新城テツとは、おじさんであり、TVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード」の登場人物である。
担当声優は「稲田徹(日本版) / William Scott(英語版)」で、日本版は奇しくもテツ繋がりである。ユニバァァァス!!
ソウルのユニットを従え戦う戦術から「将軍(ジェネラル)」の異名を持つ。デカイ。とにかくデカイ(主に身長が)。
アニメでは、初期は敵の立場にあり、無機質な応答がやや多かったが、徐々にその内面や経歴が明らかとなる。
簡単にまとめれば、幼馴染の雀ヶ森レンがPSYクオリアによって何かが憑いてしまったようになるわけだが、そんな彼を最後まで見捨てずに付き従っていたのである。テツさんマジ優しい。
なおレン共々櫂トシキとも旧友である。
漫画版とアニメ版は少し違うことに注意。漫画版はぶっちゃけ黒幕的ポジション。キョウに誘われアイチをフルボッコとか、テツさんマジ残酷。
アニメ第1期ではレンの事をレン様と呼んで(表面的には)目上として接しているが、2期以降は憑き物が落ちたためか、普通にレンと呼んでいる。
過去の回想などでは負けている描写もあるが、アニメ放送内での公式戦においては無敗※1、その勝ち方も圧倒的。テツさんマジ半端ないです。2期のチームNAL4では櫂がチームに加わったため代わりに一線を退き、テツ監督オブザーバー的ポジションとなる。オブザーバーというとカッコいいけど、監督のような意味なのでテツ監(ry
言葉数は少ないが、各登場人物に色々配慮したり、人物間の調整をしたり、場に合った発言の出来る常識人的ポジション。わかる人にはその配慮は解るようで、以下の78話の例が非常にわかりやすい。
シンガポールステージで完膚なきまでに敗北し、方向性が見えなくなったであろう先導アイチたちに道を示すべく、テツさんがカードキャピタルにやってきて、身を持って色々示したのだが、当の3名はその事がいまいちわからなかった。しかし、先導エミだけは生来の勘の良さから、テツの真意に気がついてフォローを入れたのである。
先導エミ
「ひどいこと言っちゃダメ! (テツさんは)良い人よ! 優しい人なんだから!!
私には解る。大事なことを教えに来てくれたんですよね?
ありがとう、おじさん!!」
(テツ、カードキャピタルを一人去りながら)
テツ「おじさんか・・・」
エミちゃん! アンタが一番酷い事言ってるがな!!
そしてこの発言により、ただでさえちらほら見受けられた「テツおじさん」がある意味浸透してしまった。稲田さんによるテツさんの心面を上手く表した「おじさんか・・・」発言には生&公式放送に於いても色々と同情コメントが寄せられた。
(なお、カムイがテツさんと敵対時におっさんと言ってそうであるがそれは気のせいである ※2)
ちなみに、ブースター第12弾「黒輪縛鎖」発売前のニコ生で中の人が呼ばれた際、お気に入りの台詞として「おじさんか・・・」を挙げていた。
※1 良く似た仮面の男(後述)がVFサーキットでカムイに負けたような気がするが、彼が新城テツだという根拠はない。
※2 カムイは「新城テツ」もしくは「アイツ」と呼んでいる。観直してみて間違ってたら訂正よろすく。
あ、でもね、EDの若い頃の絵を見ると、なんともやんちゃっ子と言う雰囲気があって、テツさんかわいいです。(^ω^)ペロペロという感じがしないのがまたテツさんらしい。
リンクジョーカー編では、フーファイター傘下の学校法人である福原高校を昨年卒業し、用務員コーチに就任している。
繰り返す。テツさんは昨年高校を卒業したのである。つまり・・・
・・・等はさておき、アニメのテツさんのイイ男ぶりは更にマシマシで、物分かり良く、段取り良く、全ての人の顔を立て、全てを丸く収めるなど、高校を卒業したばかりの男性とは思えない貫禄と大人っぽさを持つイイ男である。お前らも見習え。
