■キオスクの曖昧さ回避
キヨスク/キオスク(Kiosk)とは、おもにJR駅構内や周辺施設に店を構える小型売店である。JR東日本リテールネットのみ読みとカナ表記が「キオスク」になる。
当頁では、便宜上JR以外の鉄道事業者の駅売店についても解説する。
概要
英語で簡易構造物を意味する「KIOSK」を語源とし、清く気安くという意味を加えてキヨスクの名がついている。
Kioskの歴史は1932年までさかのぼる。鉄道弘済会が鉄道殉職者遺族の働く場として『鉄道弘済会売店』を東京駅・上野駅に10店舗オープンさせたのが始まりである。1973年にイメージチェンジとして名称をKioskに変更、1988年の国鉄民営化と同時にJRグループ各社に引き継がれ、各社での子会社再編などを経て現在に至る。 おもにJR・地下鉄・私鉄などの駅改札内外に小型売店あるいはコンビニ型の店舗を設置している。
業務提携・コンビニFC転換
キヨスクは大手コンビニエンスストアや飲食店を中心として有名企業と業務提携を行い、駅やJR商業施設への店舗展開や旧キヨスクから大手コンビニブランドへのフランチャイジーへ転換が進んでいる。なお、一部の鉄道事業者はコンビニFCには参加せず自社独自ブランドで営業を続ける(詳細後述)。
以下はコンビニフランチャイザー+鉄道事業者独自のブランド名を付けたものである。
独自ブランド名は付けないが駅売店を大手コンビニFCにした・大手コンビニを駅売店として誘致した鉄道事業者
独自ブランドを貫きコンビニFCに入らない鉄道事業者
鉄道事業者傘下 | ブランド名 |
JR東日本グループ | NewDays、NewDaysKIOSK |
JR東海グループ | ベルマート、デリカステーション |
京阪電鉄グループ | アンスリー |
独自開発商品
JR北海道フレッシュキヨスクでは『緑茶うらら』『ニセコWater』『森彦の珈琲』などのオリジナル商品、また白い恋人でおなじみの石屋製菓とコラボし『APPLE CHOCOLAT』を開発・販売している。
関連動画
関連商品
関連リンク
関連項目
脚注
- *2022年9月28日発表時点では屋号名は未発表。出典 https://www.sej.co.jp/var/rev0/0005/7126/122928132533.pdf
- *流山おおたかの森駅のみローソンも併設。
- 3
- 0pt