ユリアとは、ゲーム『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』に登場するキャラクターである。
イザークはティルナノグで旗揚げをし、ガネーシャ城を制圧したセリスがレヴィンから預かることになる銀髪の姫カットの少女。(聖戦士の血・クラスから彼女の正体に気がついた人も少なくないかもしれないが)
控えめな性格で、最初のうちは自分の身の上について話すことがあまり無いが、ゲームを続けることで彼女の正体を知ることになる。
クラスはシャーマン→セイジ。
使用可能武器は光魔法および杖。クラスチェンジ後は火・風・雷の魔法も使う。
イベントの多さとラスボス打倒の切り札を握っていることから、子世代のヒロインと言っても過言ではない少女。
ただでさえ血筋のせいで魔力と魔法防御力の成長率がいいのに最強の神器「ナーガ」で補正されたステータス(技・速さ・守備・魔防+20)で立ちふさがるものをラスボス含めなぎ倒すユニットである。
トラキア776でも登場するが、NPCかつ出番はわずかでほとんど絡まないので割愛。
最強の光魔法ナーガの後継者であり、後半の主人公であるセリスの妹だが、登場人物たちには当初そのことが知られていない。自身も記憶をなくしており、そのため、兄であるセリスと「愛している」状態にまでなってしまう。
ただし、裏技を使わない限りは少しずつ親密度が減退していくため実際は結ばれることは無かったりする。
他のキャラと恋愛させることは出来るが、目立ったイベントは残念ながら無い。
ラスボスを務めるのがもう一人の兄であるユリウスであり、光の皇女として闇の皇子と化した彼を倒さなくてはならないという悲劇の宿命を持つ。
ゲーム上では6章での登場後、第2部前半のストーリーにはほとんど絡まない。
一度誰かが憑依したかのような思わせぶりな発言をすることはあるが、それ以上の行動は起さない。
しかし、9章終盤でフラグを立てると、10章OPでいきなり誘拐され、記憶を取り戻し、父親であるアルヴィスとの再会、そして別れなど怒涛の超展開で彼女が物語の中心に躍り出る。
終章では洗脳されセリスと戦わされるという試練を経て、最強の光魔法「ナーガ」を手に入れ覚醒。
兄との最後の戦いに赴くことになる。
なお、暗黒神として覚醒した兄と同様に暗黒神の血も引いており、光と闇が両方そなわり最強に見える。
彼女の子孫から再び暗黒神に覚醒する人物が出る可能性は残されている。
しかし、ナーガの血族として子孫を残す必要にも迫られており、彼女と彼女の子孫のその後が非常に気になるところである。
一度でもクリアしたことがある人ならばナーガのことが印象に残ってしまうが、本人も十分に強力なユニットである。
シャーマンの時に使用できるのは杖と光魔法だが、クラスチェンジすることで炎・雷・風も使えるようになる。(前述のように父親がアルヴィス=ファラの血を受け継いでいるので炎は武器レベルA)
血筋のおかげで魔力と魔法防御が高く、技や早さもそれなりに成長する。
杖を振らせるだけなら魔力が高いだけでも十分であるが、戦闘に参加させてやはり高い魔力で大きなダメージが期待できる。
スキルにも追撃・連続・見切りと優秀なものがそろっている。
戦略に容易に組み込めるほど派手なスキルではないが、固定アイテムのサークレットのおかげで『祈り』『ライブ』が付与されているのも嬉しいところ。
ただし、防御力に若干の難があるので、敵の物理攻撃を何度も食らうと危ない。特に光魔法「オーラ」を装備しているとその重さで回避率が下がり危険である。
最初のうちは杖の支援に徹しておくのもいいだろう。
レベル上げをしたい場合はリターンやワープを延々振り続けるのが手っ取り早いが、あまり上げ過ぎると困ることになるので注意。(後述)
しかし、そこで登場するのがリザイアの魔法である。
6章でオーラとの二択で手に入るこの魔法は『敵にダメージを与え、その分自分のHPが回復する』という光の魔法とは思えない効果を持つ。
オーラよりも威力はないが、その分軽く、なおかつ常時太陽剣状態という追加効果により、戦い続ける永久機関になることも可能である。やっつけ負けもまず起こらない。
