クイーンステークスは、JRA(日本中央競馬会)が開催する札幌競馬場の3歳以上牝馬限定戦、芝1800mの重賞競走である。格付けはGⅢ 。
JRAの東京競馬場で行われているレースは、クイーンカップ(GⅢ )です。
地方の船橋競馬場で行われているレースは、クイーン賞(JpnⅢ )です。
概要
1953年に3歳牝馬限定(旧4歳)として、東京競馬場に芝2000mの重賞として創設されたのが始まり。
その後東京競馬場、中山競馬場と開催地を何度か変更の後1980年から中山競馬場開催になった。(1988年は代替で新潟競馬場)
1991年から旧牝馬3冠の最終戦のエリザベス女王杯の優先出走権が3着まで付与され、1996年から芝1800mになりトライアルの対象が現牝馬3冠の最終戦の秋華賞になった。
2000年になって古馬牝馬の重賞路線での出走機会の拡大のためにトライアルから外れ、出走条件を3歳以上牝馬に変更、さらに開催地を札幌競馬場に移し現在にいたる。
2002年から北海道新聞がトロフィーなどを寄与し「北海道新聞杯クイーンステークス」となっている。(以前は道新杯というオープン特別が存在していた)
またこの年はバイオリンの4重奏の美しい音色の生演奏であった。(プペペポピーではない)
2013年は札幌競馬場の改修工事で函館競馬場開催に。
2020年は東京オリンピックのマラソンと競歩が、札幌で開催されることによる日割りの変更で函館競馬場開催の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが延期されたことにより、この変更は2021年に行われた。
3歳牝馬限定時代はシンコウラブリイ、ヒシアマゾン、サクラキャンドルとG1 勝利する馬が優勝している他、1973年には日本在来馬を母系に持つサラブレッド系種・ヒダコガネが勝利している。
古馬牝馬解放後は優勝馬から、トゥザヴィクトリー、ヤマカツスズラン、アヴェンチュラ、アエロリット、ディアドラが、
複勝圏内からはファインモーション、テイエムオーシャン、ヘヴンリーロマンス、ヤマニンシュクル、レジネッタ、レッドリヴェール、ソウルスターリング等がG1 をのちに勝利、または勝っていた。
レース結果(古馬牝馬に開放以降)
年齢表記は現在の年齢で表記
第61、69回は函館競馬場芝1800m
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関連項目
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