アルカ=ゾルディックとは、漫画およびアニメ『HUNTER×HUNTER』に登場する人物である。
ゾルディック家五兄弟の残り一人としてファンの間で伏線回収を期待されている中での登場であった。
冨樫は忘れていなかった。
概要
ゾルディック家第四子。
作中ではキメラ=アント編が終わり、ゴンの治療を行おうとするキルアが会いに行った所(321話)で初登場する。
この回では座っているだけ、次の回では過去の様子がホラーじみたエピソードとして描かれるだけだったが、323話でキルア相手に強烈なブラコンぶりを発揮。
キルアの体臭を嗅いでトロけ顔、抱きついてナデナデをおねだり、お姫様だっこで頬にチュー、人物相関図でキルアとの間に相互ハートマークと、毎回のように怒涛の妹キャラ攻勢が行われ、全国の萌え豚をブヒり狂わせた。
登場からわずか数週にして、現在のジャンプ女性キャラ最萌に上り詰めたと評する者も少なくない。
観光客を含めた一般人には公開されていない。
アルカに関する一切がゾルディック家の機密事項であるため、アルカは監禁生活を強いられていた。
そんなアルカ自身も自分が異端者だと理解しているようで、『あたしがいなくなれば家族と仲良くなれる?』とキルアと家族の関係を心配している。
かわいすぎるよアルカたん。
それと同時にキルアが自分を愛してくれることが何よりも幸せ。
性別
キルアからは妹と呼ばれているが、それ以外の家族・執事からは男児の様に扱われている。
見た目こそ少女であるが、冨樫漫画ではこの容姿で男であっても何ら不思議ではない(例:クラピカ、蔵馬、バカ王子)。
また、キルアの台詞で『アルカは「女の子」だぜ』とあるが、わざわざ「女の子」と鍵カッコつきであるため、何か意味があると思われる。
そのためファンの間では男の娘説・性転換説などが出されているが、現時点では未確定。
能力
どんな「お願い」でも叶えるが、その代償に「おねだり」をする。
これが念能力なのかどうかは現時点で不明。
以下がこの能力の流れである。
- 誰かに「おねだり」をする。「おねだり」する際のセリフは主に『~~(対象者)、~~(対象物) ちょーだい』。
- 対象者が「おねだり」を3つクリアすると、「お願い」待機モードになる。→目が真っ黒になり不気味な顔に。
- 同じ人間が連続して「お願い」する事は出来ない。
- 「お願い」をすると、『あい』と承諾し、その願いが何であっても叶えてくれる。→叶えると顔は元通りになる。
- 連続で4回「おねだり」を失敗すると、その者は一瞬にしてミンチ状になって死亡する。
- 「おねだり」失敗で人が死ぬと、「おねだり」難易度はレベル1にリセットされる。
ナニカ
「お願い」や「おねだり」をするのは、厳密にはアルカ自身ではなく、中に潜む別人格である。
キルアはこの人格を『ナニカ』と呼び、父親であるシルバはアルカ自体を『別の何処からか来た闇(なにか)』と呼んでいる。ナニカはキルアの事を『お兄ちゃん』でなく『キルア』と呼ぶ。
キルアには上述した「お願い」の流れを無視してこのナニカに直接「命令」できる専用ルールが存在する。このとき「おねだり」は発生しない。このようなルールが存在するのは、ナニカがキルアに褒めて貰いたいから。
ナニカが起きている間はアルカは眠っているため、アルカが起きている時間は長くはない。
アルカ自身、ナニカの存在には気付いており、ある程度はお互い自由に入れ替わる事が出来る模様。
事例
一回目
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二回目
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関係者
執事
全ての執事かは解らないが、ある程度の実力がある者は知っている様子。
機密漏洩を防ぐ立場にいるので、それに必要な法則は公開されているのだろう。
両親
父シルバ、母キキョウには何故か「おねだり」をしてこない。これをミルキは、「おねだり」が始まると、別の人には移らないためと解釈。キルアもミルキ自身も、誰かに「おねだり」させてから両親の元に返していたと説明(キルアの部分は推測)。
キルアが幼い頃に詳しいルールの説明をしなかった為、思わぬ事故を巻き起こす可能性があるとしてアルカを隔離・監禁。
兄弟
イルミとミルキも作中でアルカのルール説明があるまでは、両親同様「腫れ物」扱いにしていたと思われる。ただし、ミルキはパソコンを「おねだり」したり、ペナルティの調査などを行う為アルカを利用していた。
キルアを介せばナニカをノーリスクで操作出来ると判明しイルミは、キルアを傀儡にしようと企んだがナニカの力によって自宅へ飛ばされた。
一番近い兄であるキルアだけがアルカを人間扱いしている様子。そのお陰で家族を出し抜く程ルールに詳しくなり、「命令」が出来るようになった。ただし、イルミの針で矯正されていた頃は監禁されているアルカに対しては距離を取っていたと思われる。
関連動画
お絵カキコ
関連静画
関連コミュニティ
そのうち出来る。
関連項目
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