僧侶(ファイアーエムブレム) 単語

ソウリョ

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僧侶(ファイアーエムブレム)とは、重要な回復役である。
ここでは、ファイアーエムブレムにおける回復役及び聖職者について扱う。

概要

聖なる杖を用いて味方を回復するクラスであり、味方の立て直しには必要不可欠なクラスである。原則として自分から攻撃はできず、もっぱら回復役に終始することになる。打たれ弱さは魔道士以上だが、極めて高い魔防を持っており魔法には強い。女性の場合「シスター」と表記する場合もあり、僧侶と微妙に性能が違う場合もある。ユニットのクラスが僧侶であっても台詞の中ではシスターと呼ばれている場面もある。

一般に上級職は司祭で攻撃魔法が使えるようになるが、普通の魔法か専用の光魔法かは作品によって異なる。しかし、魔力は高くないことが多いため攻撃力にはあまり期待できない。また、この光魔法を専門に使用する修道士というクラスも存在する。

また、馬に乗って馬上から杖を使うトルバドールというクラスもあり、こちらは高い機動性で広範囲の回復をこなし、剣などを扱える場合もあるが、魔力や魔防は僧侶より低いことが多い。上級職はパラディンかヴァルキュリアで、作品により異なる。ヴァルキュリアの場合、やはり攻撃魔法が使えるようになる。

仲間を癒すという立ち位置からか、登場するユニットは女性が多い。もしくはきずぐすりである。

ファイアーエムブレムの序盤の伝統として『僧侶』『盗賊』『傭兵』の三角関係がよく現れる。聖職者とはいうもののFEの世界で宗教的な部分が表に出ることはあまりなく、魔法も一般に浸透しているため、どちらかと言うと白魔道士に近く、登場するキャラも変なのがいたり恋愛したり色々である。

強さの変遷

回復役であるため、どの作品においてもはずすことはできないが、使う杖の種類によって強さの変遷を見ることができるかもしれない。補助の杖が強い作品だと別の意味で主力となる。特に「スリープ」や「サイレス」の杖の使い勝手がよい作品だとボスであろうとも一方的にフルボッコすることが可能になる。

暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級
そうりょ(杖) しさい(魔法・杖)

経験値を稼ぐ手段が『敵の攻撃を耐える』のみだったため、育成には手間とリスクが伴った。
頑張って育ててクラスチェンジすれば、司祭の基本パラメーターまで底上げされるのでまずまず使えるようになるのだが、魔道士出身の司祭に後半は出番を譲ることが多い。

  • リフ:「たたかいはできませんが ちりょうのつえがつかえます」
  • レナ:HPが全く伸びないためレベルアップが苦しい。ただしハマーンの杖が使えるので出番はある。
  • マリア:やはりHPが上がらないので出番は限られる。
  • エリス:とてつもなく高い成長率を誇るが、たった2章でしか使えないので使いにくい。

外伝

下級 CC 上級
シスター(白魔法) 聖女(白魔法・黒魔法)

外伝では名称がシスターとなっており、いずれも女性。
アルム軍ではシルクティータ(最初から聖女)、セリカ軍ではジェニーが仲間になる。
この作品では杖が登場せず、自身のHPを削って魔法を使う必要がある仕様なので回復効果を持つアイテムや回復魔法が使えるユニットと組み合わせて使ったりと工夫する必要がある。
基本的にはリカバー(他のシリーズのライブに相当)やリブロー等の回復が役目だが、レベルを上げるにはリザイアによる攻撃も行う必要がある。
このリザイア、当てれば後のシリーズ同様体力を奪える魔法なのだが、基本命中率が50%なことに加えて威力も純粋な魔力依存で低いためお世辞にも強力とは言えない。
シスターの経験値は入りやすいがある程度の戦力差がなければ経験値を稼ぐのは難しいだろう。
その分クラスチェンジの恩恵は大きく、黒魔法エンジェル習得とステータス補正による戦闘力の上昇と隣接したユニットへのターン毎の自動回復能力が得られる。
後者の回復効果は毒の沼地のダメージを相殺できるので、回復効果のある装備品の無いユニットに沼地を渡らせたい場合は彼女らの助けが必要になるだろう。

ちなみに3人のシスター・聖女たちはいずれも習得する魔法が違い差別化が図られているので3人とも育てたいところ。
FE本編に登場する回復・転移等の魔法の他退魔や召喚の魔法なども登場するが、召喚はシスターによって違うのである。
また、ティータは上級職ながらハイペースで呪文を習得するので早めに育ててあげよう。

紋章の謎

下級 CC 上級
シスター(杖) 司祭(魔法・杖)

暗黒竜からリフがリストラされたため女性だけになり「シスター」というクラスになった。
前作・前々作と変化した経験値稼ぎ方法だが、今作でようやく『杖を使うことで経験値が入る』というシステムが確立し、以後の作品でもこのシステムが引き継がれることになった。
高価な杖ほど経験値が入るが、回数で十分補えるので闘技場で傷つくたびに回復するのが効率的にはいい。

第一部では3章でレナ、8章でマリア、18章でエリスが仲間になる。

  • レナ:最初に仲間になるシスター。ワープの杖を持って加入するため城内MAPの宝箱を盗賊から守るときなどに便利。武器の使用回数を回復できる重要アイテム「ハマーンの杖」は専用杖。ときどき兄マチスに殺される→バカ兄貴(ファイアーエムブレム)
  • マリア:捕らわれのヒロインというおいしいポジション。助けに来てくれたマルスに興味津々。しかし、兄と姉の戦いには心を痛めている。成長率はあまり良くないので、ユニットとしてはレナや魔道士からクラスチェンジした司祭が優先されてしまうかもしれない。
  • エリス:主人公マルスの姉。死者を蘇らせることのできる「オームの杖」を専用杖として持つ。成長率は非常に良いが、終章手前の参戦なのでユニットとして活躍は期待できない。

