森唯斗 単語

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森唯斗(もり ゆいと、1992年1月8日-)とは、徳島県海部海南町(現:陽町)出身のプロ野球選手投手)である。現在横浜DeNAベイスターズに所属。

概要

小学1年から野球を始め、地元の海部高等学校では3番エースを務めるが県大会3回戦が最高で甲子園出場はなかった。

卒業後に三菱自動車倉敷オーシャンズに進み、3年からプロ入りした田原誠次に替わって投手となる。4年2013年エースとしてチームを牽引。都市対抗進出は逃したが、伯和ビクトリーズの補強選手として都市対抗に出場した。

175cmドラフト前の新聞記事などでは173cm)と小柄ながら、マウンド度胸と投げっぷりの良さを評価され、2013年ドラフト会議福岡ソフトバンクホークス2位名され入団。背番号38

ソフトバンク時代

2014年(1年)はオープン戦で結果を残すもチーム投手層の厚さもあり開幕一軍は逃す。5月頭に一軍昇格、に接戦ビハインドの場面で中継ぎとして登板7月12日北海道日本ハムファイターズ戦で3番手として1イニングを抑え、直後にチームが逆転しプロ勝利を挙げた。好投を続け、後半戦からは7回担当のセットアッパーに昇格しフル回転。最終的に58試合に登板、4勝1敗20ホールド防御率2.33の好成績を挙げて優勝に貢献した。
日本シリーズでは3試合に登板し、新人としては史上初の2ホールドを挙げ、日本一に貢献した。


2015年は、前半戦はエディソン・バリオスの活躍もあって便利屋起用が多くが薄かったが、バリオスが姿を消した後半戦からは前年に続きセットアッパーとして起用される。一時は防御率が0点台に突入するなど、2年目のジンクスや昨年の疲労を感じさせない活躍を見せた。最終的に55試合で5勝2敗16ホールド防御率2.69の成績を挙げ、2年連続日本一に貢献した。


2016年も開幕からセットアッパーとして起用されたが、過去2年にべてやや安定感を欠き、徐々に便利屋としての起用が多くなった。最終的には56試合で4勝3敗1セーブ14ホールド防御率2.98だった。


2017年チームが接戦続きだったこともあり、プロ入り後最多の64試合に登板リバン・モイネロ岩嵜翔デニス・サファテと共にフル回転してリリーフを支えた。2勝3敗と初めて負け越し、防御率プロ入り後最低の3.92に終わったが、リーグ2位タイの33ホールドを挙げた。


2018年岩嵜翔とサファテがって開幕直後に戦線離脱したため、4月半ばから代役としてクローザーを務める。前半戦は防御率4点台と不安定だったが、後半戦は防御率1点台と安定し、9月18日から9月25日にかけては7連投での7試合連続セーブというプロ野球記録立。最終的に自己最多の66試合に登板、37セーブを挙げて最多セーブ投手タイトルを獲得した。ルーキーイヤーから5年連続50試合登板史上5人
日本シリーズでは敗れた第2戦以外の5試合に登板失点に抑えて3セーブを挙げ、優秀選手賞を受賞した。


2019年も引き続きクローザーを務める。前年に続いて前半戦はやや調子が悪かったが、6月半ばに右広背筋・大円筋の部分損傷で1ヶ戦線離脱したのがいい休養になったのか、7月下旬に一軍復帰してからは復調。最終的には6年連続50試合登板クリアし、リーグ2位の35セーブを挙げ、防御率過去最高の2.21をマークした。


2020年クローザーに君臨。この年はあまり大きな調子の波はなく、どっしりと守護に座った。新型コロナウイルスによる短縮シーズンにもかかわらず7年連続50試合登板クリアし、史上6人となる通算100セーブ100ホールドを達成(両方同年に達成したのは初)。最多セーブ投手タイトルは1セーブ差で逃したが、チーム最多タイの52試合に登板防御率2.28、32セーブを挙げた。


2021年も開幕から抑えを務めたが、左肘痛を訴え、4月末に戦線離脱。左肘関節化膿性滑液包炎と診断され手術となり、プロ入り後初の長期離脱となった。4ヶの離脱を経て9月に復帰し抑えに戻ったが、復帰後は安定感を欠き、離脱前は1点台だった防御率は最終的に4.03まで悪化。30試合で1勝3敗15セーブプロ入り後最低数字に終わり、連続50試合登板も7年でストップチームのBクラス低迷の一因となった。


2022年は右前腕部のりので調整が遅れ、開幕を一軍で迎えたが結果を出せず4月17日二軍調整となった。千賀滉大が移籍することに備えて先発としても調整し、9月16日東北楽天ゴールデンイーグルス戦では急遽の変更もあったとはいえ、初めて先発として登板した。29試合の登板で2勝4敗6セーブ3ホールドだった。


2023年先発に転向したが、故障に悩まされ6試合の先発登板で2勝3敗に留まった。10月16日に来シーズンの構想から外されていることが報じられた。

DeNA時代

2023年11月17日横浜DeNAベイスターズに入団した。背番号38

プレースタイル・人物

最速154km/hのストレートと、スライダーカーブカットボールフォークなどを投げる。躍動感溢れる投球フォームからの投げっぷりの良さが最大の魅。投げるたびに「ヨシッ」と叫ぶ様が中継でもよくマイクに拾われる。

父親は漁師で、幼い頃からその手伝いをしていたらしく、そのもあってか趣味釣り契約に新しいを贈り、そのは「斗丸」と名付けられたそうな。

デニス・サファテ異様に仲が良く、サファテがエイプリルフールに「一ヵアメリカに帰る」とをついたら泣きだしたほど。ロッカーにはサファテのイラストが飾られており、オフには帰中のサファテに自撮り写真(裸)を送る、サファテの200セーブ達成時には手書き手紙を送るなどのサファテはすさまじく、サファテの方も熱いハグキスで応えるなど、その相思相愛ぶりは公式CMでもネタにされている。あのさぁ…同学年の今宮健太とも仲良し

2014年5月11日西武戦でのプロ登板では、ウグイス嬢から福と間違われるアクシデントがあった。

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2014年 ソフトバンク 58 0 0 0 4 1 0 20 .800 65.2 15 54 17 17 2.33
2015年 55 0 0 0 5 2 0 16 .714 60.1 10 66 18 18 2.69
2016年 56 0 0 0 4 3 1 14 .571 60.1 15 51 20 20 2.98
2017年 64 0 0 0 2 3 1 33 .400 64.1 12 60 29 28 3.92
2018年 66 0 0 0 2 4 37 6 .333 61.1 19 61 20 19 2.79
2019年 54 0 0 0 2 3 35 7 .400 53.0 13 59 13 13 2.21
2020年 52 0 0 0 1 1 32 6 .500 51.1 13 40 14 13 2.28
2021年 30 0 0 0 1 3 15 0 .250 29.0 10 26 13 13 4.03
2022年 29 2 0 0 2 4 6 3 .333 34.1 12 27 13 10 2.62
2023年 6 0 0 0 2 3 0 0 .400 29.1 9 27 15 15 4.60
NPB:10年 470 0 0 0 25 27 127 105 .481 509.0 128 471 172 166 2.94

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多セーブ投手 1回 2018年
日本シリーズ優秀選手賞 1回 2018年
その他
オールスターゲーム出場 2回 2015年2016年

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