カシオペア(ポケモン) 単語

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カシオペア

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カシオペアとは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット (以下、ポケモンSV)』に登場するキャラクターである。

概要

カシオペア
基本情報
英語 Cassiopeia
地方 パルデア
性別 不明
年齢 不明
特徴 ハッカー
スター団と関わりを持つ
主人公スター団ボスたちを下すことを要する
世代 第九世代
ポケモントレーナーの記事のテンプレ

ある日入学したての主人公スマホハッキングして電話をかけてくるの人物。主人公に、アカデミー紀を乱すスター団を放っておけないとして、彼らをクズに変える『スターダスト作戦』を決行するため協力を呼びかけてくる。ネモペパーに対しても「決めるのは (主人公)自身 ……だったかな? ネモ ペパー」と強気な口調を覗かせるが、自身もスター団との因縁があるらしく、直接的な戦闘自体は主人公がすることになる。カシオペアはあくまで後方サポートとして情報提供、及び主人公ボスたちに勝利した際の報酬としてリーグペイ (LP) [1]制作できるわざマシンレシピ提供してくれる。また、その際にわざマシン材料となるポケモンのおとしものを、補給班であるボタンを通じて渡してくれる。最終標として、スター団の5人のボスの上にいるマジボスを倒すことを掲げている。

主人公ボタン以外の協力者がいないのか、唐突に現れた学生ネルケも訝しみつつも協力者として迎える。

主人公ボスを倒すごとにそのボスについて何かしら思うところがあるようなそぶりを通話の際に見せるが……。

正体

実はカシオペアこそがスター団マジボスいじめられっ子たちを組織し、スター団としてチームを組んだその人である。スター団との因縁もなにも、自分がそちら側なのだ。

なお、5人のボスを倒した最後の最後に明かされたが、カシオペア自身は隠し続ける気はなく、言い出すタイミングがなかっただけとのこと。スター団のみんなは仲間であり、自分のかけがえのない宝であったこと、現状のスター団はみんなを不幸にするだけであるため、あきらめがつくように掟に従い解散させたかったことを告げると、主人公スターダスト作戦最後の大仕上げとして、自分を倒しに、アカデミーのグラウンドに来るようにと言って通話を切るのであった。

カシオペア/マジボスの素顔

のグラウンドに向かうと、マジボスカシオペアが既に主人公を待ち構えていた。

そこにいたのは、イーブイのバッグがもっふもふなパーカー少女――すなわち、ボタンであった (ボタンとしての詳細はボタン(ポケモン)を参照のこと。)。そう、ボタンこそがカシオペアであり、またマジボスであったのである。思えば、ボタンも補給班として最初に登場した際、機械ハッキングが得意と語っていた。カシオペア主人公スマホハッキングして通話をかけてきたわけであり、かつ主人公バトルしているシーンカシオペア電話する前のタイミングネームドキャラで知っているのはクラベルネモペパーボタン程度。クラベルネルケであり、ネモスター団を危ないとして避けているうえ、ペパースパイス集めを優先しておりスター団興味を持っていない。となるとボタン以外に主人公スター団を解散させようと電話をかける動機がある存在がいないのである。

彼女は自分を倒せばスターダスト作戦が成功することを告げると、ネルケに自身と主人公バトルを撮することを要請し、スター団マジボスとして、そしてカシオペア――ではなくボタンとして、主人公に本気のバトルを仕掛けてくる[2]

々のように テラスタル
なりたい自分に 変身しろ!


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より

夜のグラウンド

とはいえ、ここまで『スターダストストリート』をプレイしてきたユーザーであれば、ビワ戦やクラベル戦のほうがはるかハードであったと思われる。全ポケモンつぶらひとみでんこうせっかで2を埋めているためレベルの割にそこまで苦戦することはないだろう。言ってしまえばイベントバトルに近いので、彼女のためにも遠慮なく勝利しよう。

使用するパーティ悪の組織リーダーとしては初となる、イーブイ進化形 (ブイズ) だけで構成されたブイズ統一パ。そしてこのボタン戦のBGMは、そんなかわいらしいブイズと、それを使う内気な彼女イメージと裏に、曲の全体にガバキックが効いたハードコアテクノガバ (Gabba) はオランダ語友人仲間を意味する言葉であり、彼女友達であり宝と言い切るスター団を率いたマジボスであることを示すにふさわしい曲であろう。

