チアフルボンバーズとは、ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する日野茜、姫川友紀、若林智香で構成されたトリオユニットである。
概要
ゲーム内イベント『第4回ドリームLIVEフェスティバル』において初登場。
ユニット名が示すとおり、チアリーディングをコンセプトとしている。
(3人共、TBチアー系登場前からチア衣装を持っている。茜は無印R+、友紀はSR+[全力チアガール]、智香は無印R+。)
チアガールアイドルの智香を筆頭に、ラグビーの茜、野球の友紀と、スポーツや応援が好きなアイドルが揃っており、パッションらしい明るさ、天真爛漫さを備えたユニット。
ユニット結成の流れ
チア衣装でのSRがあった友紀、智香のユニット「フレッシュ☆チアーズ」が第1回ドリームLIVEフェスティバル(2013年6月13日~25日)にて登場する。
その後、2人と共通項の多い茜をここに加えたいというPの声が聞こえるようになる。それを受けてか、満を持して「チアフルボンバーズ」として第4回ドリームLIVEフェスティバル(2013年11月20日~27日)に登場した。
ちなみに同時期に登場した著名なユニットは以下の通り。
ユニット名 | 参加アイドル | 登場イベント | 期間 |
---|---|---|---|
トライアドプリムス | 渋谷凛・北条加蓮・ 神谷奈緒 |
第3回アイドルLIVEツアー inイタリア |
2013年3月14日 ~同月26日 |
ピンキーキュート | 島村卯月・小日向美穂・ 緒方智絵里 |
第1回ドリームLIVEフェスティバル | 2013年6月13日 ~同月25日 |
ポジティブパッション | 本田未央・高森藍子・ 日野茜 |
〃 | 〃 |
にゃん・にゃん・にゃん | 前川みく・アナスタシア・ 高峯のあ |
〃 | 〃 |
インディヴィジュアルズ | 早坂美玲・森久保乃々・ 星輝子 |
第1回アイドルLIVEロワイヤル | 2013年9月26日 ~10月7日 |
以降、実に約3年半もの間出番がなかったが、去る第23回アイドルLIVEロワイヤル(2017年5月9日~16日)にてめでたく再登場となった。運営さん愛してる♡
なおこの間に
- 「アイドルマスタシンデレラガールズあんさんぶる」第68話(ヤングガンガン:2016年1月15日発売号掲載)に揃って登場(詳細は後述)
- 一番くじアイドルマスターシンデレラガールズ~Cinderella's summer!~(2016年8月13日~)B賞ビジュアルタオルに採用
- 5周年アニバーサリー物理報酬(2016年11月28日応募開始)のユニット日めくりカレンダーにも登場
など、外部展開では再登場していた。
また、モバマス初期のイベントユニットには掛け合いセリフが存在しなかったため、再登場に際して初めて3人の掛け合いが追加された。
・第4回ドリームLIVEフェス登場時 セリフ一覧
組み合わせは以下の通り
状況 | 遭遇 | Live | Draw | Win | Lose |
---|---|---|---|---|---|
セリフ | 茜「うおぉ!力強い応援で私はいつもより燃えてますよ!ボンバー!」 | 茜「みんなのパワーが私のパワー!」 | 茜「疲れません!ふたりが私にパワーをくれるんです!いくぞー!」 | 茜「ひとりで突っ走り過ぎました!このままでは不完全燃焼です!」 | 茜「この勝利は私だけでは成し得ませんでした!チームの勝利です!」 |
・第23回アイドルLIVEロワイヤル登場時 セリフ一覧
※初の掛け合いセリフ追加
状況 | 遭遇 | Live | Draw | Win | Lose |
---|---|---|---|---|---|
セリフ | 茜「チアフルボンバーズ、いきますよーっ!みんな一緒に、ボンバーッ!」 智香「とびきり元気な応援歌を送ります!大きなコール、お願いします☆」 |
茜「夢はでっかくーっ!!」 友紀「かっ飛ばーす!」 |
智香「客席のみんながタオルを振ってくれて、アタシもパワーをもらえます!」 友紀「うんうん、応援メドレーにはピッタリだね!今ならホームラン間違いなしっ!」 |