しかしそんな彼の日常もリンクジョーカーの侵略を機に崩壊を迎える。
立凪タクト(乗っ取られ済)の魔の手にかかってリバースしてしまった櫂の最初の相手となり、無敗の男テツさんも闇落ち補正まで得た櫂には為すすべなく敗れ、共にリバースしてしまうこととなった。
なおその際、櫂と色々言葉を交わしながらもファイト中盤まで闇落ちに全然気付かなかった。普段の櫂をよく知っているであろう彼だからこその悲劇である。
リバースしたおじさんは、レンを「我らの王」として担ぎ出そうと、福原高校の屋上で待っていた。その姿はまさにラスボス。
そして、リバースにカコつけて語ったテツさんの(ある意味)本音は、以下のように要約される。
細かい仕事や、組織の管理は、全て俺がやる。
だから、組織のリーダーであり、象徴でもあるお前は、(俺達の)王としてどっしり構えていて欲しい。
人には、向き不向きがあるのは重々承知している。
しかし、お前には王(リーダー)としての自覚も無いし、立ち振舞もない。いい加減にしろ。
「どう見ても愚痴」「中間管理職」というコメントが多かったのは、ある意味当然だったのだが、ここに来て、テツさんが自ら率先して、福原高校に於いて用務員のおじさんコーチなど指導者の立場を駆って出ていた事が明らかになった。
というか、上のリバースしたテツさんの愚痴は、リバース前からも、(2期とかも含めて)表現方法こそ違えども、テツさんが何度もレンさんに言っている事なので、編集者も簡単にまとめられたのである。
続編「カードファイト!! ヴァンガードG」においてはさらに仕事が増えることになる。
G1期での騒動が終結した後、伊吹コウジの指名でレンはヴァンガード普及協会ユナイテッド・サンクチュアリ支部の支部長に就任。しかしレン自身は仕事をほとんどせず、実質的な業務は全てテツさんが担当している。役職は支部長代理。実質的な支部長と化している。いいのかダークイレギュラーズ使い。
とはいえ、先述のテツさんの本音があるため、ある意味本望なポジションに就いたと言える。登場自体はG2期「ギアースクライシス編」であり、作中全支部で開催されている「Gクエスト」の運営をしている。
G3期「ストライドゲート編」でもレンの代理として支部長会議に出席した。が、支部長会議の舞台であるドラゴンエンパイア支部をカンパニーのユニット召喚により壊滅させられ、自身や支部長たちも負傷することに・・・。
ちなみに、G以前の劇場版「ネオンメサイア」にも少しだけ登場した。
2ndシーズンのEDでも若い頃のテツさんが出ていたが、第29話「裏切りの将軍」に於いてはその姿をふんだんに見れる。
レンと1歳しか違わないのだが、不良(というかトッポいお兄さんたち)のボスとして君臨していたが、レンの以下の様なあまりにもしつこい勧誘活動の前にカードファイトに目覚める。
・天丼の容器にカードを入れる(これが本当のヴァンガー丼、なんじゃこりゃあ)
・下駄箱にカードを忍ばせる
・トイレで待ち構える
・テツの仲間にカードゲームをやらす(外堀を埋める・将を射んと欲すればまず馬を射よ)
そんなレンをテツさんは、「Foo Fighter(※1)」と呼んだ。これがチームの由来でもある。チーム名は、テツさんがレンさんのことを評した言葉が、そのままチーム名になったのだ。
尚、回想において登場した何トシキさんも含め、若干、若い感じの声のトーンで、テツさんの立ち振舞は、まさに石田ナオキそのものなのだが、ナオキと違い、「カッタるい事や、面倒な事はゴメンだ」という、昔ながらの不良像だった影響で、お前らのコメントは若いおじさんが多かったりした。たしかに、見た目はイケてるが、おっさん臭い。
※1