光の魔法といいつつ、やっていることが吸収という若干闇よりな攻撃なあたり、ユリアの中にある暗黒神の血が作用しているように見えなくもない。
レベルが上がるにつれてメキメキと逞しくなっていく彼女だが、成長させすぎると洗脳されて登場する終章で泣く羽目になる。
彼女を傷つけずに無力化させる場合はスリープやサイレスを使うのが手っ取り早いのだが、強くし過ぎると魔法防御を越えられなくなり杖が効かなくなる危険がある。
バリアリングを持たせて限界まで魔法防御を上げていた場合、マジックリング持ちで魔力28以上のセイジでなければ無力化出来なくなるので、注意しておきたい。
一応武器を持っていない仲間や弱い武器を持つ仲間で囲むという手もあるが、うっかり事故死する恐れもあるので避けたいところ。
母ディアドラ同様、シャーマンとして登場。
母娘共に初期から高い打点が魅力な高レベル版があり、そちらが使われていた。
ちなみにレベルの低いバージョンのユリアはささやかな回復能力を持つだけのか弱いユニットで、そちらはほとんど使われることはなかった。
素の状態でも魔法系ユニットとしてそれなりに戦えるが、魅力はその拡張性の高さ。 相手の攻撃を防げる見切りスキル、高い光と杖の武器レベル、クラスと武器レベルが同じな母親とのコンボ、などなど、基礎的な性能が高めなのでデッキ構築のし甲斐があった。
父であるアルヴィスとのコンボもあるが、こちらはユニットとしての特性が異なるため装備の噛み合わせが悪いのが難点。
惜しむらくは上級光魔法の使い手が少なかったため高い打点を持つオーラが腐るリスクがあったことだが、後に同じく光魔法が使えるユニットが増えたことで事故率はいくらか下がることになった。
当時はキャラ人気の高さも手伝って、高値で取引されていたとか。
また、最初のうちは連続が死にスキルとなっていたが、後のルール改定で手持ちの魔法カードで連続が使えるようになり、日の目を見ることになった。
クラスチェンジすると移動範囲が広がる・使用武器が増える・スキルのコスト軽減・攻撃力に補正がかかる、などの補正が得られ大幅にパワーアップ出来るが、事故率が上がる割りに劇的に強くなるというほどでは無いので無理にギミックを組み込むことも無いかもしれない。
が、炎レベルがAになるためボルガノンが使えるようになるのが面白かったりする。
原作ではあまり使う必要が無かったが、こちらではオーラよりも使い手が多いため事故率を下げやすいというメリットがあるので、敢えて使ってみるのも面白いだろう。
余談だが、パック版とプロモ版でなぜか二種類のクラスチェンジカードがある珍しいユニットだったりする。(絵は違うが性能は同じ)
後にコスト縮減が見込めるリザイアと魔法ダメージを軽減するバリアリングを持つ別バージョンも出たが、こちらは藤原カムイデザインであることと妙なポーズをとっていることが一部でネタにされていた。
売りの攻撃力が落ちているのはマイナスだが、連続スキルが素で使える上装備による打点の調整がしやすいので悪くない性能である。
英雄総選挙の結果は第1回総合315位、第2回総合146位。
現在、通常版、伝承英雄版、闇堕ち版の3種類が登場しており、いずれも武器属性が異なる(リン等属性と武器種が変わるキャラはちょくちょくいたが、武器は同じで属性だけ変わるパターンは初?)。
セリスと共に実装。兵種は緑魔歩兵。
初登場のマップでの発言から、ユリウスを倒した本編終了後の世界から召喚された模様。
攻撃・魔防に優れ、速さ・守備が低めと青魔法狩りに非常に向いているユニットで、とりわけダイムサンダで猛威を振るうラインハルトに対しめっぽう強い。
武器「ナーガ」は竜特効に加え、攻撃された時守備・魔防+2の効果を持つため、青・緑マムクートを狩りに行ったり、青魔法を受けて反撃する戦法が主体になる。ただしチキ等赤マムクートは特効があるとはいえ、三すくみ不利なのでダメージが減ることと、ブレスの性質上返り討ちに遭いかねないので相手にしない方が良い。
アップデートで母ディアドラが持つ「聖書ナーガ」に強化可能。こちらは守備・魔防+2の効果はなくなるが、戦闘中敵のバフを無効化するようになる(兵種不問)。最近ではお得意様のマムクートにも「竜盾の鼓舞」等のバフスキルが追加されたため竜を狩りに行くならこちらのほうがいいかも。
