「メダロット弐CORE」とは、ナツメが開発・発売したゲームソフトである。略称は「弐CORE」「弐核」等。タグに関してはメダロット弐CORE
を参照のこと。
※リメイク元作品に当たる「メダロット2」は同名の項目を参照のこと。シリーズ全体に関する概要はメダロットを参照のこと。
| メダロット弐CORE カブトバージョン/クワガタバージョン | |
|---|---|
| ジャンル | ロールプレイング |
| 対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
| 発売 | ナツメ |
| 開発 | ナツメ |
| 発売日 | 2002年12月25日(コミックボンボン専売分) 2003年4月18日(一般販売) |
概要
- 人気の高いゲーム版メダロットシリーズナンバリング第2作をリメイクした一作。ストーリーや世界観に関しては「メダロット2」を参照してもらいたい。
- シナリオやシステムの面白さはそのままにゲームボーイアドバンスに合わせたグラフィック・サウンドがよりロボトルやストーリーを盛り上げてくれる。
- ただし、いくつかのパーツ行動特性は従来作のものに変更、メダフォースの発動ルールの変更、新システム『メダスナイプ』の追加等変更点も数多い。一部システムの廃止に伴い、省略された機体やパーツ効果もある。インターフェースはメダロット5に近いものになっている。
本作の特徴
イベント・インターフェースに関して
- 登場メダロット数は全120体、480パーツ。登場メダル数は30枚。リメイク元の「てんそう」が廃止されたことで、登場するメダロットはメダロット(第1作)とメダロット2からの混合。
- シナリオには特に手を加えられていない。そのまま。エンディング後にイッキのパパ・ママ、りんたろうと未来から来たメダロッターコイ…なんたらとロボトルができるイベントなどが追加。
- フェイスグラフィックはアニメ版を基準にして描きなおされた。アニメ版のママンなのになんか怖い、不思議!
- 手に入れたメダルに名前を付ける。なんと10文字まで名前が付けられる。
- 移動用アイテムの使用時のショートカット項目「のりもの」が設けられた。
- 新システム『メダスナイプ』の採用。遠隔系行動使用時、事前に狙うパーツを視覚的に確認できる。
- ロボトル中のパーツ選択画面はメダロット5に近いものが採用されている。
- ロボトル中に熟練度が上昇する。
- GBAの回転縮小機能を活用し、ロボトルではメダロットが非常に滑らかに動く。
- ロボトル中のメダロットへのオート・ローテーション指示が可能になった。
- 通常ロボトルBGMが三種類から選択できるようになった。
- ロボトル時充填・放熱中のメダロットがパーツ単位で描画されるようになった。
- もちろんヒロイン別エンディング採用。
- メダロードレースはそのままだが、「ロボロボール」に代わり、「セレクト隊危機一髪」というミニゲームが追加された。
メダルに関して
- 必殺技『メダフォース』のルール変更。メダルごとの習得内容、各メダフォースの効果も大きく変更された。メダフォースゲージ量は最大80で、消費量が80未満でも最大までたまっていないと使用できない仕様になっている。
- 熟練度体系も変更。「そのほか」が「ぼうがい」に変更されている。
- 性格の代わりに「ターゲット」という制度が取り入れられた。『なぐるパーツを狙う』など対象はパーツ熟練度ごと。
パーツに関して
- 隠蔽クリア・症状別解除等一部特性は削除されている。
- 推進補正が入るのは「がむしゃら」のみ。
- 射撃系攻撃特性は3以降のものに変更、症状格闘効果も100%発動(ただし威力半減は無し)。
- 回復・復活行動に貫通・非貫通の区別が行われている。
- 移植ではないのでパーツステータスはメダロット2から大幅変更されている。
通信に関して
余談
- カブト版のみコミックボンボンと当時のメダロット公式HPにて先行予約販売が行われていた。通称『ボンボンバージョン』。後の一杯販売版との違いはスタッフロールに注文者たちの名前が載っているかどうか。また、説明書に一部ボスの攻略法やほるまりん氏のサインが掲載されるなど記載内容も異なる。ただでさえプレミアソフト扱いされている本作だが、ボンボン版はより貴重な一品。
- 本作の正体は海外でアニメ版メダロットを放映するのに合わせて作られた『Medabots』のローカライズ。一部機体が削除されているのはアニメに出ない機体だからだという説が存在する。
- 本作のシステム、パーツ・メダルステータスの大半は真型メダロットにも採用されている。
関連動画
| 通常プレイ | 実況プレイ(通常) |
| 実況プレイ(補助系パーツ縛り) | |
関連コミュニティ
関連項目
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