札幌2歳ステークスは、JRA(日本中央競馬会)が開催する、札幌競馬場の2歳限定の重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
第1回は1966年で砂1200mの距離で行われた。第4回からダート1200mになりその後、芝コースが完成した後の1990年の第25回から芝1200mにかわり、1997年から距離路線の整備により芝1800mとなった。
創設時は北海道3歳ステークスだったが、1983年から札幌3歳ステークスに、2001年から満年齢表記に改めたことにより札幌2歳ステークスと変更され現在に至る。
第9回~31回(第13回除く)までは、函館競馬場と札幌競馬場の開催順序が2021年現在と違ったため、JRAの世代別重賞として最も早く行われるレースであった。
このレースの勝ち馬からはリュウズキ、ニシノフラワー、ビワハイジ、ジャングルポケット、アドマイヤムーン、ロジユニヴァース、レッドリヴェール、ニシノデイジー、ソダシ、ジオグリフ等が、
複勝圏内も含めるとゴールドシチー、ニホンピロジュピタ、テイエムオーシャン、ヤマニンシュクル、アヴェンチュラ、ゴールドシップ、レッツゴードンキ、ユーバーレーベン等が後にG1(G1級)を勝利している。上記の通りに3歳路線の主となるクラシック馬もそれなりに輩出しており、近い時期に開催される北海道2歳重賞の函館2歳ステークスよりも活躍馬は目立つ傾向にある。
道内にあるホッカイドウ競馬(道営競馬)の2歳認定競走からの出走も多く、過去にヤマノブリザードとモエレエスポワールが道営所属馬として制覇している。他地方からも2016年に川崎競馬所属のトラストが勝利している。
この他、2020年にソダシが白毛馬として初めてJRA芝重賞制覇を果たした事でも知られている。
レース結果
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1回~3回は砂1200m、第4回~23回はダート1200m
第24回~31回は芝1200m(第24回は函館芝1200m)。第32回から現行の芝1800m(第48回は函館芝1800m)
関連項目
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