彼女を倒すと、ネルケスターダスト作戦を決行した理由をきかれ、マジボスであっても「スター団やめろ」と命は出来ないため、掟に従いスター団以外のトレーナーと戦わせるしかなかったことを語る。そのために、筋の良いトレーナーである主人公をつけ、大な報酬で主人公スターダスト作戦にかかわるインセンティブを提示したわけである。そして、スター団は自分にとって宝物だと改めて宣言した。

それを聞いたネルケ彼女の前で変装をとき、アカデミー校長クラベルとしての姿を表す (このとき、直前までカシオペアと呼び捨てにしていたが、クラベルとしての正体を示してからは「ボタンさん」と呼んでいる) 。装にツッコミを入れつつたじろいでいるボタンの前で、クラベルはとあるゲストたちを紹介する。

そこにいたのはチーム・セギンボスピーニャチーム・シェダルボスメロコチームシーボスシュウメイチーム・ルクバーボスオルティガチームカーボスビワ――そう、マジボス学校に戻ってくるまでクラベル退学勧告を無視してスター団を守り続けた、ボタンのかけがえのない仲間たちであった。

じゃあ せーので……
お疲れさまでスター!


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』より

彼らは仲間学校復帰を喜ぶと共に、クラベルからの校則違反による奉仕活動「スタートレーニングセンター (STC)」のスタッフとしての活動を受け入れ、そしてボタンにも一緒にやろうと呼びかけた。クラベルもまた、退学勧告及びスター団の解散要そのものは取り下げる。

その後、校長室に現れたボタン主人公にあげていたLPがハッキングによるものであることを告白したが、リーグペイを管轄するポケモンリーグ委員長オモダカとその後直接面会したらしく、ハッキングの件は不問とされ、かつLPシステムの改善のために卒業後もスタッフとして働くようにと要請されてしまった。処罰を受けるどころか内定をもらってしまったことにボタンは驚いたようである。もっともこの件でボタンオモダカ全に頭が上がらなくなってしまったが [3]主人公にも改めてお礼と「お疲れさまでスター」と告げると、今度は主人公を自分が助けると告げて去っていった。

第4ルート『ザ・ホームウェイ』

第4ルート『ザ・ホームウェイ』では、ペパークラベルに「機械の強い生徒」を紹介してもらったことでゼロゲートに現れる。参加的は主人公を助けることである。なお、ペパーネモには自身の事情 (=スター団マジボスであること) は濁しており、主人公に助けられたことだけを語っている (が、肩書は「スター団の ボタン」となっている) 。ペパーとは言い合いになったり、グイグイくるバトルジャンキーに辟易としていたりするが、最終的には友好関係を築き上げている。

テラスタルオーブエリアゼロの結晶体でできていることに気付く聡明さも見せるほか、ネモ職業を予め調べているなど情報集が得意な側面を発揮していた。また、意外にも主人公ペパーについていけるだけの体力があることが判明している (この点は元気いっぱいなのに意外にも体力がないネモとは対照的) 。

オーリムAI / フトゥーAIが旅立った際に、ペパーに「楽しく冒険しているよ」と慰めの言葉をかけるなど、やはり根はいい子のようだ。

ネタバレを踏まえた余談

使用ポケモン

学校最強大会

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *本作におけるポイントシステムで、わざマシン制作に使える他、1LP=1円相当のお金としてフレンドリィショップで使用可
  2. *なお、この際に自分自身スター団を解散させたくない気持ちもあることを表明している。
  3. *なお、オモダカが処分をここまで軽くしたことにはいくつかの要因が考えられうる。まずオモダカアカデミーと連携しているポケモンリーグ委員長であり、連携教育機関におけるいじめを見逃し、前教頭が隠蔽を図っていた事実から、そのいじ被害者自力救済を咎めるとポケモンリーグそのものの不信をパルデア全土から買われかねないこと。また、オモダカ自身アカデミー理事長という立場でもあり、クラベル同様生徒の罪を糾弾するのではなく教育者として正しい方向に導くことが仕事であること。そしてリーグの職員としては、より安全なシステムの構築が見込めることが挙げられよう。……アオキさんから憐を向けられながらエナドリ三昧でシステム改善に向かう三姿が予想できてしまう。
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