第二部では1章でマリーシア、4章でユミナ、終章で司祭のレナ・マリア・エリス・ニーナが加わる。
「サイレスの杖」「アゲインの杖」など、ややチート気味な補助効果を持つ杖はここから登場した。

  • マリーシア:最初の章から登場しアリティア軍の回復を一手に任されることになる。
    専用の杖として離れた場所の宝箱を開ける「シーフの杖」や武器耐久度を回復する「ハマーンの杖」がある。成長率が良く、対抗馬となるユニットも少ないので最後まで使う人も多い。ちなみに、ハマーンを使った、1ターンでLv20まで簡単に上げるバグ技があるが、ゲームバランスが崩壊するので注意。
  • ユミナ:亡国グルニアの王女。専用杖として遠くの味方を呼び寄せる「レスキューの杖」、死者を蘇らせる「オームの杖」が存在する。成長率はマリーシアに比べると見劣りするが、シスター自体貴重であり魔道士の弟ユベロと支援が付けられたり専用の杖が使えたりと魅力も多いので育てても損はない。ちなみに、男(本作ではマルス)のことを「けだもの!」と罵ったのは彼女が初めてだったりする。
  • 終章で仲間になる4名のシスターは完全にイベント要員のため育てることはできなくもないが非常にきつい。仲間にした時点で残っているのはラスボスのみになっている。

聖戦の系譜

下級 CC 上級
プリースト(杖B) ハイプリースト(杖A・炎C・風C・雷C)
ビショップ(杖A・炎B・雷B・風B) ※敵・中立専用
シャーマン(光A・杖B) セイジ(光B・杖B・炎B・雷B・風B スキル「連続」)

この作品から魔道士との区別のため上級職が分離された。杖の専門家が攻撃魔法まで使えるのはおかしいと考えられたのか、使用できる攻撃魔法は下級魔法のみになっている。
「バサークの杖」「サイレスの杖」「スリープの杖」などの敵の行動を妨げる補助的な杖がこの作品で出揃った。

今作では武器を資金が続く限りいくらでも修理して使用可能、闘技場で負けてもHP1で生存という仕様のため、『闘技場で負けたキャラを回復⇒再度闘技場へ行かせる⇒負けたキャラを(ry』とループが可能であり、僧侶を含む杖を使用するクラスのレベルアップが容易になった。また取得経験値自体も増えている。

しかし、広大なMAPに対応してか「紋章の謎」ではMAP全体に射程をとっていた遠距離回復魔法が、その射程を使用者を中心とした10マス以内に制限されたり、ワープで飛ばすことができるのは制圧した城のみ、などの制限がかけられている。
また、MAPが広くなってしまったため歩兵の僧侶が戦場に行き着くのにも時間がかかるようになっている。

この問題を解決する手段としてトルバドールという馬に乗りつつ杖を使うクラスが作られた。ただし、この作品でトルバドールはどちらかといえば騎士の側面が強く、剣を振り回して戦うこともできる。
上級職のパラディンになると槍まで使うことができるため、やはり僧侶には当てはまらないクラスである。そのためこの記事では記述しない。

プリーストは前半では第1章でエーディンが、第3章でクロードが仲間になる。

  • エーディン:主人公シグルドが戦争に赴くきっかけとして敵にさらわれた姫君。弓使いウル傍系。2代目「けだもの」担当。FEの伝統であるシスターと盗賊の演出も行なう。シスターとして特筆することはないが、多数の男性と同時に恋愛フラグを立てている恋愛マスター。でも、娘にはその才能は遺伝しなかったようである。
  • クロード:死んだ仲間を生き返らせる神器「聖杖バルキリー」を継承する大司祭ブラギ直系のユニット。
    ハイプリーストで登場するため、魔道書を持たせれば高い魔力で回復はおろか攻撃でも頼りになる。ただし、スキルを持たないのであくまで攻撃は補助と見たほうがいい。

後半では第6章でラナ、第9章でコープルが仲間になる。
代替キャラとしてはラナの代わりにマナ、コープルの代わりにシャルローが控えている。

  • ラナ:エーディンの娘であり弓使いウル傍系。ごく普通のプリースト。通称羊。父親によって多少性能は変わるが特に大きく使用方法が変わることはない。母親のように多数の男性から求婚されることはないが、いつの間にか主人公のセリスとくっついている。→ラナオウ
  • コープル:レベル1のプリーストとして登場。しかし、このゲームの仕様上レベルアップは難しくない。シルヴィアの息子であり大司祭ブラギ傍系だが、父親によって大きく性能が変わってくる。レヴィンが父親の場合はハイプリーストにクラスチェンジした瞬間に『風魔法フォルセティ』を使いこなすキャラになるし、クロードが父親の場合は『聖杖バルキリー』を引き継ぐ高魔力のプリーストとなる。後方支援するだけでも十分に仕事になるので無理にレベル上げする必要はないが、フォルセティを継承している場合は何としても参戦した章でクラスチェンジさせてあげたい。
  • マナ:ラナの代替キャラであり、セリスにあこがれる黒髪の娘。一般的なラナに対して成長率で見劣りし、スキルもないため戦力としては厳しいが、回復要員は無難にこなせる。ラナよりかわいく見えるためかファンからの人気が高い。やはりセリスとくっつきやすい。
  • シャルロー:コープルの代替キャラ。ふくよかな外見が特徴。コープルと同じくレベル1からのスタートだが「エリート」のスキルをもつため育成は楽。さらにバサークの杖がイベントで手に入るため、シルヴィア独身説に拍車がかかる。

また、本作では重要なキャラクターとしてシャーマンが仲間になる。
他とは一線を画する光魔法の使い手であり、味方のシャーマンは聖者ヘイム直系のディアドラユリアのみ。
光だけでなく、奇しくも暗黒竜ロプトウスの血をも引いている点はGBAの作品での闇魔法使いとしてのシャーマン登場の前身であろうか。
杖が使えるため、ワープやリターンを振り回し続けるだけで簡単にレベル上げできるので強化は容易。

