に自身もONE PIECEで海賊・黒ひげを演じるようになって、彼を「(上述のような特徴を持った)ねずみ男の魂を持つ人物」と評し、父が演じたねずみ男のように海賊黒ひげをどこまで立体的に演じる事ができるか?という事を今後の楽しみな課題の1つと語っている。
父の逝去後、父の役は様々な声優に引き継がれたが、『キングダムハーツ3』のゼアノート役(過去作では父が演じていた)に関しては別の役で出演が決まっておりその収録中にアドリブで台本を読んだところ見事にハマっており即座に決定した…というエピソードが残っている。その『キングダムハーツ3』では、『大塚周夫による過去のライブラリ音声⇒大塚明夫による新たなアフレコ音声』がシームレスに繋がるシーンがあり、言われなければ途中で声優が変わっていると気づかないほどの違和感のなさは一部で話題となった。
その後もかつての父親の役を引き継ぐ事が稀にあるがその際に「親父のかつての役をやる際に声を寄せますがその時声、演技を通じて親父とまた対話しているような感覚になります。」と語っている。
ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズで大塚明夫が演じた役で、代表作品の1つ。
上記の通り多くの人が「大塚明夫といえばスネーク」と思い浮かべると思われるが、大塚明夫自身もまたスネークを「最も思い入れの深い役」「長く付き合ってきた、自らの分身のような存在」と語っている。
特にネイキッド・スネークの方は小島秀夫監督から「ネイキッドは人間くさい男です」と言われたため、自分自身の中で最も人間くさい部分である「生身の大塚明夫」そのものをモチーフに演じた結果、「まんま俺だよ」と言ってもいいくらいのキャラクター像が出来上がったらしい。
そしてメタルギアソリッドを自分で実際に遊んでみると自分が実際にスネークの声を演じたこともありまるで自分がアラスカへロケに行き、撮影に参加してきたような感覚を受けたと語っている。
また、メタルギアソリッドをプレーするまではテレビゲームに対してあまりいい印象を持っていなかったが、これ以降、ほかの様々なゲームをプレーするようになったらしい。
ほかにも、ゲーム中でのスネークの動作は小島監督曰く「大塚明夫の癖や喫煙時の姿などを観察し、取り入れている」など、大塚自身からのフィードバックがゲーム中にも反映されている部分もある。
ちなみに、眼帯とバンダナをつけるとスネークのモチーフなのではないかと疑うほど、スネークとそっくりな見た目になるらしい。(ラジオ『カズラジ。』より)
2021年のルパン三世 Part6 EPISODE1より次元大介を50年間演じ続けてきた小林清志より引き継ぐ事になった。オーディションではなく製作サイドからのオファーであった。話を頂いた当初は清志さんの声じゃない次元は嫌だが他の人にやられる位なら自分が引き受けるとオファーを承諾した。大塚自身は子供のころから1stシリーズをリアルタイムで見ていた世代で次元が好きだとコメントしており、また1stシリーズは父、大塚周夫も石川五ェ門で出演していた。
しかしオファーを引き受けたものの小林清志が50年演じ続けてきたと言う重みはとてつもなく大きくプレッシャーとなり演じた自身の声を聞くと「違う」となり葛藤する事態へと陥っていた。その調子で1クール分の収録が終わった際にメディア向けの勇退の文書が先行して大塚に届くことになる。文書には我儘を言えば90歳まで演じたかったという無念を知り胸が締め付けられる思いになったが、その中でも後任となった大塚に「次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。明夫ちゃん、これは難しいぞ。雰囲気はJAZZにも似ているんだ。」とアドバイスも貰い暗闇でもがき苦しむ中一筋の光が差したと語っている。
現在は自分の中にある小林清志が守ってきたモノをどこまで大事に出来るかという山田康雄からルパン三世を引き継いだ栗田貫一のようなスタンスで挑んでいるとの事。
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掲示板
782 ななしのよっしん
2024/12/20(金) 21:25:00 ID: QwLHgOyz6i
https://
「龍が如く」年末年始ウルトラセール記念
『龍が如く8』CM 大塚明夫 編 公開🎥
✅同作発売時のCM映像"足立宏一編"を大塚明夫さんが実写で再現!?
✅セール期間中『龍が如く8』が5⃣0⃣%OFF!!
違和感なさすぎィ!!
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
783 ななしのよっしん
2024/12/23(月) 19:40:01 ID: J4mgiZL3Si
周夫さん風に演じる事増えたけど
生き写しみたいだな本当
784 ななしのよっしん
2025/01/27(月) 20:10:31 ID: 1Cq1qYfKlO
>>782
シークレットサービスも大河もこなせるから当然行ける・・・思ってたら予想飛び越えて足立さんまんまだったw
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最終更新:2025/03/26(水) 12:00
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