ラフタリアとは、「盾の勇者の成り上がり」に登場する人物である。
概要
ラクーン種と呼ばれる亜人の少女(10歳)。
故郷の村を襲った「波」により家族を失い、その混乱の最中奴隷となる。
亜人差別が蔓延る劣悪な環境により心身共衰弱しきっていたが、盾の勇者として異世界召喚された岩谷尚文が冤罪により全てを失い、極度の人間(女性)不信と盾の勇者故に「戦えない」自分に替わる道具を求めた所に出くわした奴隷商人の紹介により購入される。
当初、尚文のLVアップの「道具(剣)」として使われながらも戦いで護られ、治療と食事を施され、過去のトラウマによる夜泣きをあやしてくれる等不器用ながら自分に寄り添ってくれる「ご主人様」を次第に「ナオフミ様」と呼び慕う様になった。
しかし、尚文の行き(露悪)過ぎた言動窘めつつもその思想に染まっており、また年齢相応な少女からかけ離れた脳筋性格になった。
「波」の撃退後の戦勝パーティーの最中、奴隷持ちの尚文を「勇者にあるまじき」行為と国(&勇者たち)に断罪され、槍の勇者による決闘の末。奴隷から解放される。
が、「何も見ようともしない」元康を毅然とした態度で論破の末に自らの意思で闇に呑まれる尚文の下に参じ、彼の心を救う。
実は、亜人はLVが上がると成長する種族と明かされ、この時に18歳の外見となっている。
その後、未だヒトを信じることのできない尚文に「信頼の証」として再び彼の奴隷となる。
そして、フィロリアの「フィーロ」を始めとする様々な人との出会いを通じ、尚文が「神鳥の聖人」としてた頃、それを脅威と感じた国(三勇教)から第二王女メルティ誘拐の嫌疑により逃亡。その最中かつて奴隷として虐げた貴族と対峙、その「過去」を清算した。(その同郷の友を「救った」。)
アニメ2期範囲以降ネタバレ
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この項目は、物語の重大なネタバレ成分を含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
刀の勇者ラフタリア
守護獣の一体霊亀を悪用したキョウを追って狩猟具の勇者:絆のいる異世界に渡った際尚文と離別&元の幼女化(LVがリセット状態の為)。尚文を再会に動く最中、カズキ(クズ二号)を嫌って(あるいは正体を知って)逃げ出してきた刀の眷属器に見出され刀の勇者となる。勇者になったことで奴隷紋消失により尚文との「繋がり」が断たれることには不安を抱くも新たなる「ナオフミの剣(刀)」として自分を確立。
ラフタリアの正体
東方のクテンロウの天命(王族)にして勇者の調停者の末裔。両親は半ば駆け落ちの末メルロマルクに移住してきた。(彼女が姉と慕うサディアナも護衛として随行)
しかし、かの国への監視の目が常に光っており、絆の異世界で着ていた「巫女服」姿のラフタリアを尚文がたいそう気に入り再び着せようとした事で「宣戦布告」とみなされ襲撃。その生い立ちを知ることとなる。
その設定故か、なろう版(本伝・外伝)では「槌の勇者」として選ばれている。
「槍の勇者のやり直し」でのラフタリア
「自称」愛の狩人こと槍の勇者北村元康を主人公とする「槍の勇者のやり直し」では、彼の中でのラフタリアは、決闘直後でのやり取りを始めフィーロたんの「お姉さん」のイメージが強く、お義父さん(尚文)と出会うまで彼女の生い立ちを知らなかった為に自分が助けなくても「問題ない」と判断され、彼女はほっぽかれていたが。
(以下ネタバレ。クリックすると内容が表示されます)
「小説になろう」版やり直し「フォーブレイ編」では、尚文の助言(ネタバレ)により本伝(成り上がり)では成しえなかった四聖勇者の共闘という夢の展開が果たされるもそのその結果、メルロマルク全国民3分の1の命が喪われる大惨事となった。
その犠牲者の中にはラフタリアの名があった。。。。後の「真・やり直し」で、彼女が生きている事が判明したが。
クライマックスに彼女が登場。元康がループすることになった「理由」とそれを遂げる「条件」達成にサポート役にまわるもその過程でラフタリアにとって「認めがたき」結果を目の当たりにし、その元凶たる元康に対し嫌悪感をあらわにしている。(当の元康もその度重なる失態のお仕置きにより「お姉さん」に少々頭が上がらなくなったが)
その他
異世界クロスオーバー作品アニメ「異世界かるてっと2」にて盾の勇者の成り上がり枠として尚文・フィーロらと共に参戦。
関連動画
関連静画
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関連項目
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