ヘファイスティオン(Fate)

ヘファイスティオン(Fate)とは、マケドニアの王イスカンダルの臣下の一人である。

概要

マケドニア王イスカンダルの臣下の一人。年が同じ幼馴染であり共に育った仲である。その後はマケドニア軍の幕僚となり、イスカンダルと共に各地を転戦し活躍。ダレイオス三世が斃され、アケネメス朝ペルシャが滅びた後はダレイオス三世の娘、ドリュペティスと結婚したものの、その直後病死した。

サーヴァントとなったイスカンダルの宝具『王の軍勢』で召喚されるメンバーの中に彼も含まれている。妹思いであり、召喚後妹を探しては、いないことに真っ先に気付いている。同僚のエウネメスとは不仲。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

CV：大地葉

魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)の事件においてドクター・ハートレスが召喚した謎のクラス、フェイカーのサーヴァント。右目が黒、左目が青の金銀妖眼(ヘテロクロミア)の女戦士。へファイスティオンを名乗ってはいるものの、史実のへファイスティオンは男性であり、エルメロイⅡ世も『王の軍勢』の中にそのような見た目の人物はいなかったと証言している。

その正体はへファイスティオンの双子の妹でありイスカンダルの母オリュンピアスにより影武者として育てられた人物。魔術的なデコイとしての役割を果たすため名を与えられておらず、名乗る必要があるときは兄であるへファイスティオンの名を借り使っている。

イスカンダル死後、「最強が国を継げ」という遺言により発生したディアドコイ戦争を起こしたイスカンダルの配下全員を恨んでおり、『王の軍勢』での召喚に応じない。

激しやすい性格でマスターの指示を無視し戦闘を行うこともしばしば。サーヴァントとしての格は紛れもなく低いはずだが、神代の魔術を行使できるため戦闘能力はかなり高い。また「強制」の魔眼を利用した攪乱を得意とする(ランクはノウブルカラーのため対策は容易)。ギリシャ神話の狂気を司る神ディオニュソスを信仰している。

ステータス

• クラス：フェイカー
  （ドクター・ハートレスが便宜的に命名、令呪もマスターも聖杯も偽物である偽物のクラス）
• 真名：なし
• 身長／体重：168cm・58kg
• 出典：史実
• 地域：欧州・マケドニア
• 属性：中立・中庸
• 性別：女性
• パラメータ

  筋力：B

  耐久：C

  敏捷：C

  魔力：B+

  幸運：D

  宝具：B++

• スキル

  単独行動:B

  マスターからの魔力供給を絶ってもしばらく自立できる能力。ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

  偽装工作:B

  ステータス及びクラスを偽装する能力。Bであれば、他のクラスやステータスを相手に見せる事も可能。

  彼もまたイスカンダルなのだから(偽):A

  影武者として、イスカンダルの宝具やスキルを模倣するスキル。模倣したスキルは一段階ランクが落ちるが、その能力を変容する事すら可能。

  ダレイオス三世の妻がイスカンダルとの謁見を許された際、間違って影武者である彼女に跪いてしまう。本来であれば処刑ものの失礼にあたるのだが、本物のイスカンダルは「彼もまたイスカンダルなのだから」と非礼を許したという。

  兄の方は(真)を所有している。

  高速神言:B

  神代の魔術師である彼女は、その一言で大魔術を発動させる。

  無銘の恩恵:EX

  名を持たざる彼女ゆえのスキル。剣だろうが魔術だろうが呪いだろうが、主と認めた相手のダメージを、自らに吸い寄せる事ができる。また、ダメージもそのままという訳ではなく、事前に対策を取っていれば大きく軽減する事が可能。

• 宝具

  魔天の車輪(ヘカティック・ホイール)
  ランク：C＋～A＋ / 種別：対軍宝具 / レンジ：2～100 / 最大捕捉：100人

  イスカンダルの宝具『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』と同一の物。しかし牽引するのはディオニュソスに由来する骨の竜。ランクや威力は落ちるものの、精密操作や非騎乗時の自律行動などが可能。魔力を込めれば強化でき、過剰供給すれば本物に迫る力を発揮できる。エルメロイⅡ世曰く「あいつじゃ逆立ちしてもできないタイプの器用さ」。

Fate/Grand Order

「復刻版：レディ･ライネスの事件簿 -Plus Episode-」の追加シナリオ「偽典の帰還」にて登場。
クラスがプリテンダーに変更されている。
魔眼蒐集列車の中で目覚めた主人公のそばで召喚されていたサーヴァント。特殊なクラスでの召喚故か「心臓のない男」のことを含む過去の召喚でのことを完全に覚えている。

