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この記事は、「境界線上のホライゾン原作(既刊)」のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
エリザベスとはライトノベル『境界線上のホライゾン』の登場人物である。
アニメ版の声優は田村ゆかり。
概要
英国を統治する妖精女王。エリザベス一世の襲名者で英国オクスフォード教導院総長兼生徒会長で“女王の盾符”の12。
| 名前 | エリザベス |
| 字名 | 妖精女王 |
| 所属 | 英国オクスフォード教導院 |
| 役職 | 英国オクスフォード教導院 総長兼生徒会長 |
| 種族 | 人間と木霊の混血 |
| 戦種 | 全方位精霊術師 |
| HN | 女王 |
| 特徴 | 結構天然 |
| 特技 | 部下イジリ |
尊大で不敵な笑みを湛え、それに相応しい絶大な力を持つ。前に突き出す睡蓮を模したブレード型の王冠を戴き、金布で仕立てられた英国女子制服を纏う。肩に左右二枚の浮遊する装飾付きガーダーには1m強のブレードが下を向いて提げられ、腰部ハードポイントにもブレードが携えられ、計6本の刃と広がるスカートが蝶のようなシルエットを与えている。金髪巨乳の美人であるが姉よりは胸が小さい。
女の身勝手さで世界を振り回すような人物だが、現実の世界を好み、民衆からは絶大な支持を持ち(猫に高貴な名前“ゴールデンタマ”と名前をつけてもらえたことを通信文で感謝されたり、庶民風の姿で現れたときは人だかりが出来た)女王の盾符のメンバーも心酔するものが多い。エリザベスも女王の盾符に対して辛辣な言葉を放ったり、おもちゃにして遊んだりもするが、事の結果よりも英国を思って行動する部下の行動を喜び、重んじる懐の深さがあり、暇な時には手慰みに王賜剣二型の制御装置でもある王冠を外して弄んでいる。性格的には気分屋でノリが良く寂しがり、やや天然気味。演劇好きではあるが過剰な演出は好まない。彼女に隠し事をすると壁をぶち抜いてでも暴いてしまうので不可能とされている。失言(援護射撃が何故か味方を背中から撃つことに)や仕事の忘れも多々有り、平然と開き直る事も多い。そんなエリザベスを補佐するために女王の盾符が設立された。武蔵勢との謁見ではそれが遺憾なく発揮され、貧従士が好感度フラグを立てた。また、交渉の場において政治の場を舞台と捉えるスベリ政治家に昔の自分を重ね(いわく相応に馬鹿)相応の評価をつけた。なお、正純の寒いギャグでウケが取れる数少ない人物である。自身があらゆる存在に対して超越しているため、異性には全く興味が無い。が、かなりのシスコン気味であり、時々武蔵に亡命した姉に通神文を送ったり、姉の危急の際は歴史再現を言い訳にして女王の盾符を派遣したりしている。
“Save you from anyting”
本来なら姉であるメアリはキャサリン王妃の息女として生まれるはずであったが、適わず病没した。そしてその代わりのようにアン・ブーリン王妃から双子が生まれた、メアリとエリザベスである。二人は感覚を共有し、彼我の感覚も薄いまま共に幼少を過ごした(今でも細々と残っている)そして聖連に対して英国はメアリは「妖精に攫われた」との言い訳でやり過ごしていた。そして幼少の頃互いの運命を知った二人は互いに護ると言う約束を交わした。メアリが二重襲名を果たし、王賜剣二型を抜こうとしたが適わず、エリザベスも抜けなかった。そして時々入れ替わりながらメアリは一人で生きていく術を学び、裏の歴史を、エリザベスは女王としての英才教育を受けながら表舞台をこなしていった。そしてメアリが15歳の時に300人の処刑を果たした後、第四階層で処刑までの間放浪の歴史再現をしている時、エリザベスは時々ロンドン塔でメアリの影を演じながら民衆の前に姿をあらわした。この時エリザベスは姉の行動を止めようとしたが、それを止めることが出来なかった。以後それを姉が自分に対しての決別の行いと受け取り、歴史再現の役割を果たし、その役割通りに振る舞うようになった。自分の大切な姉を処刑し、英国の護りとして地脈に返し護るために。
だが、その約束を揺るがす者が現れた。極東の忍者点蔵・クロスユナイトである。最初に入れ替わった自分たちを見抜き、姉の心を揺るがせた男である。その後処刑の時が近づいた時、武蔵からの一方的な相対戦を仕掛けられ、憤るも姉と入れ替わって今度は姉がエリザベスとして刑場で相対するも彼の持つユニークスキルで再び見破られた。そして五分の時間を二人に与えた。その後幾つかのやり取りをへて、王賜剣をメアリ、エリザベスとも抜いてしまうという事態がおきる。エリザベスは処刑にかかった損害や人的被害を点蔵に請求するも、本多・正純による「メアリの極東亡命による英国王位の保持」と「処刑による英国の存続ではなく、甥を生むことで英国を存続する」という歴史再現を含めた取引を提案され、メアリは英国を去っていった。最後に語れぬ想いと姉妹の絆を繋がせて。
戦闘方法
身振りだけで精霊たちが意を汲み、行動するなど有り得ないほどの精霊術を行使する(例:足踏みだけでコボルドが命令に従う、空を歩くように精霊たちがその身を運ぶなど)流体の形としては常時放射型で莫大な内燃拝気は100メートルを超える光の翼として顕現し触れるものを焼きつくす。あのズドン巫女が腰を抜かしてへたれ込むほどであり、人と妖精の頂点に君臨する規格外。ある意味彼女を敵に回すのは英国全土を敵に回すのに等しいとも言える。その上で王賜剣二型を所持し、戦時には我先にと王賜剣二型をエクスカリバりたがるという無体ぶりを発揮する。
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