…見えもしない可能性を追ってどうする
人のまま死ね それが救いだ
V.Ⅲ オキーフ(ヴェスパー・スリー )とは、ゲーム『アーマード・コアVI ファイアーズ・オブ・ルビコン』に登場するキャラクターである。
オキーフは厳密には旧世代の強化人間であり
アイランド・フォーの動乱における諜報活動を担った
エージェントの一人だったその跡アーキバス情報部門に招聘された彼は
脳内コーラルの焼き付けを中和するという
第9世代手術の提供を条件に承諾したという
新資源コーラルを求めて惑星ルビコン3に進駐している企業「アーキバス・コーポレーション」直属の強化人間部隊(アーマード・コア部隊)「ヴェスパー部隊」に所属する男性。
オールマインドアリーナのランクは29名中12位(Bランク)。
アーキバスの特殊諜報局の一員でもあり、作中で「長官」と呼ばれる場面があるが、これがヴェスパー部隊、諜報局のどちらにおけるものかは定かではない。
ACシリーズの伝統として、キャラクターグラフィックなど、一切の個人設定は不明。
常に気だるい口調で話す男性で、厭世的な立ち振る舞いを見せる。しかし内には断固した意思を持っている様で、エアからは「厭世的に見えて「今」を必要としている」と評される。
かつて第2世代強化手術を受け、何らかの組織で諜報活動に従事していたようだが、代替技術を用いた新世代型手術の受け直しを条件にアーキバスに移籍するなどその前歴には謎が多い。
諜報員としての立ち位置もあってか他人とのつながりはかなり希薄だが、V.Ⅷ ペイターは「常に私の成長を見守ってくださった」と彼を上官として尊敬する面を見せているほか、ヴェスパー部隊の面々を描いたと思われる「STVの画稿(4)」では戦場画家・STVは彼と思しき「いい人」にフィーカ[1]を振舞われたと書き残しており、彼自身人当たりは悪くはない。
上述した厭世的な目線はルビコン3の過酷な環境や企業紛争の続く社会に向けているものであり、むしろ人間に対しては強く信頼を寄せる面が見られる。
アーキバス系列のパーツを中心に様々な企業のパーツで構成される空中戦仕様のAC。機体名の「バレンフラワー」は「徒花」のこと。エンブレムは一見「ひまわりの花弁」に見えるが中心部分が眼球となった不気味なもので、実の付きようがない徒花そのものである。
バレンフラワーの最大の特徴は、一定した軸を持たない異形ともいえるアセンブリにある。外装はシュナイダー製軽量コア「NACHTREIHER/40E」、アーキバス製支援AC向け4脚パーツ「VP-424」、アーキバス先進開発局(AADD)製重量腕部パーツ「VE-46A」を採用した結果、細身で前のめりなコアからゴリラのごとき剛腕と4本の脚が伸びる異様なスタイルとなっている。企業所属ながらオールマインド製頭部パーツを採用しているのもポイント。
武装はVCPL製のプラズマライフルと垂直プラズマミサイルを軸としているが、NACHTREIHERコアはEN出力補正が劣悪なので重量級ジェネレータをもってしてもこの時点でEN負荷が限界値ギリギリに到達するため、残りはEN負荷が初期武装と大差のないファーロン・ダイナミクス製コンテナミサイルとBAWS製バーストライフル、FCSに至っては初期装備の旧世代型パーツとかなり無理のある選択になっている。バージョン1.03.1以降はコアの出力補正が改善されて余裕が出てきている。
FCSは言うまでもなく、腕部パーツも射撃武器適正は低い部類のため、戦闘スピードの速い対AC戦においては射撃武器の照準は困難を極める。そのため当たり判定の広いプラズマ兵装とロックオン不要で発射できるコンテナミサイルによる面制圧で削り切るのが主な戦術となる。コアのブースタ効率補正と4脚パーツのホバリングにより空中での運動性能は良好なため、高低差のあるステージでは十分脅威になりうる。
序盤から名前が登場する傭兵ランク1位であるV.Ⅰ フロイトやブリーフィングで出番が豊富なV.Ⅱ スネイル。壁越えであるジャガーノート戦前に合流した後に共闘して以降親しくなるV.Ⅳ ラスティと間に挟まるナンバーのヴェスパーの面々が存在感を見せる中、アリーナ戦以外で特にレイヴンと接点も言及される事なくストーリーは進むが……
