ドナルドvsキーボードクラッシャー単語

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ドナルドバーサスキーボードクラッシャー

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ドナルドvsキーボードクラッシャーとは、Σ氏（旧:龍伯氏）によるMAD シリーズである。

概要

その名の通り、マクドナルドのイメージキャラクターであるドナルド・マクドナルドと、ドイツ人の少年キーボードクラッシャーが死闘を繰り広げる動画であり、第四回戦（第三回戦と第四回戦はpart6まで続いている為、正確には全14話である）まで続いている。

当初は2人の直接対決がメインとなっており、戦いの内容もパソコンのハッキングやマンションの襲撃など小規模なものであったが、後に『DEATH NOTE』や『遊☆戯☆王』などアニメやゲームのキャラクターも多数登場し、やがて戦いは世界の命運を賭けたものにまで発展していく。

あらすじ

第一回戦（ハッキング編）

ある日、ニュースキャスターに扮したドナルドがクラッシャーの前に現れた。ドナルドはクラッシャーのパソコンにハッキングを仕掛け、彼を絶望に脅し入れる。

冒頭で「あの惨劇から一年…」と紹介されているが、タイトルにもある通りこの動画が第一回戦なので、事件の内容については明かされていない。

第二回戦（マンション襲撃編）

ハッキング事件から約1ヶ月が経ち、力を貯え蘇ったクラッシャーは自身を「L」と名乗る男、リンド・L・テイラーとタッグを組み、共にドナルドへの復讐を企てるも、Lはドナルドの持つデスノートで殺害されてしまう。それでも希望を捨てないクラッシャーは自分1人でもドナルドに立ち向かおうと徹底抗戦を意気込むが、ドナルドは彼の住む新宿のマンションにバスで襲撃を仕掛け、自身が殺した警備員の無残な姿をクラッシャーに見せつける。近くにドナルドが来ている事を確信したクラッシャーは急いでマンションから逃げようとするが、既にドナルドは彼の部屋の前にまで迫って来ていた。

第三回戦（SPDvs神聖マクドナルド帝國編）

マンション襲撃事件の後、ドナルドは子供を襲った罪で警察に逮捕された。しかし数日後、ドナルドは刑務所を脱獄し、世界征服に乗り出した。人々を洗脳していき、反逆者は次々に粛清。ドナルドの勢力は日に日に増していき、数年後には自身が皇帝を務める「神聖マクドナルド帝國」を建国。ムスカやレザードを始め、多くの者が彼の手によって堕ち、信者となっていた。事態を重く見たクラッシャーはドナルドの野望を阻止するべく世界中のヒーローや猛者達を味方につけ、SPD（Secret Pro vision for Donald）を発足。こうして、正義と悪の全面戦争が幕を開けた。

因みに、part4とpart5には没となった動画が存在しており、内容はpart4がムスカの復活と両陣営の現状、part5が佐古vs レザードというものだが、現在はどちらも削除されており視聴不可となっている。

第四回戦（新世代編）

激闘の末、クラッシャー達は遂にドナルドを打ち破った。長かった戦いは終わり、漸く世界に平和が訪れた。だが数百年後、突如ドナルドの顔をした超巨大隕石が地球に衝突。世界は引き裂かれ、暗黒の時代が再来した。人々は考える事を止め、ただただ神に祈りを捧げた。嘗ての英雄達も忘却の彼方に消え去り、最早世界に希望などないかに思われたが、己の野望の為に神を現世に復活させようと企む者達が次々と動き出した。それと同時に、神の意志に背く者達を神に代わって裁こうとする者達も行動を始める。そして先祖の、一族の、英雄の意志を受け継ぎ、復讐の為に邪神を滅ぼそうとする者がその姿を現す。その名は───

