概要
ポケットモンスターX・Yに登場するジムリーダーの少年で、でんきタイプを使用する。
ジムのあるミアレシティ自体は序盤に訪れるが、戦えるのはストーリー中盤で五人目のジムリーダーとなる。
リュックサックから伸びるアームのようなものが印象的。エイパムと切り札のエレザードを模している。
発明が得意で、フレア団アジトの扉を開けるのにサナが使用した機械は彼が作ったもの。
中盤で戦うのには理由があり、とある理由からミアレシティの半分が停電になってしまい、そのために町中を駆け回って頑張っていたからだという。同じ電気タイプのジムリーダーでありながら、自らが停電の原因となった彼とは大違いである。
ジムは3択のクイズを出され、正解だと思ったエレベーターの前にいるトレーナーを倒してエレベーターに乗り、クイズが正解だと先に進めるという形式。クイズ形式のジムだからといってカツラとは関係ないし、当然しねしねこうせんも出てこない。クイズは冷静に考えれば簡単なものばかりだが、ヤナップ・バオップ・ヒヤップのシルエットから正解を当てるという紛らわしいものもある。ポケモン図鑑でカンニングできるのは内緒。
名前の由来は、ミカン科ミカン属の常緑低木樹「シトロン」からか。
また、レモンをフランス語で「シトロン(citron) 」と言う。カロス地方はフランスがモデルなので、それとも掛けているのかもしれない。
使用ポケモン
X・Y
ミアレジム |
バトルシャトー |
でんきタイプの使い手ということで、じめんタイプが有効。直前の13番道路でじめんタイプのポケモンを捕まえて即戦力とするのも良い。
エモンガはじめんタイプの技が無効な上、前作でも猛威を振るった「ボルトチェンジ」を使用してくる。「がんせきふうじ」などを覚えさせて対抗しよう。
レアコイルは特性「がんじょう」で攻撃を確実に耐えた上で反撃に及び、そこから薬で回復してくる。ルカリオの「ボーンラッシュ」などの連続技で早めに片づけてしまいたい。
バトルシャトーでのレベルは、各種挑戦状を使用していない場合のもの。
アニメのシトロン
サトシの仲間として、妹のユリーカと共に登場。ゲームと違い、眼鏡から目が透けて見えている。誰だお前とか言ってはいけない。旅の途中に何かトラブルが発生すると、発明好きの設定からか毎回妙な発明品を出す。どこからそんな大きさのもの出したんだとかを気にしたら負け。しかしこういうのにはお決まりの起動→調子悪くなる→爆発オチというパターンができてしまっている。もちろん爆発しても結果的にはトラブルが解決したり、最後まで爆発しなかったというパターンもみられる。
ミアレシティに到着してから早速ジム戦に挑もうとするサトシとピカチュウだったが、ミアレジムはバッジを四個以上ゲットしてからでないと挑戦できず、一人と一匹はジムの仕掛けに追い出されてしまう。追い出されて空にはじき飛ばされた一人と一匹を助けたのがシトロンとユリーカだった。ジムリーダーに怒っていたサトシだが、シトロンもユリーカも身分を隠していたため、サトシは彼がミアレジムのジムリーダーであることを知らなかった。後にミアレシティに戻った際に、二人の父・リモーネの発言でバレてしまった。
自分の趣味である発明に時間を割くため、ジムリーダーとしての役割を代行するロボット「シトロイド」を開発。だが、プログラムのミスや制御用音声認識の内容が誤って登録されたことから歯止めが利かなくなり暴走、シトロンとユリーカはジムを追い出され戻れなくなっていた。ちなみに、サトシ達を追い出したのもシトロイドである。サトシ達の協力を得てジムに帰還した後は、音声認識登録当時の状況を思い出して認証に成功、「ご主人様認識バトル」を行ってこれに勝利し、制御が利くようになったシトロイドに改良を加えて事なきを得た。その後はリモーネに事の経緯を説明すると共に、サトシ達に同行して旅に出ることを希望。リモーネはこれを快諾し、改めてサトシの仲間として旅に出ることになった。
サトシのジム戦は、「シトロンがチャレンジャーにバッジ4個レベルの実力を望んでいた」事を考慮したサトシの案により、サトシがバッジを4個手に入れた後にシトロンを相手に実施。ホルビー・エレザード・レントラーでサトシを迎え撃つも、激戦の末敗北。サトシにボルテージバッジを手渡し、以前と変わらずサトシの仲間の一人として旅をしている。
現在連れているポケモンは、ホルビー・ハリマロン・レントラーの3体。他、先述の「シトロイド」が所有する扱いとなった、コイル・レアコイル・エレザードがいる。
関連動画
関連項目
カロス地方のジムリーダー |
ビオラ - ザクロ - コルニ - フクジ - シトロン - マーシュ - ゴジカ - ウルップ |
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