  • ディアドラ:聖者ヘイム直系・皇族マイラ傍系。クラスチェンジできない上に使える時期の制限が厳しいが、セリスの初期値に若干の補正がかかるので育てて損はない。個人スキルで「見切り」を持ち、初期装備のサークレットで「祈り」「ライブ」がつくが、使える光魔法はかなり重いオーラしかないため杖による後方支援に徹するのが無難か。
  • ユリア:聖者ヘイム直系・魔法戦士ファラ傍系。最強の神器「神聖魔法ナーガ」の継承者であり、完全に成長すれば最強を誇るが、ストーリーの都合上出撃できない場面があったり、使用できる光魔法の種類が少ないなどの理由により、汎用的な使いやすさという点では(フォルセティ使いなどと比べて)やや劣る。個人スキルも「追撃」「連続」「見切り」と豊富で強化しがいがあるが、強くし過ぎると終章の洗脳イベントで無力化に苦労することになるので注意。

トラキア776

下級 CC 上級
プリースト(杖) ハイプリースト(杖・光)
ビショップ(杖・炎・雷・風) ※敵専用
シスター(光・炎・雷・風・杖) セイジ(光・炎・雷・風・杖)

ハイプリースト時に使用できる魔法が3属性から光魔法のみになってしまった。杖がチートクラスの性能を持つゲームであるため、必然的に僧侶も強くなる。
またシャーマンに近い立ち位置でシスターが復活。闇以外の属性の攻撃魔法と杖を扱うことができ、特に光魔法が得意。武器的にはセイジをそのまま下位にしたような感じである。
トルバドールも登場するが「聖戦の系譜」と同じく剣を使って戦えるユニットのため記述はしない。

前作「聖戦の系譜」では広大なMAPを採用していたため遠距離の杖には射程距離が存在していたが、「紋章の謎」形式のMAPに戻った今作では杖の射程距離が無限に戻った。

しかし、敵の行動を阻害する「スリープの杖」などの杖は健在であり、つまり射程無限で敵を眠らせたり混乱させたりすることが可能である。さらに「聖戦の系譜」では杖の効果が時間経過で消えていたのに対して、今作では「レストの杖」を使用しない限りそのまま回復しない。杖の使用者の魔力を上回らない限り、杖の効果から逃れることは不可能であり、しかも一時的な魔力強化アイテムが存在していたため、ボスにまで杖の効果を及ぼすことが可能であった。ただし、一応玉座の敵には状態異常系の杖が効かない仕様になっている。

作中に登場する杖の中で最も強力だと思われる杖は敵の武器・アイテムを盗める「シーフの杖」。魔力強化アイテムを使用した場合ではラスボスの武器を盗むことも可能というすごすぎる杖である。
玉座に座っていようが問答無用という意味でも、より凶悪であった。

仲間になるプリーストはサフィティナ、スルーフ。ハイプリーストとしてサイアスが仲間になる。
ただし、サフィティナは外伝にいかないと仲間にならず、スルーフとサイアスはそれぞれ二択の結果で仲間にならないこともある。
また、打たれ弱いユニットが多いのでアーチに一撃でやられてしまうことが多いこと、丸腰扱いなので敵に密着されるとあっさり捕獲されて身ぐるみを剥がされてしまうことにも注意。

  • サフィ:序盤から参戦するユニット。専用杖の「リペアの杖」はアイテムの耐久度回復の杖で、妹ティナの「シーフの杖」を組み合わせると20個以上のアイテムを盗むことが可能。リペア空振りによる武器レベル上げもお約束。
  • ティナサフィの妹。無駄に再行動確率が高いプリースト。専用杖の「シーフの杖」は前述の通りにバランスブレイカー気味で、遠方の鍵も解錠可能「アンロックの杖」も使えるが彼女自身の技の数値が低いため空振りしやすいのが痛い。
    杖レベルも低いので、仲間になったら優先的に育てること。
  • スルーフ:二つのルートのうち街道ルートを選択すると仲間になる男性プリースト。最初から杖Aなのが嬉しい。スキルが無くさほど強みはないが、杖ユニットはいくらいても困らない。また、アマルダ説得要員となるのも忘れてはいけない。
  • サイアス:セティと二択になる聖戦士直系キャラ。「聖戦の系譜」のとあるキャラの隠し子。
    性能はいいのだが、いかんせんもう1つの選択肢であるセティの性能が高すぎるためあまり選ばれることは無い。それよりも敵として登場した際の指揮値の高さ(敵全体が命中率回避率30%上昇)がプレイヤーにトラウマを残す。仲間になったときの指揮能力が下がり上昇値が9%に激減しまっているがっかり感も異常。

シスターではリノアンとサラが加入。2人とも中盤加入で成長率が高いがプリースト達同様に打たれ弱く、守備の初期値は0。
また、最終章の敵に前作に登場した十二魔将「エルフ」と同名の女性セイジが登場し、条件を満たすとサラの顔グラフィックで登場する。魔力上昇の床に乗ってる状態で杖を使ってくる強敵。

  • リノアン:過去にリーフを匿っていた前ターラ領主の娘で、若くして現ターラ市長を務めている少女。シナリオが進めば無条件で仲間になる。光魔法の初期武器レベルがBと高い上に、レアな杖を所持して加入してくれる。婚約者アリオーンが護衛につけてくれた竜騎士ディーンと深く信頼しあっており、彼から10%の支援効果を受けるのに対してリノアンからは20%という破格の支援効果を与えることができる。クラスチェンジ条件が特殊で特定の章でイベントを起こす必要がある。本人も知らなかったが聖者ヘイムの血をひいている。
  • サラ:ロプト教団の大司教マンフロイの孫娘で、リーフに興味を持って仲間になる不思議な少女。物語の鍵となるキャラの一人。リノアン以上に成長率が高く、HP・力・守備以外の能力の初期値も高い。また「怒り」「祈り」「エリート」と強力なスキルを3つも所持しているなど優遇されており、HPさえカバーできればかなりの強キャラである。杖の初期レベルがBと高く、石化状態を解除する専用杖「キア」も登場する。