「俺の名を言ってみろ！」

ドナルドとキーボードクラッシャー、数世紀にも渡る二人の因縁に遂に終止符が打たれる。

登場人物

主人公

初代キーボードクラッシャー: 第三回戦までの主人公にしてSPDの創立者。本名は「レオポルト・ゲオルグ・クリスティアン・フリードリヒI世」。ドイツ人だが第二回戦では新宿のマンションに住んでいた。
今まで何度もドナルドに命を狙われており、パソコンをハッキングされたり、自身が住むマンションを襲撃されたりと散々な目に遭っているが、どうにか生き延びている。一応SPDのリーダーではあるが人徳はないに等しく、ドナルド城侵攻前の作戦会議では言う事を聞かないメンバー達に手を焼いていた。
数百年後の世界が舞台となる第四回戦では年老いた姿（外見は『コードギアス反逆のルルーシュ』のキャラクターであるシャルル・ジ・ブリタニアと瓜二つ）で登場する。死後の世界「幻想郷」の管理人を務めており、9代目クラッシャーに対ドナルド破壊プログラム「アプリ」を託した。
9代目キーボードクラッシャー: 第四回戦の主人公にしてキーボードクラッシャー一族の末裔。本名は「レオポルト・ゲオルグ・クリスティアン・フリードリヒ IX世」で愛称は「レオポルド」。
サウザーの宣戦布告に乗じてマクドナルド・ラピュタ支店の破壊と物質の奪取を狙うも、支店内で流言扇動活動を行なっていた所を店員に通報されてしまい、邪教徒達に捕縛され支店の地下牢に投獄されてしまった。そこで自分と同じく投獄されていたバクラと出会い、打倒ドナルドの為に共闘する。
ドナルド・マクドナルド - CV：宍戸勝、中村獅童、千葉一伸: 本作のもう一人の主人公にして最大の敵役。神聖マクドナルド帝國の皇帝。別名「新世界の神」。デスノートを持っている。
当初はクラッシャーの命を狙ったり子供に手を出す犯罪者であったが、第三回戦からはとうとう世界征服を始めた。Lやマンションの警備員を笑いながら殺害したり、命乞いしたクラッシャーをライフル銃で射撃するなど性格は冷酷非道そのもの。部下や信者の事も道具としか見ておらず、月やムスカを用済みと判断した際にはいとも簡単に見捨てている。
ドナルド城での決戦にてSPDに敗れ死亡したかに思われたが生存しており、数百年後には超巨大隕石の姿で地球に飛来し、再び世界征服を開始した。終盤には魅上から血を捧げられた事で完全体と化す。

クラッシャー陣営

リンド・L・テイラー - CV：徳本恭敏: 通称「L」。全世界の警察を動かせる唯一の人間。
第二回戦でクラッシャーとタッグを組むが、どういう経緯でクラッシャーと知り合ったのかは不明。テレビ中継でドナルドに宣戦布告するが、直後に彼の持つデスノートに名前を書かれ、心臓麻痺で死亡した。
佐古克己 - 演：細田よしひこ: SPDのメンバー。西舘高校に通う男子高生。
レザード戦ではナイフで奇襲を仕掛けるが、誤って曙を刺してしまった。
没となった第三回戦part5ではレザード・ヴァレスの塔に単身で乗り込み、彼に勝負を挑む。
ドラえもん - CV：大山のぶ代: SPDのメンバー。22世紀から来たネコ型ロボット。
野比家の屋根裏からドナルドの気配を感じ、恐る恐る屋根裏に乗り込むが、そこに居たのはドナルドではなくムスカであり、そのままムスカと戦う事になる。最期は自らを犠牲に、地球破壊爆弾でラピュタを崩壊させた。
闇遊戯 - CV：風間俊介: SPDのメンバー。名もなきファラオにしてキングオブデュエリスト。愛称は「王様」。
YellowBox倉庫にて波平と共に月と戦い、見事勝利を収める。ドナルド戦では指揮艦で迎え撃つが、命中する直前にドナルドがワープした事で無駄に終わってしまった。
曙太郎: SPDのメンバー。横綱。愛称は「マケボノ」。
レザード戦では佐古に誤って刺されてしまい、続くドナルド戦ではラオウとの連携でドナルドに突進攻撃をするが、彼の大技「ハッピーセット」によって呆気なく粉砕されてしまった。
マリオ: SPDのメンバー。世界一有名な配管工。別名「ミスタービデオゲーム」。
SPDでは先遣隊を務めており、クラッシャーに呪いの館の主人公に関する情報を伝えた。その後は行方を晦ましており、SPD総員によるドナルド城侵攻にも参加していない。
磯野波平 - CV：永井一郎: SPDのメンバー。磯野家の大黒柱。
YellowBox倉庫にて遊戯と共に月と戦い、戦闘ではマスオに攻撃指示を送っていた。
フグ田マスオ - CV：増岡弘: フグ田サザエの夫。
月戦では波平の助っ人として登場し、拳銃で月を蜂の巣にした。
松岡修造: SPDの新メンバー。とにかく熱い。別名「炎帝」。
クラッシャーよりも遥かにリーダーシップに優れており、ドナルド城に乗り込む際は他のメンバー達を従え勝手に出撃した。
ビリー・ヘリントン: SPDの新メンバー。ガチムチ。愛称は「兄貴」。
ドナルド戦ではラオウにキノコを食べさせられた事で巨大化し、ドナルドに火炎放射を浴びせるが途中でエネルギーが切れてしまい、最期は真正面からドナルドとぶつかり合い、相打ちとなって死亡した。
ラオウ - CV：内海賢二: SPDの新メンバー。世紀末覇者にして北斗神拳の使い手。別名「拳王」。
ドナルド城では佐古や修造と共にレザードに戦いを挑み、続くドナルド戦では曙やビリーとの連携プレーを披露した。
スペランカー: SPDの新メンバー。虚弱体質。
加入早々、落下死した。
闇バクラ - CV：松本梨香: 獏良了の闇の人格。自称トレジャーハンター。
マクドナルド・ラピュタ支店の地下牢に投獄されていた所を9代目クラッシャーと出会い、一緒に行動する事になる。最終決戦ではサウザーや霊夢、元SPDのメンバーと共にドナルド完全体に戦いを挑み、アプリ復旧の時間を稼いだ。
ザンギエフ: バクラの扱うモンスター。攻撃力 1450で守備力は不明。
鉄格子を破壊し、バクラと9代目クラッシャーの脱獄の手助けをした。
夢魔の亡霊: バクラの扱うモンスター。攻撃力 1300守備力 1800。
夢魔と言うよりムウマである。
バットフィッシュ: バクラの扱うモンスター。攻撃力 1300守備力 1200。
うp主のアイコンにもなっており、予告編やOPやEDにも幾度となく登場しているが、本編への出演は最終決戦となるクラッシャー陣営vs ドナルド完全体のみである。
サウザー - CV：銀河万丈: 南斗鳳凰拳伝承者。別名「聖帝」。
聖帝軍団を引き連れ、マクドナルド・ラピュタ支店に宣戦布告を行う。自身も支店に乗り込み、立ち塞がるネイティオ達を圧倒し、屋上でムスカと激突する。
博麗霊夢: 幻想郷の住人。普段は敬語で話すが、素が出るとタメ口になる。
最終決戦ではドナルドにゼロ距離射撃を仕掛けるが、完全体となったドナルドには通用しなかった。