ステータス

• クラス：プリテンダー
• 属性：中立・中庸　　副属性：地
• パラメータ

  筋力：B

  耐久：C

  敏捷：C

  魔力：A+

  幸運：D

  宝具：B++

ゲーム内性能

イベント「復刻版：レディ･ライネスの事件簿 -Plus Episode-」にて実装。
恒常星4プリテンダー。オベロン以来二騎目のプリテンダー。

スキル１の存在により本来不利なライダークラス相手に一時的に有利になれることで対応可能な敵が多い。
また高速神言により宝具を即叩き込める。チャージ100％を超えるレベル８まで育てておきたい。

イベントの追加シナリオを最後までクリアすると？？？表記のスキルが真の名前に変更される。

• キャラクター性能

  HP	（Lv1/Lv80/Lv100） 1786/11168/13541
  ATK	（Lv1/Lv80/Lv100） 1646/9879/11961
  COST	12
  コマンドカード	Quick/Arts/Arts/Buster/Buster
  所持属性	サーヴァント、地属性、中立属性、中庸属性、人型、女性 愛する者、ヒト科

• スキル

  保有スキル
  彼もまたｲｽｶﾝﾀﾞﾙなのだから(偽):A (CT8→6)	自身のArtsカード性能をアップ[Lv.](3T) ＆Busterカード性能をアップ[Lv.](3T) ＆〔キャスター〕クラスに対して相性有利になる状態を付与(3T)
  高速神言:B (CT9→7)	自身のNPをものすごく増やす[Lv.](60→120％)
  無銘の恩恵:EX (CT7→5)	自身にターゲット集中状態を付与(1T) ＆防御力を大アップ[Lv.](1T) ＆NP獲得量をアップ[Lv.](1T) ＋自身を除く味方全体から呪い状態を吸収する【デメリット】
  クラススキル
  単独行動:B(EX)	自身のクリティカル威力をアップ
  偽装工作:B	自身の被クリティカル発生耐性をアップ ＆スター発生率をアップ
  陣地作成:EX	自身のArtsカードの性能をアップ
  ？？？ 忘却無効:EX	自身の宝具威力をアップ
  アペンドスキル
  EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対ランサー特攻[Lv.]

• 宝具

  魔天の車輪(ヘカティック・ホイール)
  カード種別：Arts	ランク：C+～A+
  自身の宝具威力をアップ(1T)＜OCで効果アップ＞ ＋敵単体に超強力な攻撃[Lv.] ＆Arts攻撃耐性をダウン(3T) ＆Buster攻撃耐性をダウン(3T)

　

真名析出

　

真名：へファイスティオン・ムネ―モシュネー

イベント本編の方で敵となり主人公の記憶を消すことで救済しようとした自律観測型存在証明システム「ムネ―モシュネー」。彼女にもわずかなりともそれを否定する心が存在したが、多数決の結果主人公の記憶を消す意思が主導権を握り、反対する意思そのものを分離し追放した。そのわずかな意思は消された主人公の記憶に意思を与え、その身を犠牲に飛ばされた地である魔眼蒐集列車に縁がある英霊「フェイカー」の召喚に成功した。その霊基にムネ―モシュネーの属性が混じった結果、「世界線・時系列を無視して記憶を保持する」という特性を受け継いでいる。

二重に真名を偽造しイスカンダルを名乗ることで「王の軍勢」を使用できる。なおヘファイスティオンの名で集まる兵卒とイスカンダルのみが現れ、維持時間も少なく、霊核にダメージを受け続ける奥の手である。

真のステータス

• スキル

  陣地作成:EX

  ムネーモシュネーとしてのスキル。 自律観測型存在証明システムとしての彼女は、ある意味、ひとつの工房のようなものである。ムネーモシュネーの混じった彼女は、こうした工房としての機能を自分の内側で働かせることができる。

  忘却無効:EX

  忘却補正と似て非なるスキル。記憶の神ムネーモシュネーの名をつけられたシステムにより、カルデア式召喚で喚ばれた場合に限定されるが、彼女は過去召喚された際の記憶をほぼ完全に持ち越すことができる。

関連動画

関連静画

関連項目

• TYPE-MOON関連の一覧
• サーヴァント(聖杯戦争)
• ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
• Fate/Grand Order
• イスカンダル（王）
• アレキサンダー（このころはまだ似てた）
• ロード・エルメロイⅡ世（王の臣下を名乗る気に入らないヤツ）