えせ科学とは、きちんと実証されていないにもかかわらず、いかにも科学的な根拠が存在するかのように見せかける理論である。
疑似科学や、ニセ科学ともいう。Wikipediaでは、疑似科学を参照。
テレビ・雑誌・インターネット等のメディアの一部の人間によって紹介され、広まってしまうことが多い。都市伝説的なものや民間療法にも紛れ込んでいたりするので侮れない。
また、一部は本当の科学との境界が曖昧である。えせ科学と見られていたものが、後に本当だと分かることも、極々まれにだが、ある。
焦げた食べ物に発がん性物質が含まれているのは事実。強い電磁波が周波数によっては脳に悪影響なのも事実。ダイオキシン類は猛毒な種類もあるのも紛れも無い事実。しかし、問題はその量であって、存在しているかどうかについてはほとんど意味をなさない。「○○が含まれている!」と不安を煽るメディアには要注意。
余談だが、「菌」についても似たようなことが言え、ばい菌がそこに存在しているかどうかは議論の対象ではなく、 「ばい菌が繁殖できる環境かどうか」に注目すべきである。というか病院の無菌室でも無い限り、無菌環境はありえません。
また、量の問題とは違うが、「厳重に管理された劇薬」と「誰もが飲めるように置いてあるお酒」ではどちらが人体に有害だろうか。そういう所も冷静になって考えてみよう。
ある事柄について、効果・影響が本当にあるかどうか実験することや検証すること自体はえせ科学ではない。
特に人体や環境問題についてはまだまだ分からないことが多いため、専門家の間でもいろんな意見が飛び交っている。ただ、どんな物でも食いすぎたり、化石燃料にしろ水にしろ無駄遣いしては良くないことくらいは素人でも直感で分かるでしょう。無駄遣いしていいのは才能だけです。
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最終更新:2024/05/19(日) 15:00
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