茜「熱い勝負、ありがとうございました!最後に、みなさんへエールを!」 友紀「いい試合…ステージだったね!この先も、健闘を祈ってるよ!」 |
智香「茜ちゃん、さすが!力強い声で、私の応援にも熱が入ります☆」 茜「はいっ!朝も夜も、どんな季節でも、熱血パワーは忘れません!」 |
ユニットとしての特徴
チアを名前に冠する通り、チアガールとしての色を全面に押し出した、コンセプトユニットである。
3人ともパッション属性で明るい性格、他人を元気付けることを得意としていることに加えて、スポーツを嗜んでいることも特徴としてあげることが出来る。
これらの統一された方向性に加え、爽やかな健康美等も根強い人気を誇る理由、魅力の一部である。
上述の通り3人ともスポーツ関係の趣味を持っているが、パッション属性に関してはスポーツ系アイドルが多数所属しているため、そこまで特筆すべき点ではない。
そんな中他のユニットと一線を画しているのが、応援に特化している点だろう。
それぞれ少しずつ趣は違うものの、誰かを元気付けることが得意なアイドルたちである。
この特性は、既にCDデビューしている日野茜、姫川友紀両者の楽曲へも色濃く反映されている。
茜のシングル曲「熱血乙女A」では、「You can do it!」という一節に代表されるように、暑苦しく某炎の妖精のように聴き手を激励し、友紀のシングル曲「気持ちいいよね一等賞!」は、野球の応援団をモチーフとした曲調さながら、全編にわたりまさしく応援歌と呼ぶにふさわしい曲となっている。
いずれ来るであろう智香ちゃんのデビュー曲も、心から元気づけられる応援歌であってほしい。チアボンの応援歌メドレーが聴きたい。日本コロムビアさん!よろしくお願いします☆
ちなみに、ぷちデレラの台詞、デレステのコミュ、各種モバマスのカードにおいても3人は応援について言及している。これは各々のアイドルとしての根幹に係る部分であり、ひいてはユニットとしての統一感に大きく寄与しているものと思われる。
応援に対する姿勢
- 茜は少年誌の主人公よろしく、努力と根性に重きを置く体育会系熱血少女なため、見ているだけでも元気付けられる、まさしくムードメーカー。トップを目指すためにアイドルを志した、彼女の愚直なまでにひたむきな姿に勇気をもらったと言うプロデューサーも多いだろう。
かと言って、ただ闇雲に熱血を押し付ける暴走機関車ではなく、デレステの「Flip Flop」第3話「上を向いて転ぼう」では、つまづきドジを嘆いて身を引こうとする道明寺歌鈴に対し、
「100回転んだっていいんです!でもその代わり、101回起き上がりましょう!私も手ならばいくらでも貸します!片手で足りなければ両手を!」
と、相手を気遣いながら励ますという一面も見せてくれた。
- 友紀は応援する側からされる側へと立場を移し、応援されることの喜びを知り、その恩返しとしての応援をしてくれる。
ぷちデレラのステップアップエピソードでは
「あたしもファンみんなを応援して、そんなあたしも応援されるアイドル・・・うん、いいかも!」
と、エール交換が目指すアイドルの理想像の基になっている。
彼女に好きな野球に絡めて言うならば、応援のキャッチボールと表現すべきだろうか。お互いに励ましあって高めあうことに重きを置くスタイルである。
根幹は野球というところも、みんなで一体になって盛り上がろうという気概も彼女らしい。
- 智香は応援すること自体が好きで、この3人の中でも一番応援について思い入れにあるアイドルである。
ぷちデレラのセリフにもあるように、
「自分が頑張る姿を見せることが、一番の応援です!」
「誰かを応援して、自分自身も応援されて、応援の輪が広がっていくといいな☆」
など、自分の中に理想の応援、応援のあり方を持っている。
前出の2人より献身的な印象で、アイドルは元気を分け与える仕事であり、トップアイドルこそ最高のアイドルといって憚らない。
彼女たちに共通して言えることは、ファンやプロデューサーと二人三脚でトップを目指す、他者を励ますことが得意なアイドルという、とても距離感の近いフレンドリーな女の子たちということだろう。好き・・・。
3人の関係性
日野茜、姫川友紀、若林智香は度々ユニットを組んでイベントに登場している。
