川村文乃とは、日本の女性アイドル歌手、女優、元ジュニアアイドル。現在はハロー!プロジェクト所属グループ・アンジュルムの6期メンバーとして活動している。
10歳でソロのご当地アイドル歌手としてデビューし、その後同じ事務所のアイドルグループ・はちきんガールズに追加メンバーとして加入しセンターとして活躍、紆余曲折を経てハロプロにやってきた。旧芸名は川村あやの。
▲ 概要
川村 文乃 (川村 あやの) かわむら あやの |
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プロフィール | |
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ニックネーム | かわむー、かむかむ |
所属事務所 | アップフロントプロモーション |
出身地 | 高知県高知市 |
生年月日 | 1999年7月7日 |
血液型 | A型 |
身長 | 162cm |
メンバー カラー |
■ライトパープル |
コール | あやの |
ハロプロ 加入日 |
2017年6月26日 |
1999年7月7日生まれ、高知県高知市出身。身長135cm(ソロデビュー時)→160cm(はちきんガールズ卒業時)→162.3cm、血液型A型。株式会社シエロ/ホライズン・ジャパン・アソシエイツ→アップフロントプロモーション所属。
色白かつほっそりした顔をしていて、相当に長い手足に加えて細身ながらメリハリの利いた美しい体型で、室田瑞希も「スタイルおばけ」と評している。身体能力・柔軟性に優れ、足の爪先が余裕で頭の上まで蹴り上がる。つり上がり気味の目とこれまたつり上がり気味の大きな耳がチャームポイント。髪型は黒髪ショートかショートボブにしていることが多いが、中学時代は髪を伸ばしてツインテールにしていることもあった。なかなか強烈な天然パーマで、ダンス中の髪のなびき方がとても絵になる。
はちきんガールズ時代の2016年4月にハロプロオフィシャルショップ秋葉原店でトークイベントに出演したり、プライベートで頻繁にハロプロのコンサートに通うなどの熱心なハロヲタぶり(一推しは工藤遥)と、アゴを隠せば宮本佳林に非常に似ていることでハロプロ入り前からハロヲタにはよく知られていた。
身軽な体躯から繰り出されるミュージカル仕込みのダンスは抜群のキレを誇る。甲高く甘ったるい歌声のため歌を選ぶ弱点はあるが、歌唱力もまずまず。
「川村 あやの」
TVアニメ「きらりん☆レボリューション」でアイドルへの憧れを持ちはじめ、小学2年の冬から、高知市にある芸能スクール「シエロクラブ」に通い始める。両親が共働きだったため、放課後一人でバスに乗って市内中心部のレッスン場まで通っていた。劇団四季出身の校長(後のはちきんガールズプロデューサー)から、後にはちきんガールズとして活動する仲間たちと共に歌・ダンス・演技を厳しく指導される。
四国・中国地方でミュージカルやCMに出演したり、ジュニアモデルとしても活動、四国アイランドリーグの地元球団・高知ファイティングドッグスのジュニアチアチーム「CuRu CuRu」メンバーにも選ばれた。そして2009年11月24日、尾崎正直高知県知事より高知県おさかなPR大使に任命、同年12月9日に「おさかな天国2010」でソロのご当地アイドル歌手としてCDデビューした。
ちなみにこの時期、ミュージカル版『しゅごキャラ!』のオーディションに参加し、最終審査まで勝ち残ったことで、後にメンバーに加わることになるアンジュルム(当時のスマイレージ)メンバーと最初の接近遭遇をしている。またこのオーディションに合格した応募者の中には田村芽実がいた。
高知県おさかなPR大使としての仕事は地元で毎年行われる「土佐のおさかな祭り」をはじめとする水産関連イベントへの出演や、文字通り高知産の魚介類の宣伝のためのポスターへの出演などがあり、イベントで魚料理の実演をするため包丁の使い方を身に付け、カツオまでさばけるようになった。このことに因んだ「カツオもさばける!\あやのー!/」[1]という専用応援コールは有名。なお、当時の彼女の写真を使用した宣伝ポスターや宣伝用のミニのぼりなどは現在でも全国の土佐料理店や高知産の魚を扱う居酒屋などで見ることができる。
