- プロ野球選手一覧 > 二木康太
二木康太(ふたき こうた 1995年8月1日-)とは、鹿児島県出身のプロ野球選手(投手)である。現在は千葉ロッテマリーンズに所属。
概要
千葉ロッテマリーンズ #18 | |
---|---|
二木康太 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 鹿児島県霧島市 |
生年月日 | 1995年8月1日 |
身長 体重 |
190cm 85kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2013年ドラフト6位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
鹿児島情報高等学校では1年生秋からエースとなり県大会では好成績を残すが、惜しくも甲子園出場はならなかった。
2013年のドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズより6位指名を受けて、入団。鹿児島情報高校からは初のプロ野球選手である。
ロッテ時代
2015年(2年目)に二軍で頭角を現す。順位確定後の消化試合ではあるが10月5日の北海道日本ハムファイターズ戦で一軍デビューも果たす。1年目はこの1試合のみだった。
2016年はキャンプより期待の若手として首脳陣から大いに期待されキャンプ紅白戦、オープン戦で開幕投手を務める。結果を残したため開幕ローテーションに抜擢され、3月30日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ入り初先発。4月12日の同じく楽天戦にて133球を投げてプロ入り初勝利を完投勝利で飾る。その後は勝ったり負けたりを繰り返しつつ6月までに6勝をマーク。新人王候補にも名を連ねるようになる。しかしセ・パ交流戦明けからノックアウトされる試合が増え、一軍と二軍を行き来する。結局7月以降はわずか2勝に終わる。22試合の登板で7勝9敗、防御率5.34だった。
2017年は先発ローテーションに定着し、23試合に登板し前年と同様7勝9敗。規定投球回に初めて到達した。
2018年は2ヶ月間の二軍調整を行うなど好不調の波が激しく4勝に留まったが、8月17日の楽天戦でプロ初完封勝利を記録した。
2019年は開幕ローテーション入りを逃したが、マイク・ボルシンガーの離脱で開幕3カード目からローテーション入りする。援護にも恵まれて前半戦ではチーム勝ち頭の6勝を挙げたが、後半戦は安定感を欠いて2度登録抹消されるなど1勝に留まり、規定投球回数にも届かなかった。22試合で7勝10敗、防御率4.41。オフに涌井秀章が金銭トレードで放出されたのに伴い、涌井の背番号18を引き継ぐことになった。
2020年は開幕から先発ローテーション入り入りも、2試合続けて炎上して二軍落ち。8月に一軍復帰すると、それ以降は安定した投球内容でローテーションを守った。最終的に規定投球回数には届かなかったが、7勝の壁を破る自己最多の9勝を挙げ、初めて貯金も作りチームの2位に貢献した。優勝した福岡ソフトバンクホークスに3勝0敗と好相性だったが、CSでは登板機会がないままチームが連敗で敗退した。
2021年はキャンプ中の志願が叶い、開幕投手を務めたが、6回5失点で敗戦投手となる。この年はリーグワーストの24被本塁打を喫し、5勝7敗と負け越した。契約更改では初めて減棒となった。
2023年は開幕前に右太もも肉離れで戦線離脱。腰の負傷、新型コロナウイルス感染もあり、一軍登板なしに終わった。
人物・その他
- 187cmの長身で足も長い投手向きのスタイル。角度のある直球とスライダー、フォークが主な武器。その後身長はプロ入り後も伸び続け190cmに達した。
- ドラフト同期である三木亮と「チーム五木」を結成している(三木+二木)。二人でお立ち台に立つのが目標とのこと。
- 同じ鹿児島県出身であるAKB48・柏木由紀のファンであり、「新人王を獲ったら対談してほしい」と熱望していた。新人王獲得はならなかったが、今度は「2ケタ勝利を挙げたら」と条件が変わった模様。
- 石川歩から顔を「エイの裏側」に似ていると評された。
成績
- (2024年終了時点)
年度別投手成績
年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年 | ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 5.0 | 2 | 3 | 1 | 1 | 1.80 |
2016年 | 22 | 21 | 1 | 0 | 7 | 9 | 0 | 0 | .438 | 116.1 | 34 | 81 | 74 | 69 | 5.34 | |
2017年 | 23 | 22 | 5 | 0 | 7 | 9 | 0 | 0 | .438 | 143.1 | 35 | 128 | 58 | 54 | 3.39 | |
2018年 | 16 | 16 | 3 | 1 | 4 | 7 | 0 | 0 | .364 | 100.2 | 35 | 90 | 49 | 44 | 3.93 | |
2019年 | 22 | 22 | 1 | 0 | 7 | 10 | 0 | 0 | .412 | 128.2 | 30 | 115 | 68 | 63 | 4.41 | |
2020年 | 15 | 15 | 1 | 1 | 9 | 3 | 0 | 0 | .750 | 92.2 | 12 | 79 | 36 | 35 | 3.40 | |
2021年 | 22 | 21 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 | 0 | .417 | 117.0 | 28 | 77 | 61 | 57 | 4.38 | |
2022年 | 9 | 9 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | .333 | 47.1 | 20 | 42 | 24 | 22 | 4.18 | |
NPB:8年 | 130 | 126 | 11 | 2 | 41 | 49 | 0 | 0 | .456 | 751.0 | 196 | 615 | 371 | 345 | 4.13 |
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