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コントレイル
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曖昧さ回避

英:contrail)「飛行機」を意味する英単

  1. 競走馬
    1. コントレイル(2010)...。中央2戦0勝のまま引退。産駒も残っていない。
    2. コントレイル(2017)...2020年中央競馬クラシック三冠を達成。本稿で記述。
  2. C3ヨーヨーデザイン・コントレイル...C3ヨーヨーデザインが販売するヨーヨー2017年発売。

コントレイル(競走馬)とは、JRA日本の元競走馬である。

な勝ち
2019年ホープフルステークス(GⅠ)、東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)
2020年クラシック三冠皐月賞(GⅠ)、東京優駿(GⅠ)、菊花賞(GⅠ)】、神戸新聞杯(GⅡ)
2021年ジャパンカップ(GⅠ)

概要

ディープインパクトロードクロサイト(Unbridled's Song)の3番の子の産駒として、新冠町のノースヒルズ2017年4月1日に誕生。雰囲気もあって性格も素直で牧場時代から期待していたと関係者はっている。

は説明不要ともいえる名は現役時代は未勝利だったが、祖母アメリカでGⅠを2勝している。Unbridled's SongアメリカG1を2勝している。
(Unbridled's Song日本ではなじみは少ないが、菊花賞を勝っているトーホウジャッカルや、ジャパンカップを勝っているスワーヴリチャードも同じである)

2019年(2歳)

矢作芳人厩舎に入厩して2019年9月15日阪神競馬場福永祐一を背にしてデビュー。1番人気で好スタートを切ったあとは好位につけて競馬を進め、直線入り口で先頭に立つと他ムチを使う中、なりで突き放し先頭でゴールとなった。

2戦東京スポーツ杯2歳ステークス。当初は同じく福永の予定だったが、前週に騎乗停止を受けたため短期免許で来ていたR.ムーアが騎乗となった。このレースでも1番人気で好位で競馬を展開。4コーナーを回って残り400m付近で先頭に立つと手綱を何度も動かすものの、ムチは使わない状態で後続を突き放し5身差をつけて1着入線。

タイムは1分445で2歳のレコードタイム馬場の違いで単純な較はできないものの、東京1800mの古レコード2007年チョウサンが記録した1分442で今回のタイムとコンマ3差。この記録に関係者は驚いたようである。

この結果を見て当初の朝日杯フューチュリティステークスに向かう予定から、距離を経験させる方向にということで、ホープフルステークスシフトした。

ホープフルステークスでは福永に戻りレースに挑むこととなった。
出走メンバーにワーケア、ヴェルトライゼンテ、ブラックホール等がいたがここでも2.0倍の1番人気だった。好スタートを切るとこのレースでも好位置で進める。4コーナーでは楽な手ごたえで進み、直線入り口でパンサラッサを交わしそのままゴールした。
3戦3勝となったレース後のインタビュー福永は「オーナーからダービーを狙っていると言われそれを踏まえたレースで結果を出せてよかった、楽しみにしている」と答えている。

JRA賞の2歳はコントレイルが選ばれた。同じく3戦3勝で朝日杯フューチュリティステークスを勝ったサリオスとどちらが選ばれるのか?と注されたうえでの結果である。
(阪神3歳ステークスが、阪神3歳牝馬ステークス限定になった1991年以降、初の朝日杯勝利以外からの選出となった)

コントレイルの次走は皐月賞に直行とレース後に発表されている。育成時代半年間ほど乗り込みが出来ていない期間があったそうで、その成長も兼ねてのこともある。本番でまだ戦っていないライバルとの対決がどうなるのかが注されていた。

2020年(3歳)

3歳になっての初戦は予定通り皐月賞から始動。コントレイルと同じく3戦3勝のG1サリオスも同レースから始動と、2頭のG1はどちらが強いのか?といわれる中の本番となった。これ以外では前戦であり、この年からの名を冠した名称に変わった弥生賞ディープインパクト記念を勝ったサトノフラッグ人気の1であったが、そのなかでもコントレイルは1番人気に推される。