第二次世界大戦中の連合国軍のパイロット(または水兵や地上兵)たちが、ヨーロッパや太平洋の上空で目撃した未確認飛行物体や空中の奇怪な光球などを指した用語。そこから転じて、掴みどころのない奴、奇妙なやつなどのスラングにもなっている。
新城テツと言えば単一クランのダークイレギュラーズというぐらいである。ブレてなーい。
テツさんの外見的なイメージを反映した感じのする攻撃的なデッキだが、手札のカード使用を抑えながら相手の受けを捌き、試合展開に合わせてソウルを貯めて攻撃力を上げていくというデッキ。イレギュラーズ側の仕掛けが分かり易いというのも欠点である。
一見、剛直で力強そうな感じだが、試合展開を俯瞰できる見地と、柔軟な対応力を問われるデッキであり、ソウルチャージというわかりやすい仕掛けを見せる事でそれを巡る攻防にバトルを先鋭化させるというデッキであり、そういう意味ではアニメのテツさんを体現してるとも言える。
※最終的には圧倒的な攻撃力で蹂躙するあたりも、また彼らしいといえる。
あと、テツさんは硬派なのか、ユニットにあまり女性型がいない。もっとおっぱい成分をですね・・・サキュバスは露出が少な(ry
78話においてキャピタルに来店した際に開かれた、テツさんを囲むOFF会、通称「テツの部屋」に於ける質疑応答のこと。
テツさんは具体的な質問にはちゃんと答えてくれるナイスガイです。
相談者「バミューダデッキで悩んでいるんです。リヴィエールとパシフィカ、どっちをメインにしたら良いですか?」
テツ「リヴィエールは手札が揃ったら強いが、パシフィカは安定して効果を発揮する」
相談者「リヴィエールは綺麗だし、パシフィカはかわいいんだよね・・・(チラッチラッ」
テツ「綺麗と、かわいい、か・・・」
・・・。
以上のような質問はテツさんは少し困るようですので控えましょう。
2期においては、ジョーカーXという謎の人物が登場した。奇しくも、中の人は同じである。
レン様曰く、テツさんがトイレに行ったのと入れ替わりで彼が登場したというが・・・その正体は永遠に謎である。
敵キャラなのにやたらと勝率が良い。リバース時のレンとの戦いは、その風貌から「ラスボス」というコメントが多かった。
対戦相手 | 勝敗数 | 話数 |
先導アイチ | 1勝0敗 | ○32話 |
美童キリヤ | 1勝0敗 | ○53話 |
葛木カムイ | 4勝0敗 |
○60話 ○78話 ○○85話 |
矢作キョウ | 1勝0敗 |
○95話 |
櫂トシキ | 0勝1敗 |
×129話 |
雀ヶ森レン | 0勝2敗 |
×132話 |
掲示板
35 ななしのよっしん
2013/10/15(火) 22:43:19 ID: mTnuBrIwRQ
そういえば1期ではレンの幼なじみって言ってたのに
3期では中学校で出会ったことになってるのな
36 1年前のに何レスしてんだ俺
2014/06/17(火) 23:29:42 ID: 2UGM7A0Nd4
>>35
逆に言えば、いつからの仲なら幼馴染と言えるのかという問いになるな。
小学校とか幼稚園以下からの仲じゃないと駄目だと言うのなら違うだろうし、逆に今現在においてそれ以前からの仲のヤツがいないなら、中学校からの仲でもそいつにとっては幼馴染とも言えるかもしれんし。
後者の意味としてなら、回想でのとりまきが出てきてない現在のテツにとって、今現在の友人の中で最も古くからの仲だとして幼馴染と表現したのかもしれん。
37 ななしのよっしん
2016/03/30(水) 23:00:11 ID: gle+cYf4EF
Gの頃のテッちゃんは、いい意味で「おじさん」が板についていてなにより
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/02(月) 18:00
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