封印の剣

下級 CC 上級
僧侶(杖) 司祭(杖・光)
トルバドール(杖) ヴァルキュリア(杖・理)

僧侶のエレン及びサウル、司祭のヨーデルが仲間になる。
今回は司祭しか光魔法が使えないため武器レベルが不足しやすく、光Sの神将器「至高の光アーリアル」を使うのは大変である。しかもその光魔法の性能が相当低い。アーリアルを使いたい場合は闘技場での訓練は必須である。
なおその他の回復役として騎兵のトルバドールが登場。味方としては、トルバドールのクラリーネ、ヴァルキュリアのセシリアが仲間になる。騎兵ではあるが、ナイトキラーで特効が発生しないのが特徴。

  • エレン:ベルン王女ギネヴィアの従者。魔力・幸運・魔防の伸びは圧倒的だが、速さ20%・守備5%といくらなんでも打たれ弱すぎる成長に注意が必要。
  • サウル:エリミーヌ教団の僧侶…なのだが僧侶らしからぬ軟派な性格。防御面が高く速さも伸びるためなんだかんだバランスがいいが、幸運が低いため不慮の必殺には注意。護衛のドロシーとの支援会話は必見。
  • ヨーデル:エリミーヌ教団の司祭で、サウルの上司。既にLv20のため成長の余地はないが、魔防がカンストしており魔法に対してめっぽう強い。
  • クラリーネ:リグレ公爵家の姫君で、クレインの妹。魔力が平均程度の伸びな上、脆いものの回避能力が高いため弱点が気にならないくらい強い。リカバーがあれば魔力の低さもさして気にならず、高い移動力で戦場を縦横無尽に大活躍する。
  • セシリア:ストーリー上重要な役割を担っているが、如何せんステータスにやや難あり。→セシリアさん

烈火の剣

下級 CC 上級
シスター(杖)
修道士(光)
司祭(杖・光)
トルバドール(杖) ヴァルキュリア(杖・理)

シスターのセーラ、修道士のルセア、トルバドールのプリシラ、司祭のレナートが仲間になる。前作で光魔法が使いにくかった反省からか、光魔法を使う下級職の修道士が追加され、性能も大幅に向上した。

  • セーラ:平均的な伸びをするユニットだが、シスターらしからぬ強引で勝気な性格。
  • プリシラ:前作のクラリーネ程際立ってはいないが高い能力のユニットであり、落ち着いた性格も特徴的。
  • ルセア:どう見ても美しい女性なのに実は男というナイスキャラで、素早さが高いため光魔法の使い手として非常に優秀である。何故か幸運が非常に低い。
  • レナート:加入が最終盤すぎて使う機会が無い上に魔力が異様に低いので杖要員にも使いにくい。よく見ると守備・HP・体格が高い僧侶離れしたステータスをしており、支援会話でその理由が分かる。

敵としては、黒い牙の『百舌鳥』ケネスが司祭、「四牙」の一人『蒼鴉』ウルスラがヴァルキュリアとして登場。
さらに終章でモルフとして復活した際には、ケネスは最強の光魔法ルーチェを、ウルスラは最強の理魔法ギガスカリバーを手に襲いかかってくる。

聖魔の光石

下級 CC 上級
シスター(杖) 司祭(杖・光 スキル「魔物特効」)
ヴァルキュリア(杖・光)
神官(杖)
修道士(光)
司祭(杖・光 スキル「魔物特効」)
賢者(杖・光・理)
トルバドール(杖) ヴァルキュリア(杖・光)
マージナイト(杖・理)

神官モルダ、修道士のアスレイ、シスターのナターシャ、トルバドールのラーチェルが仲間になる。
今回の司祭はスキル「魔物特効」があるため、魔物に対しては非常に高い攻撃力を発揮するが、光魔法の双聖器「イーヴァルディ」の特効とは重複しないため注意。
また、ヴァルキュリアの使用魔法が理から光に変更され、理魔法を用いるのはマージナイトとなった。

  • モルダ:魔力や魔防の伸びはパッとしないが、HPや守備の成長率が高いため打たれ強く、僧侶らしからぬ体格の持ち主でもあるため、重い傾向の高位魔法と相性が良い。この成長故か覚醒の魔符ではバトルモンクになっており、斧をぶん回して戦う。
  • アスレイ:前作のルセアに近く、魔力・速さ・魔防は高いが幸運・守備は低め。
  • ナターシャ:魔防が高いタイプのスタンダードなシスターであるが、賭け事に関してやたら運がいい。
  • ラーチェル:加入はやや遅めだがクラリーネを順当に強化したような能力。

敵としては帝国六将の『蛍石』セライナがマージナイトで登場。なお、帝国六将の『血碧石』アーヴはいかにも邪悪そうだが、クラス自体は司祭でありちゃんと光魔法を用いる。クリア後のフリーマップで条件を満たせば彼らも使用可能になる。

蒼炎の軌跡

下級 CC 上級
神官(杖) 司祭(光・杖)
クレリック(杖) ワルキューレ(剣・杖)

神官のキルロイ、クレリックのミストが仲間になる。

  • キルロイ:本編では唯一の光魔法使いであり、初期魔力が2桁と高く、魔力・魔防がよく伸び、特に魔防に関してはすさまじい成長を遂げる。しかも今作の司祭の魔力上限は脅威の29であるので能力と成長がバッチリかみ合っているため、よく魔王(魔防王)と呼ばれる。育てればグローメルをほぼ確実に完封できるので、ボルトアクスキラーとも。⇒ボルトアクス将軍
    しかし、力の成長率が壊滅的に低く、速さもそこまで高いわけではないため、ライトですら攻速が落ちかねず、追撃をもらいやすい。加えて守備が低く打たれ弱いため魔道士を相手どるのがベター。
  • ミスト:CC後馬に乗るが騎馬特効は付加されず、GBAシリーズのヴァルキュリアとは違い剣を扱う。そのため魔力以外にも力も重要になってくるが、ソニックソードやルーンソードといった魔法剣の存在もあり、力がヘタレても戦闘は一応できる。というか魔法剣を使うのが普通。