神聖マクドナルド帝國

ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ - CV：寺田農: 通称「ムスカ」。大佐。
野比家の屋根裏にラピュタへの入り口を作っており、侵入して来たドラえもんと激突。力の差を見せつけるも、捨て身の地球破壊爆弾によりラピュタは破壊され、自身は失明。月と同様ドナルドに助けを求めるも、あっさり見捨てられてしまい死亡する。
数百年後にはその驚異的な生命力とラピュタの科学力によって復活し、嘗て見捨てられたにも関わらず第四回戦では再びドナルドの配下として暗躍する。
没となった第三回戦part4では一度復活するも、ドナルドのおしゃぶり好きを「悪い癖」と言ってしまった事で彼の逆鱗に触れ、処刑されてしまった。
剛田武 - CV：たてかべ和也: 通称「ジャイアン」。ガキ大将。別名「音凶破壊兵器」。第三回戦の予告編から登場しているが、本編への出演は第四回戦からである。
聖帝軍団との交戦の際にマクドナルド・ラピュタ支店の秘密兵器として投入され、聖帝飛空師団の撃墜、9代目クラッシャーのコマンド入力の妨害、バクラのデュエルディスクの破壊に貢献するが、それと同時に支店をも壊滅させてしまい、本店まで壊滅させかねない状況となり魅上の手によって制裁された。
夜神月 - CV：宮野真守: イケメンの秀才。本作ではデスノートを持っている様子はなく、新世界の神を名乗ってもいない（この設定はドナルドが受け継いでいる）。
YellowBox倉庫にて遊戯や波平と戦うも敗北し、瀕死の重傷を負う。その後はドナルドに助けを求めるも「ここで死ね」と言われ見限られてしまい、最期はデスノートに名前を書かれ、心臓麻痺で死亡した。クラッシャーからはその能力を高く評価されており、死亡した際には本来敵であるにも関わらずその死を惜しまれていた。
呪いの館の主人公: 名前不詳。愛称は「ひろし」。
何がしたいのか全く分からないまま出番を終えた。
高倉文太 - CV：納谷六朗: ふたば幼稚園の園長。愛称は「組長」。
第三回戦の予告編とpart1のオープニングにしか登場しておらず、本編では一切出番がない。
レザード・ヴァレス - CV：子安武人: 変態ロリコンストーカーフィギュアフェチ。
SPDとの決戦前にドナルドから力を与えられており、ドナルド城にSPDが攻め込んで来た際には彼等を迎え撃ち、圧倒的な強さで追い詰めるも、最期は修造とラオウの前に敗れ去り、死亡した。
没となった第三回戦part5では佐古と対決する。
阿部高和: イイ男。ムスカの部下でマクドナルド・ラピュタ支店の警備を任されている。
脱獄した9代目クラッシャーとバクラを追跡し2人を抹殺しようとするが、最期は9代目クラッシャーの必殺技「タピオカパンチ」を受け、死亡した。
ネイティオ: せいれいポケモン。ムスカの部下であり無数に存在している。
ムスカの命によりマクドナルド・ラピュタ支店に侵入して来たサウザーに大群で襲い掛かるも、全く歯が立たなかった。幻想郷で再登場した際には筋肉質になっていた。
魅上照 - CV：松風雅也: ドナルドを神と崇める青年。
ドナルドからデスノートを受け継いでおり、バクラと9代目クラッシャーの本名を知った事で2人を殺害するという快挙を成し遂げた。最期はドナルド完全体の復活の為、自ら命を絶った。