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この節は、『ACⅥ』本編エンディングを 鑑賞後に閲覧することを推奨します。 |
出番なし
「レイヴンの火」「ルビコンの解放者」のいずれのルートにも登場しない。2周目以降も同様。同じ目立たない枠のG2 ナイルは出てくるのにどうして
ヴェスパー部隊は壊滅、ルビコン3も焼き払われるかルビコン解放戦線の一斉蜂起が不可避な状況下ではアーキバスが大損害を被ることになるため、うまく生き延びたとしても彼のアーキバス内での立ち位置は良いものではないだろう。
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この節は、『ACⅥ』本編エンディングを 全て鑑賞後に閲覧することを推奨します。 |
計画の実現に向け 排除してほしい人間がいます
目標はアーキバスの特殊諜報局員 ヴェスパー第3隊長 オキーフ
第2世代強化人間でもあるオキーフは 企業内部に潜伏する我々の賛同者でしたが
どうやら彼は… 土壇場で翻意し 鞍替えするつもりのようです
3周目のチャプター4に解放されるミッション「ヴェスパー3排除」にていよいよ登場し、その出自が明らかになる。
その正体はオールマインドのエージェントであり、「コーラルリリース」計画の実行要員。脳内に直接コーラルを注入する第2世代強化手術を受けていたことから抜擢されたようだが、オキーフ自身はアーキバスに移籍し代替コーラル技術を用いた強化人間手術を受けた(=コーラルリリースの実行が不可能になる)ため、オールマインドに対してはかねてから不信感を抱いていた模様。
お前は… なるほど いよいよ贅沢な人選だ
オールマインドの使いなのだろう
うんざりするが…まだ死ぬつもりはない
その反意はすでにオールマインドの知るところで、たびたび刺客を送り込まれてきたことからも、現れたC4-621をすぐさまオールマインドの刺客と見抜き戦闘態勢に移る。
戦場となるウォッチポイント・アルファの深度3は広大で高低差が激しく足場も少ないため、空中戦の特異なバレンフラワーにとっては最適。距離を取ってホバリングし続け、プラズマとミサイルによる弾幕を浴びせてくる。距離を取る都合プラズマライフルのチャージ攻撃も当たりにくくなるのはご愛嬌
距離を詰められない場合は一気に最下層まで下りて地上戦に誘い込むのも一つの作戦。EN周りの性能の劣悪さも相まってQBを使うことは少ないためミサイル系の武装がよく刺さる。
味気ないレーションを食い 泥水のようなフィーカをすする
うんざりするが…それこそ人間だ
オールマインドの計画に加担する事を良しとしない為か説得する様に語るオキーフであったが届く事はなく、死闘の果てに……
V.Ⅳ ラスティとのつながりを示唆して力尽きるオキーフ。その死は事故として処理され、物語は『賽は投げられた』ルートに進むことになる。
!? 貴様は…
独立傭兵… レイヴンだな!?
貴様はヴェスパー第3隊長
オキーフ長官を殺害した…!
許せん…
あの方は常に私の成長を
見守ってくださった…!
掲示板
14 ななしのよっしん
2024/05/20(月) 01:00:19 ID: mCG2aHfX7c
出番こそ少ないけど裏でやってたであろうことを考えると主人公になっててもおかしくない人ではあった
15 ななしのよっしん
2024/05/24(金) 23:02:13 ID: leASH2lTJe
ラスティとの繋がりがどの程度の物なのか把握できないが、第二世代強化人間でスッラの次ぐらいには古い強化人間であると考えると、ルビコン出身者でもさほどおかしくはないか?
16 ななしのよっしん
2025/10/18(土) 06:35:46 ID: b+puir3kQP
出番は少ないけどキャラ設定とかやめておけ構文とかある程度のくたびれ具合とか声が合わさって好きなキャラになってる
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最終更新:2025/12/08(月) 10:00
最終更新:2025/12/08(月) 10:00
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