新型コロナウイルスの騒動で無観客競馬が続いてる中の本番。前日の大による馬場の悪化で最内の1番の懸念もあったなか、まずまずのスタートを切ったが思ったより行き足が付かず。1コーナーの地点で内で後方のポジションと不安になる展開のなか、対するサリオスとサトノフラッグは前ポジションで進んでいた。向こう正面でもまだ内ラチ沿いで進んでいたが、3コーナー付近では外に出す進路を確保し4コーナーではサトノフラッグを交わし、くも先頭に立つ勢いだった。これに抵抗するのがサリオス体を併せ叩き合いになったが、半身差をつけて先頭でゴールした。

レース後のインタビュー福永祐一騎手矢作芳人調教師ともに予定のポジションではなかったとっているが、結果としてこの勝ち方で次走の標の日本ダービーの自信にもなったとっている。

この勝利福永皐月賞を初制覇、そして同時にクラシック全制覇。更には年齢制限G1全制覇、福永洋一とともに子で皐月賞制覇という偉業をコントレイルと成し遂げることとなった。この後は短期放牧をして2冠日本ダービーすこととなった。

迎えたダービーではと同じ35番で出走。レースは序盤3番手から先行集団で好走し、直線から外に追い上げて皐月2着サリオスを3身差をつけてダービーの頂点に立つ。
これによりディープインパクト以来15年ぶり敗のクラシック二冠を達成。

そして敗の三冠馬皇帝シンボリルドルフとその息子トウカイテイオーですら成し得なかった子二代で敗のクラシック三冠制覇に期待がかかる。また、ディープインパクト産駒のとしては、4週間前にフィエールマンが成し遂げたばかりのG1を3勝という記録くも並ぶ。

を越しての神戸新聞杯から始動。2020年は開催スケジュールの都合で中京競馬場の芝2200mといつもと条件が違う中で12番からスタートした。

単勝1.1倍と圧倒的な支持の中まずまずのスタートの後、幾分か外に促して向こう正面に回ったが、周りに囲まれる形でレースが進み4コーナーでもまだ包まれていた。しかし直線で前が開くと一のうちに先頭に立ち、ムチを使わずなりで2着のヴェルトライゼンデ等、後続を振り切った。騎乗していた福永祐一はこの後の大一番に向けてできる限り負担を残さずに終えたかったとっている。

そして、前週にデアリングタクト敗で牝馬三冠を達成した中で迎えた菊花賞。制限付きではあるが競馬場に観客を入れての開催が再開されており、観客の前での大一番となった。
10月25日民間航空記念日に開催となったこの年の菊花賞で、コントレイルは単勝オッズは1.1倍の1番人気であった。レース中は中団の前に待機し、2周の4コーナー福永騎手が外へ導くと、直線はスタートから横にぴったりと付けられていた外のアリストテレスしいたたき合いに。しかし1度も前には出させず、最後は首差抑え込んでの勝利令和最初にして八頭三冠馬となった。この翌週の開催を最後に長期の修工事に入る京都競馬場で最高のドラマを演出した。

これによりディープインパクト以来の敗の三冠馬にして史上初の三冠馬という快挙を達成した。2歳G1勝利によるクラシック三冠達成はナリタブライアン以来となる。また同年に両方で三冠馬が誕生したのは史上初であり、更にどちらも敗での達成である。ディープインパクト産駒のG1最多勝利記録も4勝に伸ばした。なお、デビューから三冠達成まで全戦で1番人気だったのはディープインパクト以来の3頭(1頭ミスターシービー)。

菊花賞のあとはジャパンカップに向かう事になった。JCへの出走のプランダービー直後から営にあったものの、菊花賞を勝ち三冠馬になったレースではタフな展開で疲労等のダメージを考えられたことから、実際に出走表明した時は賞賛・反対と様々な意見があった。

11月29日の当日はデアリングタクトアーモンドアイも出走と三頭の三冠馬が同じレースに集うことから戦前から世紀の対決に。
1番人気アーモンドアイ、2番人気はコントレイル、3番人気デアリングタクトとなったレースでは、キセキが大逃げに出て1000m57.9と飛ばし、20身ほど離す展開となった。三冠馬のそれぞれのポジションアーモンドアイデアリングタクト、その後ろにコントレイルと続く展開であった。

最終コーナーでコントレイルは外に出し、メンバー中最速の上り34.3の脚を駆使したが引退レースアーモンドアイを捕らえきれず2着となった。騎乗した福永は「リラックスして走らせられたが、最後の直線ではモタれる場面もあってタフな競馬だった」とっている。