敵として出てくる司祭のオリヴァーについては個別記事を参照されたし。クリア後のトライアルマップでは味方として使用可能になる。

また盗賊の「盗む」システムの仕様上、うまくすれば大量の杖を(スリープやリブローなども)使うことができるため、杖の数にも困らない上、リブローに至ってはほぼ使い放題レベル。

暁の女神

下級 CC 上級 CC 最上級
プリースト
神官(杖)

ビショップ
司祭(杖・光)

セイント
聖者(杖・光 奥義:暁光)
ライトマージ
光魔道士(光)

ライトセイジ
光の賢者(光・杖)

シャーマン
巫女(光・杖 奥義:暁光)
クレリック
杖使い(杖・剣)

ヴァルキュリア
戦乙女(杖・剣 奥義:太陽)
チャンセラー
宰相(光・闇・杖 奥義:暁光)

神官ローラと司祭キルロイ、そして…なんと聖者オリヴァーが仲間になる。
今作では反撃に限り杖で相手を殴ることができるが、あまり威力は期待できない。
光魔法・奥義『暁光』共に貧弱(それでもリザイアの性能は奥義とあわせると異常)であるため直接戦闘には向かないが、今回は魔道士系が最上級職まで杖が使えないため需要自体はある。
また、主人公の一人ミカヤは光魔道士であるがCCすると杖が使えるようになり、上限の関係で完全な司祭の上位互換となる。

  • ローラ:上記の「杖で相手を殴る」のがよくネタになっている。ミカヤサイドの僧侶はローラだけ(ミカヤも擬似的な僧侶枠ではある)なので回復係として忙しい。クラスチェンジすれば光魔法で攻撃もできるようになるので回復の合間を縫って敵を始末したりボーナスEXPを注いだりしてしっかり育ててやりたい。
  • キルロイ:相変わらずの魔王ステータス。しかしHPが低くなった代わりに早さが多少伸びやすくなったおかげで追撃されて死ぬ危険が減った。
  • オリヴァー:まさかの再登場、まさかの仲間入り、まさかの最上級職という謎の扱いを受けアイクからも「頼むから敵でいてくれ」と呆れられている。しかも、普通に強かったりする。
  • ミスト:前作の下級と上級の間の性能になり、剣と杖を使用する歩兵になった。力は肉弾戦ができるレベルではないが遠距離攻撃可能な専用武器「フロレート」は便利。最上級職の戦乙女になるには専用のCCアイテム「ホーリークラウン」が必要で、前作同様騎馬ユニットとなる。

もう一人、2周目以降限定で最後の最後に仲間になるベグニオン宰相のエルラン(セフェラン)は驚異的な性能を誇るが、色々と例外的な部分があり仲間になるのも最後の最後なのでユニットとしてはオマケである。敵対時は専用魔法「クライディレド」を保持しているが、味方になったときは持っておらず代わりに「女神の杖」を持っている。魔道書どこにやった?

またベグニオン元老院議員は聖職者であるという設定から、シリーズでも珍しく、第4部のボスに元老院議長ルカンや副議長ヘッツェルなど司祭や聖者が多数登場する。

新・暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級 兵種タイプ
僧侶(杖) 司祭(魔法・杖) A
シスター(杖) 司祭(魔法・杖) C・D

暗黒竜と光の剣同様、レナ、マリア、エリスが仲間になる。そして、ついにリフが復活した。
今作品では杖使用時のEXPが増えたため、かなり速くレベルアップすることができる。

  • リフ:リストラから復活を遂げ、第1章で仲間になるようになった…が、成長率はかなり低い。
  • レナ:ワープを持っている関係で杖レベルが高く、ハマーンの杖は今回もレナ専用のままなので僧侶系を使うなら最も良いと思われる。兵種変更ができるようになったことから、襲いかかってきた兄を返り討ちにすることも可能に。
  • マリア:中盤で仲間になり、暗黒竜の時より成長率は上昇している。
  • エリス:僧侶系最高の伸びを誇るが、仲間になるのが終盤すぎる。死者を復活させるオームの杖を持っているが今回は一回ぽっきりなので注意。また、オームの杖はエリス専用から王族専用に変更された。

兵種変更が追加されたことで多くのユニットが僧侶になれるようになったことで、魔道士で育成する事で魔力を高めつつ、CC後のために武器レベルを稼ぐということも可能になった。反面、魔道士であるマリクとリンダが優秀なため、片方を僧侶にされてしまうと元からの僧侶系は結構つらい。

新・紋章の謎

下級 CC 上級 兵種タイプ
僧侶(杖) 司祭(魔法・杖) A
シスター(杖) 司祭(魔法・杖) C・D

紋章同様、大人とは思えないほど夢見がちなマリーシアと、子供とは思えないほどしっかり者なユミナが本編序盤で仲間になる他、リフ及び上級加入でフロストが追加された。また、終章でレナ・マリア・ニーナ・エリスが一応仲間になる。

今回、特に高難易度では広い所で敵がどんどん突っ込んでくるため、序盤から回復役が複数いないと回復が追いつかず、自軍にとっての重要度はかなり高くなっている。上級なら魔法による攻撃も強力。
ハマーン以外の多くの杖が専用を解除されたためオンラインショップでも買えるレスキューが大活躍する。
一方、反則性能だったアゲインは一人だけ再行動に弱体化されている。それでも強いが。

