ポジティブパッションとは、ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場するアイドルユニットである。
概要
2013年6月に行われたイベント「第1回ドリームLIVEフェスティバル」で登場した、本田未央(CV:原紗友里)、高森藍子(CV:金子有希)、日野茜(CV:赤崎千夏)の三人で組まれたユニット。
名前の通りパッション属性の三人で構成されており、ニュージェネレーションの一人である本田未央と、同じくコスト2ノーマル出身で人気の高い高森藍子、パッション属性随一の元気娘の日野茜というパッション属性を代表するような三人を組ませたユニットである。
人を引き付ける「天性の魅力」持ちの本田未央、ゆるふわ魔空間で時のたつのを忘れさせる「優しい魔法」使いの高森藍子、「アツい想い」で自分も周囲も熱く盛り上げる日野茜の三人のLIVEは熱く、ふんわり、楽しくなるLIVEだと未央が言っている。……日本語としていまいち理解に苦しむ表現だが、どんなLIVEだろうか。
同じような立ち位置として対比されることが多いクール属性のトライアドプリムス(渋谷凛、北条加蓮、神谷奈緒)や、キュート属性のピンクチェックスクール(島村卯月、小日向美穂、五十嵐響子)など、同系衣装を持つことから成立したユニットとは異なり、ポジティブパッションが登場した時点ではメンバー三人には同系衣装は存在しなかった(本田未央の衣装は松山久美子、矢口美羽と共通のサンセットノスタルジー、日野茜と高森藍子は単独衣装のチアフルトライ、フォレストフェアリー)。
だが、2015年8月21日に[放課後サマー]高森藍子が登場したことで
[放課後パーティー]本田未央
[放課後トライ]日野茜
[放課後サマー]高森藍子
の特訓後がそれぞれ学園祭ライブをモチーフとした共通衣装となった。また同時に
[パーフェクトスター]本田未央(特訓前)
[プールサイドクイーン]日野茜(特訓後)
[放課後サマー]高森藍子(特訓前)
ポジティブパッション(前向きな情熱)というネーミングについては、そもそも原意さえわかりづらいトライアドプリムスと比べてあまりに安直だという声もあったが、「そもそもこの三人が組んでも複雑なユニット名を考えないだろう」という理由で、今ではむしろ彼女たちらしい名前だとして普通に受け入れられている。
こうして結成されたポジティブパッションではあるが、当初はイベントのライバルユニットとして登場するよりも、シンデレラガールズ劇場やSRの背景として彼女たちが三人一緒に現れるなど、イベント以外の部分で認知度を高めていった。
SR[バーニングハート]日野茜や[放課後サマー]高森藍子の背景に現れたり、シンデレラガールズ劇場 194話、275話、335話、561話、701話などで三人の共演が見られる(598話もある意味で競演)。
その他、2014年11月28日に実装された「アイドルトーク」機能で、この三人がメイン画面で会話を行うなど、幅広い形で三人の関係が描写されている。
藍子「未央ちゃんはいつも笑わせてくれて元気をくれますね♪」
未央「あーちゃんこそふんわりしてて、見てるだけで癒やされるよ~」
藍子「茜ちゃん、お茶を淹れましたから、休憩にしませんか?」
茜「いいですね! 熱い緑茶と梅干しで、疲れも吹き飛びます!」
未央「いやぁ、茜ちんの熱血テンションで私も熱くなってきちゃったよー」
茜「青春ですね青春っ! 一緒に爽やかな汗を流しましょう!」
アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ)
2015年に放送されたアイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ)では、未央・藍子・茜の三人がともに登場するが、ユニットとしてポジティブパッションは登場しない。
このアニメにおいて、新人アイドルである未央に対して、藍子はすでに単独ラジオを持ち、茜も3話の時点で緊張するニュージェネレーションの三人にアドバイスを送るなど、それぞれがすでに先輩アイドルとして活動している描写がある。それに加えてアニメ放映後のゲーム限定コンテンツ「Magic Hour」で藍子が未央のことを気にかけるなど、間接的に三人のつながりを描かれ、その後の第2クールで未央がソロ活動を始める中で、同じ舞台を演じる仲間として登場する。
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
リズムゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」は、ソーシャルゲームのシンデレラガールズともアニメとも異なる独自の世界設定があり、未央・藍子・茜の三人は既存のニュージェネレーションやポジティブパッション以外でのユニット活動が多く描写され、アイドル同士の横のつながりをより広げている。
未央は「Snow Wings」、藍子は「生存本能ヴァルキュリア」、茜は「サマカニ!!」と、それぞれに異なる持ち歌を得るとともにイベントコミュでそれぞれの持ち味を生かしている。
そんな中で、ポジティブパッションのつながりとしてストーリーコミュの第5話「Lucky Star☆」で出会いが描かれた後、第26話「P.P.Peace!!」でプライベートの三人が描かれている。その他にもSSR[てづくりのしあわせ]高森藍子の特訓前イラストには未央が、SSR[あたたかな居場所]高森藍子の特訓前イラストには未央と茜の三人で描かれている。
その後、2017月2月17日から25日まで開催されたイベントにて、ポジティブパッション名義でのユニット活動とともに、ユニット曲として「情熱ファンファンファーレ」が披露された。
日清「カレーメシ」ブランドアンバサダー就任
2018年8月29日、「日清カレーメシ×アイドルマスター シンデレラガールズ」コラボキャンペーンのブランドアンバサダーに就任する事が公式Twitterアカウントのカレーメシくんから発表された(現在は削除)。
2018年9月6日、同キャンペーン応援ソングとして、ポジティブパッションが歌う新曲「スパイスパラダイス~カレーメシver.~」が発表された。
二次創作・外部展開におけるポジティブパッション
ユニットが組まれて間もない頃は、二次創作の数も少なかったポジティブパッションだが、公式登場の増加にあわせて認知度も広がってゆき、今では未央が登場する二次創作では、ニュージェネレーションと同じくらい登場する回数が増えてきている。
作風としてはほのぼのとした日常ものやギャグが多く、シリアスなものはすこし少ない。
作者によって、未央がいじられ役になる場合と藍子がいじられ役になる場合があるが、茜がいじられ役になるパターンは少ない。というか茜は大体どの作品でも例外なく周りを振り回す。
その中でも特に「みおあい」あるいは「あいみお」と呼ばれる、未央と藍子の二人の関係を中心にした作品もあり、こちらも掛け算の前後は作者によって異なる。大きく分けて未央がグイグイ押していくか、藍子がゆるふわな包容力で包み込むかの違いだが、カップリングといってもいわゆる同性愛をテーマとした恋愛ものよりも、あくまでも友情の延長線上の作風が大半を占めるといえよう。
カップリングに関しては、茜は未央や藍子よりも、鷺沢文香と組み合わせた作品(ふみあか)が多く、これはスターライトステージのストーリーコミュ22話「Out of the Page」のあとに急増した。
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