戸郷翔征

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戸郷翔征（とごう　しょうせい、2000年4月4日-）とは、宮崎県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は読売ジャイアンツに所属。

概要

読売ジャイアンツ #20 投手キャプテン
戸郷翔征
基本情報
国籍	日本
出身地	宮崎県都城市
生年月日	2000年4月4日
身長 体重	186cm 72kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2018年ドラフト6位
経歴
聖心ウルスラ学園高等学校 読売ジャイアンツ(2019年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	日本
WBC	2023年
ﾌﾟﾚﾐｱ12	2024年
プロ野球選手テンプレート

小学1年生から野球を始め、聖心ウルスラ学園高校に進学。2年夏からエースとなり、チームを12年ぶりの甲子園に導く。甲子園では1回戦の早稲田佐賀戦で2失点完投勝利を挙げた。3年春も県大会を制したが、3年夏は県ベスト8敗退。その後、宮崎県選抜としてU18日本代表との壮行試合に登板、5回1/3を投げて2失点、9奪三振の力投を見せ注目を集めた。

2018年ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団した。背番号は68。

巨人時代

2019年は下位指名の高卒新人故にキャンプは三軍で迎えたが、3月には早くも二軍でデビューする。フレッシュオールスターにも出場し、二軍で先発として11試合に登板、4勝、防御率3.00という好成績を挙げ、9月21日に一軍昇格。勝てば優勝が決まる同日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板・初先発し、5回途中2失点で降板したが、チームは勝利し、高卒ルーキーが優勝決定試合でプロ初登板・初先発は史上初の記録となった。9月27日のDeNA戦では5回から4イニングを投げてプロ初勝利を挙げた。
阪神タイガースとのクライマックスシリーズファイナルステージでは登板回避した菅野智之の代役で第3戦に先発（高卒ルーキーのCS先発は球団初）、3回1失点で代打を送られ降板。福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは第3戦で中継ぎとして4回から登板（日本シリーズで高卒ルーキーの登板は2007年の吉川光夫以来）したが、自身の悪送球に押し出し四球と崩れ4失点で敗戦投手となった。オフに背番号を13に変更した。

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2020年は開幕から先発ローテーション入りする。開幕4戦目の6月23日の広島東洋カープ戦に先発して7回途中2失点で白星を挙げ、高卒2年目での先発ローテーション入りは球団では1987年の桑田真澄以来33年ぶり、その初戦で白星は球団史上4人目の快挙となった。そのまま8月までに7勝と快調に白星を積み重ね、森下暢仁（広島）と新人王争いを繰り広げたが、9月以降は援護の少なさもあって勝ち星が伸びず、2桁勝利には届かず、規定投球回数にも届かなかった。とはいえ菅野智之に次ぐ9勝6敗、防御率2.76の好成績を挙げ、リーグ優勝に貢献した。日本シリーズでは第2先発という形でリリーフ待機することになったが、チームが一瞬しかリードを奪えずに4連敗に終わったため登板機会はビハインドばかりで、半ば敗戦処理のような起用になった。とはいえ3試合に登板して5回2/3を投げ2失点で、敢闘選手賞を受賞した。オフに背番号を20に変更。高卒3年目で背番号3つ目となる。

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2021年は前半戦で8勝を挙げ、オールスターゲームに選出された。後半戦は1勝しか挙げられず、9勝に留まった。またリーグワーストの19被本塁打、75失点を喫した。

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2022年は25試合に登板し、12勝8敗、リーグ最多の154奪三振、防御率2.62を記録し、最多奪三振のタイトルを獲得した。

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2023年からは投手キャプテンを務める。シーズン前に第5回WBCに日本代表として出場し、決勝のアメリカ合衆国戦では2番手で登板し2回無失点と好投し、日本の世界一に貢献した。シーズンでは24試合に先発登板し、12勝5敗を記録した。

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2024年は開幕投手を務め、6回無失点で勝利投手となった。5月24日の阪神戦でノーヒットノーランを達成した。26試合の先発登板で12勝8敗、156奪三振で2年ぶりに最多奪三振のタイトルを獲得し、リーグ優勝に貢献した。10月9日には第3回WBSCプレミア12の日本代表に選出された。

プレースタイル・人物

ストレートは最速154km/hをマークするスリークォーター右腕。変化球はカットボール、スライダー、スプリットを投げる。変化球は全て独学で身につけたとか。

趣味は釣り。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
巨人	セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#159	18778

成績

• （2024年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年 度	球 団	登 板	先 発	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ | ブ	ホ | ル ド	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	暴 投	失 点	自 責 点	防 御 率
2019年	巨人	2	1	0	0	1	0	0	0	1.000	8.2	6	1	3	1	11	0	2	2	2.08
2020年		19	18	0	0	9	6	0	0	.600	107.2	87	12	42	6	106	1	33	33	2.76
2021年		26	26	1	0	9	8	0	0	.529	151.2	130	19	58	6	138	3	75	72	4.27
2022年		25	25	3	1	12	8	0	0	.600	171.2	146	11	51	8	154	3	52	50	2.62
2023年		24	24	4	2	12	5	0	0	.706	170.0	141	14	39	3	141	2	49	45	2.38
2024年		26	26	4	3	12	8	0	0	.600	180.0	129	12	44	7	156	3	39	39	1.95
NPB：6年		122	120	12	6	55	35	0	0	.611	789.2	639	69	237	31	706	12	250	241	2.75

国際大会での投手成績

年度	代表	大会	登板	先発	勝利	敗戦	セーブ	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率
2023年	日本	WBC	2	0	0	0	0	5.0	2	1	3	0	9	0	1	1	1.80
2024年		ﾌﾟﾚﾐｱ12	2	2	0	1	0	9.0	12	2	2	0	13	0	6	6	6.00

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多奪三振	2回	2022年、2024年
表彰
日本シリーズ敢闘選手賞	1回	2020年
その他
オールスターゲーム出場	4回	2021年-2024年
ノーヒットノーラン	1回	2024年5月24日

関連動画

募集中

関連項目

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• NPB（日本プロ野球）
• 読売ジャイアンツ