本記事で解説している『チアフルボンバーズ』の他に
等が挙げられる。
特に茜と友紀については、『シンデレラガールズ劇場』第464話で市原仁奈と一緒にテレビで野球観戦するなど、プライベートにおいても親密な様子が描かれている。やはりお互いスポーツ観戦が趣味なだけあり話も合うのだろう。
自宅に招くだけでなくお揃いの法被まで着ており、かなり仲が良いことが窺い知れる。
友紀と智香に関しては、智香のデレステコミュ1において、智香がアイドルを志願するキッカケとなったアイドルが友紀だったのではないかという説がある。
詳しくは若林智香のデレステコミュ1を是非見ていただきたい。
もしこの説が正しければ、友紀は智香の憧れの先輩にあたる可能性があるのだ。これはもう懐かないわけがない。
残念ながら友紀と智香、茜と智香の間にはユニットとしてのセリフしかなく、お互いに直接言及したりプライベートでの繋がりを匂わせたりする会話も無いが、これまで解説させていただいた通り共通項が多く趣味も合うため、おそらく関係は良好だろうと推測できる。オフに野球観戦とか行ってるに違いない。ボウリングやバッティングセンター、カラオケで大騒ぎして♡
ゲーム外コンテンツではあるが、漫画『アイドルマスターシンデレラガールズあんさんぶる』68th Lesson(コミックス3巻83P~:若林智香回)に3人揃って登場した際、諸星きらり、浜口あやめと共にラインダンスを披露したり、茜ちゃんのおみ足を視姦凝視して辱め恥ずかしがらせたりするなど、仲睦まじい様子を見せてくれている。要チェックポイント
また、3人の繋がりを暗示、推測できる事柄として
というように、衣装名やカード名に”チアフル”の語を共通して持っていることが挙げられる。
加えて、衣装に関しては3人とも花をあしらったデザインのものを与えられている。
- 茜 SR+【暴走花嫁】:向日葵(花言葉=情熱、未来をみつめて 等)
- 友紀 R+【サマーシーズン】:ガザニア(花言葉=身近な愛、笑顔で答える 等)
- 智香 SR+【春うらら】:ミヤマキリシマ・ウンゼンツツジ(花言葉=自制心、恋の喜び、初恋、燃える思い 等)
それぞれに似合う花を用意したのだと推察するが、キャラ性の近さからか、花言葉も似通ったものが見受けられる。
その他にも
等々、枚挙に暇がない。
ちなみに、スターライトステージでは3人揃えた編成にすると特技の相性が良く、コンボが持続しやすい。
音ゲーが苦手なPさんや初心者Pさん、そして難しい曲に挑む熟練Pさんも、『チアフルボンバーズ』は熱く応援してくれるのだ。
- 茜 SR+ 【サマカニ!!】
特技:熱血ビーアンビシャス 15秒毎、中確率でしばらくの間、GREAT/NICEをPERFECTにする - 友紀 SR+ 【全力チアガール】
特技:マシンガンエール 12秒毎、中確率でしばらくの間、NICEでもCOMBOが継続する - 智香 SR+ 【フレッシュチアガール】
特技:チアフルダンス! 10秒毎、中確率で少しの間、NICEでもCOMBOが継続する
知名度と人気、今後について
ユニット初登場が初期なだけあり知名度は高めと思われるが、Pa単体ユニット内で比較すると、人気で大きく差を付けられることとなっている。
公式材料が絶対的に少ない影響か、二次創作も少なく、幅を見せられずに伸び悩んでいるのが現状である。
裏を返せばその分爆発力を秘めており、なにかキッカケを掴めば大化けする可能性は大いにあるだろう。
また、ご存知の通りだが、チアフルボンバーズは全員ボイス付きまであと1人になっている。
インディヴィビュアルズにおける早坂美玲の例もあるように、デレステのイベントにおいて突然智香に声がつくことも考えられる。
いずれにせよ、今後の活躍のためには智香の躍進が不可欠となるため、差し出がましい話で恐縮ではあるが、チアフルボンバーズを応援してくれているプロデューサー諸兄においては、智香のアピール、もとい応援をしていただけることを願ってやまない。よろしくお願いします!
パッション属性を体現しているともいえる3人の熱血体育会系ユニット「チアフルボンバーズ」の今後の活躍を大いに期待している。
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