このジャパンカップ敗ではなくなったが、連は守りコントレイルの強さは十分に示すこととなった。今後の日本競馬界の引っの一頭と思わせる内容であった。この成績の結果、2020年JRA賞年度代表馬部門ではアーモンドアイには及ばなかったものの、3歳部門では満票でコントレイルが選出。

2021年(4歳)

明け4歳の初戦は大阪杯営は体が良くなってくるのは4歳以降とかねてからられていた事から調教の段階で体重が増えたことや、体高が大きくなった事や筋肉がついた事でどのような走りをするのか期待された。

当日は過ぎからが降り始め、レース前には重馬場となった。人気はコントレイルが1番人気、スプリントとマイルG1を勝っているグランアレグリアが2番人気朝日杯を勝っているサリオスが3番人気であった。

レースレイパパレ逃げて前半1000mを重馬場で59.8のタイムの中、コントレイルは後方からややマクリ気味で3コーナー付近で進出、前につけていたグランアレグリアサリオスと共に逃げていたレイパパレを捕まえに行くものの、4コーナーからレイパパレはさらに突き放し先頭で駆け抜けた。2着は重馬場実績のあるモズベッロが入り、コントレイルは3着。レース直後のコメントでは福永騎手矢作調教師共に馬場の悪化を原因にあげていた。

矢作菊花賞後にった「二度と3000mを走らせることはない」の宣言通り天皇賞(春)には出走せず、またシャフリヤールが征した日本ダービーと同日に大阪杯の疲れが抜けないことを理由に宝塚記念を回避。昨今の情勢から海外遠征も厳しく、次の出走は天皇賞(秋)。その後ジャパンカップ引退種牡馬入りする事が営から発表となる。

10月31日秋天は11番の1番人気で出走。2番人気はスプリント、マイルに続き中距離と3階級制覇を狙うグランアレグリア、3番人気距離不安から菊花賞を回避し秋天に乗り込んだ皐月賞エフフォーリアの順に並ぶ。

スタートはまずまずの形で出て2コーナーに進行。人気順ではグランアレグリア逃げの直後の前につけそのあとにエフフォーリア、その後ろにコントレイルが続いた。カイザーミノル逃げる展開であったが、4コーナーグランアレグリアが先頭に並びかけ直線ではくも先頭に立ちそこから残り200m付近でエフフォーリアが外からかわし、その外からコントレイルが出走メンバー中最速上がり3F、33.0の脚で追い込んできたが届かず1身差の2着となった。2着に入り強さは示したが、結果的に3歳の後輩の後を拝するゆいレースに。

そしてラストランジャパンカップに出走。当日は1.6倍の1番人気。以下2番人気にこちらも菊花賞を回避しJCに向かった今年のダービーシャフリヤール、3番人気アルゼンチン共和国杯を連覇した府中巧者で同期オーソリティの順。

アリストテレス逃げる展開になりぺースが上がらない中、中団のポジションを確保。中出遅れたキセキ一気に先頭まで進出したが意に介さず、4コーナー付近から中団から一気に加速しシャフリヤールオーソリティをまとめて差し切って菊花賞以来の勝利。前週のマイルチャンピオンシップ引退レースを制したグランアレグリアの流れに続いてのJC制覇で締め括り、11戦8勝(2着2回3着1回)、GIに関しては3年連続制覇で5勝という実績で引退となった。

ゴール後のインタビューでは騎乗していた福永は苦楽を共にしたコントレイルとの路を終え、人もはばからず感極まって泣いていた。引退式は同日17時頃から行った。その後JRA事前の発表通りに社台スタリオンステーションに移動し種牡馬として繋養となった。そして初年度の2022年の種付け料は1200万円(受胎確認後)と発表されて、即満口となり産地の期待がうかがえる。

4歳時の競走成績から見る限り、1着はジャパンカップのみであったとはいえ全レース馬券圏内を確保しており、競走馬としてはまだ衰えを見せておらず引退過ぎるようにも思えるが、これが正解であるか否かは今後の種牡馬成績を見ていかない限りは何とも言えないと思われる。
奇しくもディープインパクトサンデーサイレンス世により後継種牡馬を託されたために引退したのと同じをコントレイルも歩むこととなった訳であるが、そうと決まったからには今後の成功を祈念するよりほかにないであろう。

