貫禄の無音とは (カンロクノムオンとは) [単語記事]

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概要

貫禄の無音とは、基本的には「ファイアーエムブレム」シリーズでレベルが上昇してもステータスが一切成長しない状態のこと。

ファイアーエムブレムではキャラクターのレベルが上がると能力もランダムに上がり、そのとき効果音が鳴るが、
このとき運が悪いと何も能力が上がらないことがある。当然、上昇効果音もならない(無音)。
特に、全体的に成長率が低いユニット(通称イラナイツなど)において発生しやすい、悲しき現象である。
高齢者など、貫禄のあるキャラクターが発生しやすい。若くて顔のいいユニットは比較的発生しづらい傾向にある。

･･･とまぁ普通にプレイしていると、苦労して経験値を振ったのに何も起こらなかった、意味がなかった、とただのイライラ要素である。だが、やりこみプレイなどで味方ユニットをカンストまで育てきった場合も当然ながら成長しない。蒼炎の軌跡までは無音は「稀によくある」現象だったが、暁の女神ではレベルアップ時にまだあがる能力があると必ずひとつは能力が上がる仕様のため、全能力値が限界成長した状態でもない限り発生しない。まさに貫禄の無音である。

ファイアーエムブレム覚醒以降の作品では「少し上昇した」「すごく上昇した」「ほとんど上昇しなかった」の三パターンで台詞がある。ほとんど上昇しなかった場合は愚痴ったり文句を言ったりする。

（本来の意味での）貫禄の無音

ファイアーエムブレム外伝（一部キャラクターに限る）・ファイアーエムブレム覚醒・ファイアーエムブレムif等では、特定のアイテムを用いることでレベル上げが無制限となる。つまるところ、やり込むとステータスカンストもザラである。もちろんファイアーエムブレム覚醒以降ではこちらにも『ここまで成長すると上がらんな』といった専用台詞が存在する。

また、一部シリーズ作品では（不正な手段を使わずに）乱数調整が容易にできる上、バーチャルコンソールなどに搭載されている一時保存機能を使えば、どのようなキャラクターであっても狙ってほぼ全てのステータスをカンストさせることが可能。こちらもこちらでその乱数を引き当てるまでの道のりは容易ではなく、本来の意味での貫禄の無音となる。