その後のアップデートで「ナーガ」「聖書ナーガ」両方に錬成が実装。これにより、現在錬成可能な専用武器を2種類持てるようになった。
「ナーガ」の方は錬成することで攻撃された時の守備・魔防の上昇量が+4になる。特殊効果付与の錬成で竜と戦闘時「敵の守備か魔防の高い方でダメージ計算」を無効化かつ距離に関係なく反撃する効果が付与され、対マムクートを受け殺すことに特化した性能となった。
「聖書ナーガ」は上記のバフ無効に加え、「敵の守備か魔防の高い方でダメージ計算」を常時無効化するようになった。特殊効果付与の錬成で「魔防が敵より3以上高い時、戦闘中全能力+3」効果が付与され、汎用性が増した。母同様魔防が高いためこちらも十分実用性はある。
弱点は守備は紙同然なのと習得スキルが微妙なこと。奥義「竜穿」はまだしも、は自身の魔防を底上げする「魔防+」と、自分から攻撃した時、戦闘後隣接する味方を少し回復する「生の息吹」と非常に心許ないため、スキル継承でテコ入れをしたい。母同様「切り返し」を始めとしたカウンター戦法向けのスキルをつけておくとベター。
実装時期のズレもあるが通常版と比べても全能力が一回り強化されている状態。特に攻撃の上昇がめざましく、攻撃+3&竜特効かつ相手より魔防が高ければ戦闘中攻撃・魔防+6する「至聖ナーガ」、自分から攻撃時、攻撃+6魔防+10かつ敵の追撃を封じる「鬼神明鏡の瞬撃」、ターン開始時に隣接する味方がいれば、攻撃・魔防+5する「攻撃魔防の信義」を持つので、全部合わせると基準値で攻撃73魔防57となり、魔法で落とすのは困難というか受けに回ることすら危険なレベル。
また、通常版のナーガや母の聖書ナーガにあったような効果は、戦闘中敵の全能力-2かつ敵のバフと「守備と魔防の低い方でダメージ計算」を無効化する専用スキル「光と闇と」で再現されている。
通常版より速さはわずかに下がっているが、やはり攻撃が大きく上昇している。
伝承英雄版と同じく「光と闇と」を引っさげてきているが、向こうと異なり、隣接する味方がいなければ、戦闘中敵の攻撃・魔防-6かつ相手が竜特効を持っていなければ絶対追撃の「暗黒の聖書」、隣接する味方がいなければ戦闘中攻撃と魔防を上げる「攻撃魔防の孤軍」を持つため、孤立していた方が強い。また、戦闘後に敵とその周囲に「パニック」を付与する「恐慌の幻煙」も付与するためかなりいやらしい。
ちなみに他のバージョンと異なり、自身は竜特効を持たないので注意。また、他のバージョンは奥義が「竜穿」なのに対し、このバージョンのみなぜか「氷蒼」(元の魔防が高いのでそれでも強力だが)。
余談だがこのバージョンが登場した時のイベントストーリー(思いを集めて)では、エリーゼやセシリアに懇願され「闇堕ちした魔法少女役」として急遽演劇をすることになった。ちなみに中の人は魔法少女役も何人か演じた経験あり。
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掲示板
52 ななしのよっしん
2023/02/04(土) 13:44:02 ID: D4osseQNVo
ヴェイルと共通点多いな
妹、ヒロイン、最後に仲間になる、途中で操られるとか
オマージュキャラなんかな
53 ななしのよっしん
2023/08/19(土) 06:54:22 ID: J6ERjVlX16
ディアドラの願いを引き継いで、シグルドに贖罪するらしいけど具体的に何するんだろう
ってかシグルドもディアドラのことを憎んだり許してないわけじゃないんだから気にしなくてもいいのにな
(母ちゃんの話なんだし)
54 ななしのよっしん
2023/08/19(土) 23:32:40 ID: D4osseQNVo
>>53
いや、ディアドラじゃなくてアルヴィスの方だろ
まぁ、それでも親父の話は親父の話なんだし、ユリアが償うことなんてないのは同じだとは思うけど
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/01(日) 13:00
最終更新:2024/12/01(日) 13:00
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