12月4日には競走馬登録を抹消されるexit2021年JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選ばれるexit。なお年度代表馬天皇賞(秋)敗北した相手、エフフォーリアが選ばれた。

エピソード

血統表

ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
*ロードクロサイト
2010 芦毛
FNo.1-s
Unbridled's Song
1993 芦毛
Unbridled Fappiano
Gana Facil
Trolley Song Caro
Lucky Spell
Folklore
2003 栗毛
Tiznow Cee's Tizzy
Cee's Song
Contrive Storm Cat
Jeano

クロスFappiano 4×5(9.38%)

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2222 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 09:06:57 ID: rXGfHK3mSo
>>2221
始動戦の中山記念と凱旋門はコケたけどG22勝有馬1着春天2着だもんね。まぁ純な成績による決定じゃないから何とも言い難いけど

矢作先生からへ凱旋門の呪いを託されたけど脚元への不安がありすぎる気がするのとディープの血から好走できたが少ないのがな
2223 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 10:21:22 ID: yAYJnZ32Oz
や、そりゃエフフォーリア強いのは納得だし年度代表も当然だと思ってる。ただ、票の内訳がね・・・

去年は世に稀なクラシックタイトルが全違う、海外レースでもやかな記録尽くしと来れば、相応に票が割れると見てたのよ。なのに処まで圧倒していると「・・・去年の世相見てる?秋天有馬しか見てないんじゃね?」って穿ちたくなったの。
2224 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 10:33:17 ID: 7UuAa+fdEy
内訳って言ったって営のビッグマウス果てにあるのが3戦1勝で負けたのがと年下ではそうなるでしょ
JCパフォーマンス素晴らしいものだったけど年度を代表するなんてのまた
G1二つ以上勝つ4歳以上がいなくてよかったねとまで言えてしまうレベルの戦績だよ?
2225 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 13:36:57 ID: b7Vf28tDQ/
票が割れるならなおさらコントレイルに入れる余地くなるじゃん
むしろ世相()とやらを無視して秋天JCしか見てないからそんな事言えるのでは
正直出走3が何より評価にいてると思うよマジ
2226 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 13:50:43 ID: EGxOmXyMpI
感動のラストランとかいう作り物の空気
騙されちゃったか酔っちゃってるんだろ
世相がどうのってのは
2227 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 16:56:35 ID: TV+ImjPPLd
ジャパンカップラストランは感動的だったけど
それはそれとして戦績見たらG1を1勝でしかないから、4歳以上って括りでは突出してても

この子を下した直接対決含めてG1を3勝した3歳
世界を股にかけて海外G1を同じく3勝した
アメリカダートG1を初めて勝って(特別賞は置いといて)ダート部門でもそれなりに票が入った
この辺りの方に印持ってかれるのもそりゃそうじゃないかな
少なくともG1を1勝だけで代表に押し出される時代はエアグルーヴの頃が最後だろうし
いわんやレース数絞ってたら…だわ
2228 ななしのよっしん
2022/01/13(木) 22:56:03 ID: PnZ18Qgmmq
一昨年は大注レース敗の三冠馬2頭めて倒してGⅠ9勝決められるし
去年に関しては擁護出来るような戦績でもないし年下に世代交代されて現役最強になるようながいたからな
どっちも勝てば良かったけど運が悪いとしか言えねえわ
2229 ななしのよっしん
2022/01/15(土) 21:50:15 ID: o0B4k1rJJr
いくら営やファンが色々と理由つけても競馬見てきた記者から年度代表馬資格ゼロとされた評価を謙虚に受け止めようよ
納得出来ないなら雑音として無視すればいい
2230 ななしのよっしん
2022/01/16(日) 13:22:10 ID: 5hFvheOsrQ
コントレイルは好きだけど流石に今年の年度代表馬投票に一票でも入ってたらその記者がおかしいだろ
3歳で秋天有馬を制したエフフォーリア以外有り得ない
2231 ななしのよっしん
2022/01/19(水) 15:54:39 ID: pxLFhx8JLO
まぁ年度代表馬は流石に望み過ぎだわな。ラヴズだと思っていたけどエフフォーリアならまぁ仕方ない。コントレイルは昨年アーモンドアイに負けた時点で年度代表のくなっている。アーモンドアイに勝っていたとしてもデアリングタクトの初牝馬三冠の方が有だったろうし。

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