概要
要は英語風に聞こえる日本語である。英語以外のものが由来のものも結構あったりする。
日常的に日本人同士で使ったり、単語そのものは実在する場合も多いのだが…
基本的に海外では通じない!!
なぜそのような英語もどきが多いのかというと、大概が日本にはもともとない概念をメディアとかが造語して広まっちゃったり、特定のサービスや商品の商標名が一般に浸透しちゃったり、あるいは元々言語の意味で入ってきたものが変形して現代に残ってる、という様々な形で日本人に認知され一般化されてきたからである。
なお、日本語に慣れた外国人や日本を対象にした会話や記事の中では和製英語は普通あるいは意図的に使われる。
類するもの
- 日本語重視で誤用されやすいもの → 誤用の多い日本語の一覧
- 外来語全般で誤用されやすいもの → 原義と意味の違う外来語一覧
- 日本人が誤用・誤表記しがちな英語 → 日本語の英訳で使われがちな不自然・不適切な英語の一覧
例
※並び順は「和製英語」側の五十音順
英語以外が語源の和製洋語の例
| 和製洋語 | 英語 | 備考・その他 |
|---|---|---|
| アルバイト | パートタイムジョブ (part-time job) | アルバイトは独語由来 (arbeit) |
| エネルギー | エナジー(energy) | 語源は同じだが、エネルギーは独語由来(energie) |
| ゴム | ラバー (Rubber) | ゴムはオランダ語 (Gom) |
| シュークリーム | クリームパフ (cream puff) | シューは仏語で「キャベツ」の意味 (choux) 英語圏で「シュークリーム」と言ってしまうと 「靴(shoes)用のクリーム」と聞こえる。(保革油など) |
| ポンプ | パンプ (pump) | ポンプはオランダ語由来(pomp)。ちなみに英語のポンプ(pomp)は「飛び出る」という意味 |
対策
「言葉は変化する」のが当たり前なので、無理に和製英語を拒否する必要性はないと考えられる。
とはいっても「ネイティブとのやり取りで通じない!」というのは困るし相手も困惑するので、英語を使う際にはなるべく気をつけるようにしたい。
気をつけ方の例として、ライティングの時は必ず質のよい和英辞書を使うようにしよう(質の悪い物や簡易な物は和製英語をそのまま英語化したものを載せている事がよくある)。余裕がある人は訳した後に、英和で逆引きや英英で意図した意味で使っているか確認しよう。
スピーキングの際は、ライティングの時と違っていちいち辞書を見る訳にはいけないので、違う対策が必要である。基本的にカタカナ言葉には注意して、ネイティブが使った単語をそのまま使うようにすれば、まず間違いは起きない。
とはいっても語学の勉強では間違えるのは当たり前、というか間違えまくるのが普通なので、そんなに気にするのもよくない。間違えたら間違えたでいいから、次は上手くやるというプラス思考(ちなみにこれも和製英語)でゴーだ!
関連動画
関連項目
- 英語
- 日本語
- 原義と意味の違う外来語一覧
- 誤用の多い日本語の一覧
- Engrish (Japlish)
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