  • リフ:成長率は悪いもののプロローグで唯一の回復役という活躍の場が与えられている。また、FC版のあのセリフは健在な上、「たたかいはできませんが ちりょうのつえがつかえます」であり「きずぐすり」であることから「戦闘中の回復の説明」用員に抜擢されている。本編でも仲間になる。
  • マリーシア:最高クラスの魔力成長率と高い幸運を持ち、速さや守備もそれなり以上にある全魔道系でも最強の一角。弱点は技と精神年齢の低さだが、それぞれ幸運と可愛さで補填できるため問題にもならない。
  • ユミナ:HPがやや伸びづらく、魔力はマリーシアに一歩劣るがその分技に優れており攻撃がしっかり当たる。また、速さの初期値が高く成長率も十分にあるため、弱点であるHPはしっかりした運用でカバーすればよい。
  • フロスト:アカネイア戦記に登場した司祭で、ミネルバとは旧知の仲。初期値も成長もそこそこだが、とにかく加入が遅いのがネック。
  • レナ・マリア・ニーナ・エリス:終章でそれぞれ特定ユニットで話しかけることで加入する。しかし全員初期能力が悲惨な上、マップの関係上育てている余裕はないため、救出したらレスキューで退避させるかとっととメディウスをぶちのめしてクリアしよう。

兵種変更によって多くのキャラが僧侶やシスターになれるようになったことで、前作同様魔道士と僧侶を行き来して成長させることが可能となった。そして、今回は前回とは逆にシスターが魔道士より優秀なため、マリーシアとユミナのどちらかを魔道士にするという手もある。

覚醒

下級 CC 上級
僧侶(杖)
シスター(杖)
賢者(杖・魔法)
バトルモンク(杖・斧)
バトルシスター(杖・斧)
トルバドール(杖)
ヴァルキュリア(杖・魔法)

今回の下級職も僧侶とトルバドールの二種類。
しかし、新紋章同様魔法が分化しておらず、上級職は例によって魔法と杖が使えるクラスになる…と思われたが、初代から皆勤だった司祭がここにきてまさかのリストラとなり、その代わりに杖と斧を使用するバトルモンク(バトルシスター)が追加された。僧侶が斧というトンデモな組み合わせであるが、聖職者は刃物より鈍器を使用する例が多く、日本にも僧兵がいたりするのでそういうイメージに拠っていると思われる。ともかくラナオウの配信が期待される……が、残念ながら実現しなかった。このほか、ファルコンナイトやトリックスターが杖を使えるなど、全体的に両刀が増えている。

僧侶はたまに即死を回避する「祈り」、杖の回復量が+5される「いやしの心」を取得可能。
バトルモンクは周囲の幸運を一時的に上げる「幸運の叫び」、毎ターンHPの30%を回復する「回復」が強力。
トルバドールは魔防担当で、「魔防+2」、周囲の男どもが強くなる「深窓の令嬢」を取得可能。
ヴァルキュリアは「魔防の叫び」と、デュアル効果がアップする「デュアルサポート+」が有用。

初期状態で該当クラスなのはクロムの妹のリズ(シスター)、お嬢様マリアベル(トルバドール)、ルセアの継承者ことリベラ(バトルモンク)の3名。子世代では強面のブレディ(僧侶)が仲間になる。またクリア後の配信マップでクロムリズの姉、イーリスの『聖王』エメリナ(賢者)を仲間にできる。

  • リズ:力や守備が上がりやすいが、どうもシスターとトルバドールは兵種の成長率に難があるらしく、下級のうちは速さも守備面も成長に不安が多い。上級になると改善する傾向があるがそのままではただの回復役に落ち着きやすい。前線で戦いたいならチェンジプルフの利用も視野に入れるべきか。
  • マリアベル:魔力がやや上がりやすいがリズ同様序盤は成長に悩まされることになる。
  • リベラ:即戦力になる程度の初期値はあるので、好みと状況次第でそこそこ活躍できる。魔道士とダークマージになれるなど魔法に特化しているため、違う意味でチェンジプルフが有効。
  • ブレディ:魔法系のエース候補。ぜひ母から「疾風迅雷」を継承しておきたい。
  • エメリナ:リズと全く同じ職資質(シスター/トルバドール/ペガサスナイト)だが、魔道士のスキル「魔力+2」「集中」を初期習得している。魔力はかなり高いが、支援はマイユニとしかできない。せめて弟クロムや妹リズとの支援はあってもよかったと思うが…

if

下級 CC 上級
修験者(杖)
巫女(杖)
陰陽師(魔法・杖)
山伏(杖・槍)
戦巫女(杖・弓)
ロッドナイト(杖) ストラテジスト(杖・魔法)
バトラー(杖・暗器)
メイド(杖・暗器)

本作では敵に弱体効果をもたらす杖が復活し、全体的にHPが控えめなゲームバランスもあって杖を使えるクラスはますます忙しくなった。
白夜王国の回復杖である祓串は回復力は少ないが射程1-2を持ち、安全に味方を回復できる。弱体化杖としては敵を1ターン移動不能にする「フリーズ」、敵を隣に引っ張ってくる「ドロー」、HPを章の間半減する「禍事罪穢」など強力で新しい効果の杖が追加され、どの杖も属する国に係わらず敵もよく使用してくる。

白夜王国では僧侶系の修験者/巫女が、暗夜王国ではトルバドール系のロッドナイトが登場する。
どちらも本作では数少ない、明確な男女差の存在するクラスである。

修験者/巫女はスキル「祈り」と下級職に格下げになった「幸運の叫び」を習得する。祈りは幸運で発動率が決まるので、手の空いた時には叫んでおけば突然の事故死も回避できる…かもしれない。
上級職は従来の賢者に相当する陰陽師と、山伏/戦巫女の2つ。
杖に加えて山伏は槍を、戦巫女は弓を使用できる。スキルは男女共通で「回復」と、魔法ダメージを受けた際にその半分を相手にも与える「魔法カウンター」。

