ジェニファー・J・デ・ブランク(Jennifer J de Blanc)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
プロフィール
- 姓名:ジェニファー・J・デ・ブランク
- 出身:
リベリオン合衆国
- 階級:大尉
- 原隊:リベリオン第112海兵戦闘飛行隊
- 所属:
連合軍第506統合戦闘航空団<ノーブルウィッチーズ>B部隊
- 使い魔:スパニッシュ・グレーハウンド
モデル
モデルはアメリカ合衆国海兵隊のエースパイロット、ジェファーソン・J・デ・ブランク。
第二次世界大戦では第一海兵航空団に所属しソロモン諸島などで戦闘。被撃墜・不時着による負傷とその後のサバイバルを評価され、のちに議会名誉勲章を受章している。その後はマーシャル諸島、沖縄戦で活躍。戦後は物理学、数学などを専攻し博士号を得た。2007年死去。撃墜数9。
人物・能力
青いリベリオン海兵隊ウィッチの制服を着用し、短めの茶髪を持つ少女。名家の出でお嬢様育ちだがそれを鼻に掛けるようなところはなく、心優しく穏やかな優等生タイプ。しかしその反面、押しが弱く引っ込み思案なところがある。
育ちの良さのために教育程度が高く、欧州事情にも通じる。半ば形式上ではあるがナイトウィッチでもあり、使用するストライカーユニットもグラマーF7Fの夜戦改造型、3Nである。数学・物理学を専門としていることから電子兵装に詳しいためレーダーなど各種の夜戦支援機器も使用、リベリオンにおけるナイトウィッチ育成に貢献している。
戦歴
かつてリベリオン南部へと移住してきたヒスパニア貴族の末裔とされる名門に生まれたお嬢様で、物理と数学の教師を目指していたが、魔力の発現により軍へと入隊。このとき、おとなしく消極的な自身の性格を打破することを意図してあえて気性の激しい海兵隊への道を選んだ。
ガリア奪還に合わせ、第506統合戦闘航空団<ノーブルウィッチーズ>が貴族ウィッチによる部隊として設立された際には、貴族の末裔出身ということからリベリオンからの隊員候補として選ばれる。しかし506JFW設立時の隊員選抜に関する混乱からマリアン・E・カールらほかの非貴族リベリオンウィッチとともに送り込まれたために他国軍に受け入れられず、リベリオンウィッチだけでB部隊を編成しディジョンに駐留することとなった。
506JFWでは、結成式直前にガリア王党派をめぐる陰謀事件に巻き込まれる災難に襲われたものの、黒田那佳とカーラ・J・ルクシックの助けにより幸い無事に結成式に参加することができた。
この直後、リベリオンに夜戦ウィッチがほぼいないことが問題視されたことからF7F-3Nを受領して簡易的なナイトウィッチとなり、1945年初夏にA部隊のハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタインと合同で夜間戦闘訓練を実施。
また、別の時期であるが、地上部隊の誘導・護衛任務中に戦闘により被弾・燃料漏れに陥ったにも関わらず後退命令を無視して最後まで地上部隊を援護する敢闘ぶりを示し、リベリオン議会名誉勲章ならびに大統領感状を授与されている。
対人関係
506B部隊の同僚であり海兵隊仲間でもあるマリアン・E・カールにはディジョンの基地のキッチンを借りて料理を習っている。これはお嬢様育ちのジェニファーに料理経験が全く無かったため。
A部隊では、もとより育ちを一切気にしないたちで災難に際して駆けつけてもくれた黒田那佳と親交を深めている。
登場
B部隊に所属することから『ストライクウィッチーズ劇場版』には登場せず。ただしビジュアルは同作の公式ファンブックが初出となる。
その後、小説『ノーブルウィッチーズ』シリーズに登場、特に第3巻ではカーラと並びB部隊側のメインを務める。第4巻「第506統合戦闘航空団、暗雲!」同梱オリジナルドラマCDでは明坂聡美が演じることとなった。
2019年発売の『新ワールドウィッチーズシリーズ 秘め歌コレクション特別版 ディジョン篇』では、カーラ・J・ルクシック、イザベル・デュ・モンソオ・ド・バーガンデールとともに新曲「Trust we NOBLE」を歌唱。ドラマCDにも登場している。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- カーラ・J・ルクシック
- キャサリン・オヘア
- グレイス・メイトランド・スチュワード
- シャーロット・E・イェーガー
- ジェーン・T・ゴッドフリー
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