オナーコード単語

オナーコード
2.9千文字の記事
  • 3
  • 0pt
掲示板へ
曖昧さ回避
  1. Honor Code。(海外大学などで定められている)倫理規定。
  2. 2009年生まれの日本競走馬アグネスタキオン産駒で1戦0勝。
  3. 2011年生まれのアメリカ競走馬本項で記述。

オナーコード(Honor Code)とは、2011年3月1日生まれのアメリカ競走馬である。黒鹿毛

な勝ち
2013年レムゼンステークス(GⅡ)
2015年メトロリタハンデキャップ(GI)ホイットニーステークス(GI)ガルストリームパークハンデキャップ(GⅡ)

概要

A.P. IndySerena's CatStorm Catという血統。

A.P. Indy(エーピーインディ)はGIを4勝したアメリカ競走馬で、種牡馬としても成功し一大系統を築き上げた。同日本人巻智徳が所有していたことでも知られている。2011年には全頭不受胎により種牡馬引退となったため、2010年の種付けで生まれたオナーコードはラストクロップとなる。

Serena's Catは12戦4勝。産駒でオナーコードの半重賞2勝のNoble TuneSerena's Catに当たるSerena's Song(セレナーズソング)はGIを11勝した名

Storm Cat(ストームキャット)はGIは2歳時に1勝したのみのアメリカ競走馬であったが、種牡馬としては成功し一大系統を築き上げた。

Dell Ridge Farm(デルリッジファーム)によって生産され、Lane's End Racing[1]Dell Ridge Farmの所有となった。

戦績

2歳(2013年)

クロードマゴーヒー厩舎に入厩し、8月ジョン・ヴェラスケスを上にダート7ハロンデビュー不良馬場の中で2番人気に支持されると、途中22馬身離れたところから強な末脚を見せつけ、4馬身半差付けて勝利

10月シャンペンステークス(GI)では、ハビエルカステリャーノを上に1番人気に支持されたが、外からの競馬となったもありクビ差でHavanaに敗れて2着。

次走にはブリーダーズカップ・ジュベナイルではなく11月レムゼンステークス(GⅡ)を選択。1番人気に応え、追い上げてハナ差で勝利マゴーヒー調教師にとっても同競走4勝となった。

3歳(2014年)

ケンタッキーダービーの有力の1頭として注されていたオナーコード。ここまでケンタッキーダービーを制してないA.P. Indyラストチャンス勝利することや、ついでに前年にOrb(オーブ)でケンタッキーダービーを制したばかりのマゴーヒー調教師[2]の連覇も期待されていた。

1月に後脚に少し打撲傷を負ったということで、ファウンテンオブユーステークスレベルステークスは回避し、3月ダート8.5ハロンの競争に出走。5頭立てで1番人気に支持されたが、直線で遅れをとりトラックレコードを出したSocial Inclusionに10馬身差も付けられての2着に終わった。

その後はウッドメモリアルステークスに向けて調整されていたが、同に右後肢の負傷が発見されたためケンタッキーダービーは断念することとなった。因みにこの年に勝利したのはA.P. IndyCalifornia Chrome(カリフォルニアクローム)であった。

11月ダート6.5ハロンのオプショナルクレーミングで復帰し、1番人気に支持されるとレースでは追い上げ1馬身差の勝利

4歳(2015年)

4歳初戦は3月ガルストリームパークハンデキャップ(GⅡ)。2番人気に支持されると、ここも追い上げてPrivate Zoneに半馬身差を付け勝利

続いて5月にはアリシーバステークス(GⅡ)に出走。2番人気に支持されたが、馬場の状態もしたのかここは追い込みが決まらず5着。

6月メトロリタハンデキャップ(GI)では5番人気に留まったが、最後方からの追い上げが見事に決まり、2着の1番人気Tonalistに3馬身半差以上付けての勝利

8月ホイットニーステークス(GI)では2番人気に支持され、19馬身以上はなれた場所から追い込んで先頭のLiam's Mapにクビ差で勝利GI連勝となった。

10月ケルソハンデキャップ(GⅡ)では1番人気に支持されたが、不良馬場の中で3着。ダート追い込みだと決まらなかった場合は厳しいが、この時は先頭との距離が離れすぎていたようだ。

ブリーダーズカップ・クラシック(GI)では2番人気に支持された。コースレコード勝利したラストランの3歳三冠馬American Pharoah(アメリカンファラオ)からは11馬身差、2着のEffinexからも4馬身半差ではあったが、いつものように最後方からの追い上げで3着。

このレースを最後に引退。11戦6勝。2015年エクリプス賞チャンピオンに選出された。

種牡馬入り

引退後はレーンズエンドファームで種牡馬入り。初年度である2016年の種付け料は4万ドルとなった。

2024年からは日本優駿スタリオンステーションで繋養されることとなり、輸入初年度は種付け料180万円で152頭に種付けを行った。2年134頭に種付けを行い、3年となる2026年の種付け料は150万円に減額された。

血統表

A.P. Indy
1989 黒鹿毛
Seattle Slew
1974 黒鹿毛
Bold Reasoning Boldnesian
Reason to Earn
My Charmer Poker
Fair Charmer
Weekend Surprise
1980 鹿毛
Secretariat Bold Ruler
Somethingroyal
Lassie Dear Buckpasser
Gay Missile
Serena's Cat
2003 黒鹿毛
FNo.7
Storm Cat
1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
Serena's Tune
1998 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Serena's Song Rahy
Imagining
競走馬の4代血統表

クロス:Secretariat 3×4(18.35%)、Bold Ruler 5×4×5(12.50%)

主な産駒

記事のあるは太字。海外GIのみ掲載。

2017年産
2018年産

関連項目

脚注

  1. *レーンズエンドファーム(Lane's End Farm)の馬主名義。
  2. *かつてイージーゴア(Easy Goer)の調教師であったが、この時はサンデーサイレンスに敗れて2着。
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

【スポンサーリンク】

  • 3
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

フランドール・スカーレット (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: ゆんなの
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

オナーコード

まだ掲示板に書き込みがありません…以下のようなことを書き込んでもらえると嬉しいでーす!

  • 記事を編集した人の応援(応援されると喜びます)
  • 記事に追加して欲しい動画・商品・記述についての情報提供(具体的だと嬉しいです)
  • オナーコードについての雑談(ダラダラとゆるい感じで)

書き込みを行うには、ニコニコのアカウントが必要です!


ニコニコニューストピックス