レイヴンとは、ゲーム作品「ギルティギア」シリーズのキャラクターである。
概要
□性格:紳士ではないが、感情に流されず落ち着いてコミュニケーションを取れる大人な性格。
一見穏やかだが、痛みに快楽を覚えて悶えたり、静かにいやらしく威嚇するような変態的なハイテンションも垣間見せる。 人並みの善意は持ち合わせているが、目的の為に見知らぬ人間を巻き込む程度の事故で彼の人生観を変えることは出来ない。 彼の感情を大きく揺さぶるものに大きな関心を寄せる。
□略歴:かつて世界を恐怖で震撼させた「あの男」が率いる3人の側近の1人。 どういう仕掛けか、彼は寿命もなく、その身が塵と化しても蘇る不死の体を有している。 彼自身の目的も不明だが「あの男」の行動に賛同し、その忠誠心も本物である。
「あの男」の側近の一人であり、彼への絶対的な忠誠心を持つ。
不死の身体を有しており、寿命もない。
数百年に渡り日常を繰り返したため
ほぼ全ての刺激に何も感じなくなっているが、
ただ一点「痛み」に対してのみ新鮮な感覚を楽しむことができる。
| 初出作品 | ギルティギアゼクス 白銀の迅雷(小説/2001年) |
|---|---|
| CV | 坂野茂(GGXX) 安元洋貴(GG2以降) |
| テーマ曲 | Worthless as the Sun Above Clouds |
| 二つ名 | 死体漁りの烏 不死の病 |
| 身長 | 181cm |
| 体重 | 59kg |
| 血液型 | A型 |
| 出身 | 中世ドイツ |
| 誕生日 | 3月28日 |
| 大切なもの | 殺意を感じさせてくれる人 新しい発見、発明をしてくれる人 |
| 嫌いなもの | 何も愛することが出来ない自分 |
| 欲しいもの | 生きた証 |
| 年齢 | 不詳(本人も覚えていない) |
そもそも外見からして、頭に生えている角らしきものの正体が自分で貫通させた針であったり、
ダメージボイスで「気持ち良い!」「もっとだ!」「もっと深く!」と喘ぐ等、色濃いキャラが多くいるギルティ界でも、屈指の変態として仕上がっている。
ダメージボイスで「気持ち良い!」「もっとだ!」「もっと深く!」と喘ぐ等、色濃いキャラが多くいるギルティ界でも、屈指の変態として仕上がっている。
設定
人物像
- 苦痛を快楽に感じるマゾヒスト
- ドイツ出身の為、技名の他、台詞の端々でドイツ語を覗かせる
- 1000年以上前の中世の中流家庭で生まれている為、年齢は少なくとも1000歳を超えている
- 20代半ば頃に不死者となっており、恐らく見た目もその年で固定されていると思われる
- 頭の針は、痛みと死を求めて自分で貫通させたもの
- ソルとは旧知の仲である
- 「あの男」に忠誠を誓っている
- イノとは互いに不仲の関係にあり、またヴァレンタインには監視の目を配せている [2]
余談
- レイヴンの体重は、プロフィール公開当初は不明であった(GGXrdRにて明記された)
- 現在の基本的な一人称は「私」だが、過去には「俺(白銀の迅雷)」、「オレ(GG2設定資料集)」とも言っている
- 過去にアクセルとの同一存在である事を示唆されたが、現在では否定されている
- GG2での特徴的なマントは、石渡氏による「ガッチャマン」へのオマージュ
- GG2でのテーマ曲「Worthless as the Sun Above Clouds」の歌詞は公式に発表されていないが、非公式ながらまとめられている [3]
和訳も併せて読んでみると、レイヴンらしさが確認できるかもしれない
登場作品
- 白銀の迅雷(2001年)
- 記念すべき初登場作品
この時点ではそれほど変態性を見せてはいないものの、
自分を燃やそうとするソルの炎を見て、制止をせず催促を行うあたり、その片鱗を見せてはいる - GGXX(家庭版/2002年)
- ゲーム初登場作品
ストーリーモードのみの登場
イノの封印の現場に立ち会ったり、アクセルとの同一存在設定をほのめかしたりしたが別にそんなことはなかったぜ! - GG2(2007年)
- 初プレイアブル化作品
ここで変態の本性を明かす事になる
キャンペーンモード中でシンに「なんてマゾヒスティックな野郎なんだ!」と言わしめ、公式の紹介文から変態のお墨付きをいただく
また、覚醒必殺技「フェアツヴァイ・フェルト」後に取る、非常に独特なポージング(公式名称:SU☆TE☆KIポージング)は19種類にも上り、ファン必見のものとなっている
なお、この作品中で出る台詞のいくつかは「白銀の迅雷」から取られており、先にそちらを見ていればニヤリとする事もあるかもしれない - GGXXAC+(2008年)
- ストーリーモードのみの登場
- GGXrdR(2016年)
- ギルティギアの本流である格闘ゲームでは、レイヴン初となる参戦作品
初登場(2001年)から実に15年もの歳月をかけての参戦となり、ファン感涙ものの作品だろう
ゲームキャラクターとしての特徴
GG2
マスターは、マスター戦にひたすら特化し、針のように尖った性能をしている
サーヴァントは、ヴァレンタインと共通のものを使用している
長所
短所
GGXrdR
四肢を伸縮させる体術や空中ダッシュが攻撃判定を纏いながら最低空ダッシュの高度まで滑空する特殊技となっているなど中距離に志向したものが揃っている。
また、「ここにされたい」というコマンド技発動中に攻撃を受けると、専用の興奮ゲージが上がるテクニカルキャラであり、興奮ゲージが上がると、各種技が強化される。
長所
- 空中ダッシュ、その裏の選択肢になる飛び道具など、中距離からの急襲に向いた武器が揃っており、ワンタッチが容易。
- 「滑空キャンセル」という滑空中に低い高度で技を出すと、技が発生する前に着地する性質を利用した極めて視覚的に判断しづらい崩しパターンを備えており、安易な防御行動をつぶしやすい。
- 興奮度ゲージが十分に溜まった状態でのリターンのデカさ。 何にでも引っかかったらコンボになって火力が出るというソルもびっくりのガン攻めキャラへと変貌する。
短所
- 切り返しが微妙。軽い小技、無敵切り返しが極めて少なく相手に触られればなすがままになりやすい。ドMめ……
- 興奮度ゲージを溜めるための「ここにされたい」の扱いの難しさ。それに伴い、興奮度ゲージのない状態で戦わざるを得ない状況の多さ。
- 滑空自体が読まれれば対空技で簡単に落とされる弱判定。 対の飛び道具からのリターンは薄く、相手が読み外しのリスク承知で滑空対策の技を振られだすと立ち回りの攻めパターンに大きく制限がつく。
関連動画
関連商品
関連項目
脚注
- *GUILTY GEAR 10th メモリアルブック
より - *GUILTY GEAR 10th メモリアルブック
ギルティギア人物相関図より - *GUILTY GEAR2 -OVERTURE- @wiki - BGM・サウンド

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