リトル・マックとは、任天堂のボクシングゲーム『パンチアウト!!』の主人公である。
ファミリーコンピュータ(NES)版、及びそのリメイクであるWii版に登場する。
概要
アメリカ合衆国・ニューヨーク州ブロンクス出身。喧嘩好きの17歳。
かつて有名なヘビー級ボクサーであったトレーナー、ドック・ルイスと共にボクシングチャンピオンを目指す。
小柄な体格だが技のキレはピカ一、必殺のアッパーカット『スターパンチ』は強烈。
Wii版の対戦モードのみ『ギガ・マック』という変身形態が登場、一定条件を満たすと筋骨隆々しい大柄な姿になる。
ファミコン版ではかなり小柄に描かれており、酷い時には対戦相手の2分の1程度の身長となっている。
リメイクであるWii版では身長172cm、体重48kgと設定され、「アメリカ人としては小柄だが飛び抜けて小さくは無く、相手が大柄、かつ遠近法で飛び抜けて大柄に見える」という描写がなされ、マック自身もかなりゴツくなった。
階級もへったくれも無いような設定だが、そもそもパンチアウト!!シリーズ自体が相手が堂々と反則技を使ってくるような非常にコミカルなゲームなので気にしないほうが良いだろう。
ゲスト出演
海外、特にアメリカではかなりの知名度を誇り、日本でもそれなりの知名度がある為か様々な作品にゲスト出演している。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズX』にてアシストフィギュアとしてファミコン版基準の姿で登場。
かなり小柄だが動きが素早く技も強烈であり、アシストフィギュアの中でも強力な部類。担当声優は江川央生。
続く『大乱闘スマッシュブラザーズ for NINTENDO 3DS / Wii U』ではなんとプレイヤーキャラクターとしてWii版基準の姿で参戦。アシストフィギュアからプレイヤーキャラクターへの昇格は初の例となる。担当声優は鳥海浩輔。
サムスの約2/3と相変わらず小柄だが素早い動きと強力な技は健在。反面ボクサーである為か空中戦は苦手。最大の特徴は「K.O.ゲージシステム」。ダメージを受けたり、与えたりすると最大まで溜めると通常必殺技のアッパーカットが変化しK.O.アッパーカットになり、文字通り一撃必殺の技が炸裂する。
ちなみにK.O.ゲージの元ネタはアーケード版パンチアウト!!。PVに筐体が登場し公式HPの画像もアーケード版を模したものだがアーケード版にはマックは登場しない。詳しくは後述。
Bのみの必殺技のチャージ技、「気合ストレート」はボタンを放しても威力がたまるが、
それまでの威力保存することは出来ない。
「最後の切りふだ」は「ギガ・マック変身」。
クッパで言う「ギガクッパ変身」の真似じゃないが、ギガクッパ同様能力が大きく向上する。
カラーリングもいつもの緑のタンクトップのシャツからピンクのスエットスーツ仕様があり、
果てには誰得的な「ワイヤーフレーム」が搭載されている。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にも続投。
最後の切りふだが「ギガ・マックラッシュ」に変更。変身後に突進を仕掛け、当たった相手に無数のラッシュをお見舞いする。
一方、カラーバリエーションが全キャラ軒並8色に統一されたため、前作で16色も存在したリトル・マックもその煽りを受けている。
キャプテン★レインボー
元世界チャンピオンという設定で登場。・・・するがかなり太ってしまっており最早別人である。
再び世界チャンピオンへと返り咲く夢を持ち、舞台であるミミン島へとやってきた。
余談
ファミコン版の原作であるアーケード版パンチアウト!!及びスーパーパンチアウト!!には登場せず、名無しのボクサーが主役である。(厳密には名前を自由に入力するタイプであり、デフォルトネームが無い)
対戦相手と同じ程度の体格でケツアゴのオッサンだがカラーリングや髪型等がマックと似通っており、この名無しのボクサーがマックの原型であると思われる。
名前はアルファベット3文字まで入力可能なので「MAC」と入れればそれっぽく見える・・・かもしれない。
スーパーファミコン版スーパーパンチアウト!!も特定の名前の無いボクサーが主役だが、海外ではデフォルトネームとしてリトル・マックと明言されている。
見た目は金髪の青年であり、ファミコン版やWii版のリトル・マックとは似ても似つかない。
ファミコン版ではマリオと、Wii版ではドンキーコングとの共演を果たしている。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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