従来は女性限定職であったトルバドールだが、本作でロッドナイトになるにあたって男女双方が就くことができるようになった。それに伴い、男性ロッドナイトは「深窓の令嬢」ではなく、周囲の女性キャラを強化する「名家の令息」を習得する。もう一つのスキルは引き続き「魔防+2」。
上級職はヴァルキュリアに相当するストラテジストと、完全新規クラスのバトラー/メイド。
ストラテジストは「魔防の叫び」と、無条件に周囲の仲間を強化する「戦闘指揮」を習得する。
バトラー/メイドは下馬して歩兵ユニットになり移動力が低下するが、暗器による攻撃が可能になる。
スキルは杖で回復を行う際に自身も回復する「ご奉仕の喜び」と魔道書を持った相手に対して命中と回避が大きく上昇する「魔殺し」。特に後者は高い魔防と暗器の武器相性もあって、対魔道士において絶大な威力を発揮する。

全ルート共通でカムイの世話係であるメイドのフェリシアとバトラーのジョーカーが仲間になり(カムイの性別と逆の方が先に加入する)、
白夜王国では白夜王族の末妹で巫女のサクラ、破戒僧で修験者のアサマが、
暗夜王国では暗夜王族の末妹でロッドナイトのエリーゼフェリシアの姉で同じくメイドのフローラが仲間になる。
また、白夜・暗夜でのみ加入するイザナは陰陽師だが素質は修験者である。
子世代ではジョーカーの息子のディーア(ロッドナイト)、アサマの娘のミタマ(巫女)、レオン息子フォレオ(ロッドナイト)が加入する。

  • フェリシア:力が低く通常武器による火力は期待できないので、序盤の主な役割は回復とデバフ撒きとなる。魔法武器を使えば高火力を出せるがHP守備が低く打たれ弱いため敵の攻撃範囲に注意。固有スキルはカムイの後衛になった際にカムイの与ダメージを増やし被ダメージを減らす「絶対援護」。もう一つの資質はマーシナリー。
  • ジョーカー:こちらは魔力が低く力が伸びるので暗器によるダメージとデバフ効果がメインとなる。固有スキルはカムイの後衛になった際にカムイの回避を上昇し被ダメージを減らす「絶対死守」。もう一つの資質はソシアルナイト。
    なお、この2人は初期上級職であるが、レベル上限が40で獲得経験値は下級扱いという特殊なキャラクターでもある。スキルは額面上のレベルで習得できるため上級職のスキルを早めに習得できる。
  • サクラ:魔力幸運が高くその他の能力もバランスよく伸びるため回復役として扱いやすい。魔法武器があれば強力なアタッカーとなるが白夜編では魔法弓の入手が面倒なため、サブ資質などに切り替えるのもアリ。固有スキルは周囲の味方の被ダメージを減らす「小さな声援」。もう一つの資質は天馬武者。
  • アサマ:回復職なのに下手な前衛ユニットより力が伸びるため武器を待ってからが本番。というか物理ユニットとしては魔防以外いずれも優秀で殆ど隙がない。固有スキルは武器を所持してない状態で近接攻撃を受けた際被ダメージの半分を相手に返す「天罰」だが、わざわざ武器を外してまで狙う価値は薄いので修験者時限定のスキルと見たほうがいい。もう一つの資質は薬商人。薬商人自体が強スキルのオンパレードであるため、還俗させるのも一つの手。
  • イザナ:3ルートとも序盤に登場し、中盤マイキャッスルで条件を満たすと加入する。透魔編では加入しないので注意。固有スキルは周囲2マスの敵味方すべての与ダメージ-2の「美しき王」。他の資質は侍と薬商人。
  • エリーゼ:魔力幸運の成長率はトップクラスで速さ魔防もよく伸びるがそれ以外の能力は非常に上がりにくいという極端な能力をもつ。回復力に加えて火力も併せ持つユニットだが命中がや不安で手槍が当たるだけで死ねるので無理に前線に出さずに後方での回復支援を基本とした方がいいだろう。固有スキルは隣接する味方の与ダメージを+1被ダメージを-3する「可憐な花」で、「深窓の令嬢」「戦闘指揮」との複合で味方の大幅な強化が可能。もう一つの資質はドラゴンナイト。
  • フローラ:序盤に敵として登場しその時は仲間にならないが、マイキャッスルである条件を満たすとマイキャッスルにやってきて加入する。固有スキルはHPが減った状態で間接攻撃を受けた際、被ダメージの半分を相手に返して技と速さを下げる「氷の血」。他の資質はマーシナリーとダークマージ。
  • ディーア:バランス型の成長率。固有スキル「執事の嗜み」は命中・回避+20、与ダメージ+2、被ダメージ-2と強力だがマイキャッスル戦でしか発動しないため使いにくい。
  • ミタマ:サクラ同様バランスよく伸びるが魔力より力の方が若干伸びやすい。固有スキル「五・七・五」はターン開始時、味方、ミタマ、味方の順で縦に並んでいると味方HPを5、自身のHPを7回復するという若干ピーキーなスキル。
  • フォレオは魔力・魔防の成長率が高く、意外とHPも伸びる。どう見ても女の子だがれっきとした男で、固有スキル「だまし討ち」は男性ユニットから攻撃された時、与ダメージ+2。

Echoes

見習い Lv3 下級 Lv12 上級 Lv20 オーバークラス
村人(剣) シスター
(魔法)
聖女(魔法)
スキル「癒しの光」「浄化」
タイタニア(魔法)
スキル「癒しの光」「浄化」

