バスト(Bast)とは、2017年生まれのアメリカ合衆国の競走馬である。鹿毛の牝馬。
概要
父Uncle Mo 母Laffina 母父Archという血統。
父Uncle Moは2010年の2歳G1ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル、シャンペンステークスの優勝馬。
母Laffinaは未勝利馬。母父Archは7戦5勝2着1回、GI1勝。
ちなみに父Uncle Moも母父Archなので、本馬にはArchの3×2(37.5%)というかなり強いインブリードが存在する。
ケンタッキーのブラックリッジステーブルスLLCで生産され、1歳セリで50万ドルで購入されて、名門ボブ・バファート厩舎に入った。
2歳(2019年)
8月11日のデビュー戦(ダート5.5ハロン)で勝ち馬Inspiressaから1馬身1/4の2着となった後、未勝利ながら20日後のGIデルマーデビュタントステークス(ダート7ハロン)に出走。
このレースが圧巻だった。4コーナーから仕掛けると後続を突き放し、前走で敗北を喫しているInspiressaから8馬身3/4差の圧勝で初勝利。早くもこの年代の牝馬戦線の主役と目されるようになる。
続けて3戦目となる9月27日のGIシャンデリアステークス(ダート8.5ハロン)でComicalをクビ差で下し、GI2連勝を飾る。4戦目は11月1日のGIブリーダーズカップ・ジュベナイルフィリーズ(ダート8.5ハロン)に出走。しかし、ここでは*ブリティッシュイディオムの3着に敗北する。
2歳戦最後の5戦目は12月7日のG1スターレットステークス(ダート8.5ハロン)に出走。えっ、2歳戦でG1を4連戦? そう、北米競馬ではより早く結果を求めるため2歳戦が充実しているのだ。バストはこれを半馬身で勝利し、2歳GI3勝を挙げる。
3歳戦(2020年)
1月5日のG2サンタイネスS(ダート7ハロン)から早くも始動し、これを1馬身3/4差で勝利した。しかし、2月20日に軟部組織損傷により引退・繁殖入りすることが報じられた。
通算成績は6戦4勝、うちGI3勝だった。
血統表
| Uncle Mo 2008 鹿毛 |
Indian Charlie 1995 鹿毛 |
In Excess | Siberian Express |
| Kantado | |||
| Soviet Sojourn | Leo Castelli | ||
| Political Parfait | |||
| Playa Maya 2000 黒鹿毛 |
Arch | Kris S. | |
| Aurora | |||
| Dixie Slippers | Dixieland Band | ||
| Cyane's Slippers | |||
| Laffina 2012 黒鹿毛 FNo.5-g |
Arch 1995 黒鹿毛 |
Kris S. | Roberto |
| Sharp Queen | |||
| Aurora | Danzig | ||
| Althea | |||
| St. Lucinda 1994 鹿毛 |
St. Jovite | Pleasant Colony | |
| Northern Sunset | |||
| Majestic Nature | Majestic Prince | ||
| Nature | |||
| 競走馬の4代血統表 | |||
クロス:Arch 3×2(37.5%)、Northern Dancer 5×5(6.25%)
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