ヒーローバンクとは、
本記事では、2.について記述する。
ストーリー
ある日、突然100億円の
借金をすることになってしまった小学5年生の豪勝カイト!
その借金は、「ヒーローバトル」の大会で優勝し、
賞金を稼いでかえさなければならない!!
ネットからダウンロードしたデータ「ヒーロー着」を身に着けて戦う
新時代のサイバースポーツ、それが「ヒーローバトル」!!
カイトはヒーローバトルで勝利し、100億円の借金を返すことができるのか!?
バトルとお金をめぐる、熱きドラマが今、はじまる!
概要
発売予定日 | 2014年3月20日 |
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対応ハード | ニンテンドー3DS |
価格 | 5,500円(パッケージ版) 4,900円(ダウンロード版) |
ジャンル | バトルライフRPG |
CERO | A(全年齢対象) |
「勝って、稼いで、強くなれ!」(無印)
「見つけよう!お金より大切なもの!」(2)
2013年6月17日にセガから発表された「バトルライフRPG」。
架空のホビーである「ヒーローバンクシステム」を使って様々なライバルと対決し、ヒーローバトル界の頂点を目指すという、キッズ向けとしては一見よくある内容。
だがセガ開発だけあって一筋縄ではいかない。
バリバリのキッズ向けでありながら、中心となるテーマはなんと「お金」。
パッケージ絵からして、主人公が金の雨が降るリングの上で「¥」のマークを象ったポーズをとるという、3DS史上最もクッソ汚いモチーフである。しかもその主人公は冒頭で100億円の借金を負わされるのである。
「ヒーローバトル」は専用の電子マネーであるバトルマネーを奪い合う競技で、勝利すると莫大なファイトマネーを得られる代わりに、使用する「ヒーロー着」や消費アイテムは有料で買ったりレンタルしたりしなければならない。
また派手な技で観客を盛り上げれば、バトル中にも多額のおひねりが投げ込まれるが、強力な技を出すのにも使用料金がかかる。
具体的には
- スポドリ(HPを回復):100万円
- パワーブースター(バトル中能力を1.5倍):1000万円
- ウイルス(相手の能力を半分) :1000万円
- リングマット(リングを有利なフィールドにする):1000万円
- ストレート(通常攻撃):一発15万円
- バクエンゴールドラッシュ(必殺技):一発310万円
だいたいこんな感じ。金さえ積めばステータスも買えるのである。
ゲームバランスはかなり大味で、敢えて「金があれば勝てる」「金で相手の頬を引っぱたく」ようなゲームデザインになっているが、調子に乗って課金しすぎると勝っても赤字という悲惨なことになる。
なおバトルマネーは全てゲーム内の通貨で、リアルマネーや魔法のカードを使わされることはないのでそこは安心してよい。ただし、作中ではリアルマネーをヒーローバトルにブッ込んだ者の末路が結構生々しく描写される。
ゲームはライバルと「ヒーローバトル」で戦いジャリンジャリン稼ぐバトルパートと、ヒーロー着の強化やトレーニングを行う経営パートで構成されている。経営パートでは使用していないヒーロー着やトレーニング設備を誰かに貸すことでジャリンジャリン稼ぐことができるなど、やたらと稼ぎ方が多様である。
総括の黒かりんとう氏によると、ストーリーではお金を稼ぐ事の大変さ、「稼ぐ」とはどういう事なのか、会社のしくみはどうなっているのか、この世からお金と言う仕組みが無くなってしまえばどんな混乱が起こるのか、連帯保証人になることがどれだけ重いことなのか、といった人生に役立つことを、堅苦しくならない程度にメッセージとして盛り込んでいきたいとの事。「バトルライフRPG」の名に恥じず、プレイすれば世の中の仕組みが少し分かるかもしれないこともない。
なおかりんとうを筆頭に、スタッフは龍が如くシリーズとほぼ同じである。
メディアミックス展開として漫画版がコロコロコミックで連載中。
作者は「ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ」の伊原しげかつ。
2014年春からテレビアニメが放送されておりGYAOで1話のみ無料視聴できる。
他にTCGの「ヒーローバンクバトルカード」や、アーケードゲームの「ヒーローバンクアーケード」も展開されている。
2014年11月27日、続編として『ヒーローバンク2』が発売された。
セガがこれでジャリンジャリン稼げたかどうかはよく分からない。
主題歌
一見王道的なアニソンだが、「ジャリンジャリン稼ぐぜ」「商魂(たましい)」「ビジネスチャンス」「一発当ててやれ」など酷い歌詞のオンパレード。
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