女性専用。村人からもクラスチェンジできるようになった。
外伝同様杖が登場せず、自身のHPを削って魔法を使う必要があるので回復効果を持つアイテムや回復魔法が使えるユニットと組み合わせて使ったりと工夫する必要があるが、杖を使った際も経験値が入る、リザイアの命中率が60%に上昇するなど強化されている。
クラスチェンジ後の聖女は、戦闘グラフィックでは地面につくほどの長いローブを引きずっており汚れないのだろうかと思うが、新スキルとして地形からのダメージを無効化する「浄化」を持っているあたり実に良くできている。自動回復も「癒しの光」として健在で、毒沼を渡る仲間を助けることもできる。
DLCのオーバークラスはタイタニア。1ターンだけではあるが味方一人のRES(魔防)を+20させるというぶっ飛んだ効果を持つ「Mシールド」と範囲内の味方の状態異常を回復する「レスト」を習得する。

アルム軍ではシルクティータ(最初から聖女)、セリカ軍ではジェニーが仲間になる。またサイファコラボのDLCでシェイド(聖女)を仲間にする事ができる。また、シェイド以外の3人は白魔法「イリュージョン」で幻影兵を8体まで召喚することができる。

  • シルク:頭にべールが追加された。「ワープ」「ディル」など重要な魔法を数多く覚える。回復魔法は初期習得の「リカバー」しかないという弱点があるが、それでも当面の間アルム軍唯一の回復役。守備面に優れる。召喚できる幻影兵は魔戦士。幻影兵の中では最上級職なだけあって最も戦闘力が高い。
  • ジェニー:ふわふわな髪型に変更された。離れた味方を回復できる「リブロー」も使用できるので、足場の悪いセリカ軍では重宝する。ATKが伸びやすくリブローの射程がどんどん伸びていくが、少々脆い。召喚できる幻影兵はソルジャー。バルボ達が加入するまでは前衛の数が足りないため、召喚してメイやジェニーに被害が及ばないようにしたい。
  • ティータ:かなり無邪気な性格になった。なぜか「リカバー」は習得していないが、「リブロー」に加え、広範囲を回復する「リザーブ」を自軍で唯一習得でき、遠距離回復に特化しているのが特徴。初期値は心許ないが成長率は高く、バランス型でやや速さに優れる。召喚できる幻影兵はペガサスナイト。移動範囲が広いため、早い段階で敵の注意をそらすことが可能。
  • シェイド:DLCで追加。回復魔法は「リブロー」のみだが、加入時点で「サイレス」、レベルアップで「フリーズ」「レスキュー」といった魔法を習得し、味方のサポートや敵への嫌がらせに特化している。余談だが、マップクリアの条件がやや面倒なため、早めにDLCをクリアして味方に引き込みたいところ。

また村人のエフィをシスターにした場合、「レスキュー」「アゲイン」といった珍しい魔法を習得する。特に「アゲイン」はエフィしか習得できない貴重なもの。攻略面でも序盤のアルム軍でシルク以外の回復役が増えるのはありがたい。

風花雪月

初期 Lv.5 初級 Lv.10 中級 Lv.20 上級 Lv.30
指導C
以上
最上級
平民/貴族
最大HP+5
修道士
(理学D or 
信仰D)
魔力+2
引き寄せ
プリースト
(信仰C)
ライブ
白魔法回復+5
祈り
ビショップ
(信仰A)
白魔法回数×2
白魔法回復+10
地形耐性
回復
ホーリーナイト
(槍C・信仰B+
・馬術A)
再移動
白魔法の達人
地形耐性
魔防の覚醒
グレモリィ※
(理学A・
信仰A)
黒魔法回数×2
白魔法回数×2
闇魔法回数×2
魔力の覚醒
特殊
大司教(得意技能:剣・信仰・指揮)*レア専用
カリスマ、大将星、地形耐性

括弧内は資格試験に推奨される技能レベル
斜字…兵種マスターで習得できるスキル 太字…兵種スキル ※…女性専用職

使用可能武器が兵種依存でなくなった今作だが、例外的に魔法は魔法ユニットしか使うことが出来ない。外伝・Echoesと同じくスキルとして魔法を覚えるシステムであり、使用時にHPを消費しなくなった代わりにマップ内での使用回数制限が設けられた。
技能レベルシステムによりメイジも回復魔法を使える今作での僧侶系は回復魔法の回復量や使用回数制限を増加させる兵種スキルを持つことで他の魔法ユニットと差別化されている。
最上級職は機動力が高くある程度の物理戦能力を持つホーリーナイトと魔法特化のグレモリィの2択となる(男性ユニットの場合はホーリーナイト一択)。両者ともビショップが持つ「白魔法回復+10」のスキルを持たず、アーマーナイト並みの低い機動力に目を瞑ればビショップが最強の回復役である。

無双

下級 CC 上級 備考
シスター(斧・杖) バトルシスター(斧・杖) リズ専用
巫女(弓・杖) 戦巫女(弓・杖) サクラ専用
ロッドナイト(魔法・杖) ストラテジスト(魔法・杖) エリーゼ専用
僧侶(非武装)
神官(魔法)
修験者(魔法) 白夜兵専用
バトラー(魔法) 暗夜兵専用

味方では回復役であり妹でもある三人が登場。いずれも原作ではCC後から使えるようになる武器を最初から使えるので武闘派としても活躍できる。三人とも攻撃・防御両面で魔法>物理というステータスをしている。力もないわけではないリズや魔力特化のエリーゼはともかく、サクラは力と魔力の差がかなり激しいので「物理魔法反転」の特性を付与した武器を持たせることを視野に入れてもいいかもしれない。三人とも防御がかなり低いので前線に出るときは気をつけておくといい。

敵として登場する神官達は主に消耗の激しい部隊に向かって進軍、一定時間後に周囲の仲間を全回復させる。主にシャドー殲滅ミッションで現れ、自軍本拠地に殺到するシャドーを一斉に回復させようともくろむ厄介極まりない敵。バトラー含め魔道書を使って戦いもこなすのでペガサスナイトあたりで倒しておきたい。

僧侶は一部ミッションで登場する非武装の友軍キャラ。たたかいはできませんがきずぐすりでかいふくができます。見かけたらとりあえず助けよう。

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