翌2010年2月にはちきんガールズが8人組で結成され、川村が魚介類を、はちきんガールズが「高知県観光特使」として農産物・畜産物をPRする役目を担い、イベントでも「川村あやのwithはちきんガールズ」の組み合わせで活動することが多くなった。はちきんガールズメンバーが早々に半減したこともあり、2011年4月17日に行われたはちきんガールズ単独ライブ「私たち 本気です」で川村が正式にはちきんガールズに加わった。
2012年6月2日[2]にシングル「友達のままだよ / 手をつないで」ではちきんガールズは5人組でCDデビューを果たし、ご当地アイドルの枠を超えた卓越した歌とダンスで注目を集めはじめ、同年秋には社長が四万十市出身という縁から海洋堂イメージガールに就任、翌年には大ブームを起こしたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」キャンペーン・サポーター高知県代表となり、海外のイベントにまで進出、ご当地アイドルグループとしては日本でも指折りの有名グループになり、翌2014年には東京に拠点を移し、東京の学校に通い、共同生活を送りながらアイドル活動を行う『脱藩』を行う。この一連の流れを収めたドキュメンタリー番組『脱藩、巡礼、負けないチカラ ~たとえば あるご当地アイドルのかたち~』が高知さんさんテレビで制作され、第23回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品として全国でも放送される。番組内で東京に高速バスで旅立つ直前の川村が率直に語った「お金持ちになりたい」という言葉は大きな反響を呼んだ。
同年夏にはトーキョーアイドルフェスティバル(TIF)に初出場、関東のアイドルイベントにも頻繁に出演できるようになったが、東京で共同生活を送りながら東京と高知を往復する活動はメンバーにとって重い負担となっていった。東京進出の話が持ち上がった段階で、一人が東京行きを断念し脱退していたが、地元高知県関連以外の活動では単なる地下アイドルと変わらない、先の見えない活動が続いていき、その後も活動に耐えかねてメンバーが一人、また一人と減っていく。
川村もパートを掛け持ちして活動資金を仕送りしてくれている母親に負担をかけていることに次第に耐えられなくなっていき、2016年6月に遂に卒業を発表する。
「川村 文乃」
卒業発表時から「ハロプロに移籍するのでは」という憶測は願望込みでハロヲタの間では広まっていたが、同年8月に横山玲奈、西田汐里、山﨑夢羽らとともにハロプロ研修生入りが発表される(26期生)。
2017年5月5日に行われた「Hello! Project 研修生発表会2017 ~春の公開実力診断テスト~」にて一岡伶奈・段原瑠々と共にハロプロメンバーとしてデビューすることが発表され、川村はソロ、新グループ、既存グループのどこに入るか注目されたが同年6月26日にアンジュルムに加入することが発表された。船木結と共に当時のメンバーと合流する様子はハロステでも撮影されている。
2017年12月13日にBD・DVDシングル「マナーモード/キソクタダシクウツクシク/君だけじゃないさ…friends」でデビュー。CDデビューはその後に発売された2018年5月9に発売される「泣けないぜ…共感詐欺/Uraha=Lover/君だけじゃないさ...friends(2018アコースティックVer.)」となる。
2019年6月19日には過去のアンジュルムに関する知識が豊富であることに加えて今後の展望を見据えてという理由からサブリーダーに就任。同年12月に中西香菜が卒業するまでは彼女とのWサブリーダー体制だったが、中西卒業後は単独でサブリーダーを務めている。
そして、ハロプロメンバーを含めた世界中がコロナ禍で苦しむ最中、ライブを含めた仕事量激減をきっかけにかねてから取得をしたかった1級マグロ解体師合格に向けた勉強を開始。勿論、マネージャーに資格習得の確認を行った上での行動だった。コロナ禍ということもあり、基本的には自宅で座学やオンラインでの講習や口上だけのテストを受け、その後は短期間だが教室での講習を受けたという。ただし、川村自身が左利きな上に、今回講師を務めた人が左利きの人物を教えるのが初めてということもあり、苦戦した箇所もあった。しかし、努力の甲斐あり無事に1級マグロ解体師に合格。日本では9例目、かつ女性では初となる快挙を成し遂げた。
▲ 関連動画☆
▲ ☆外部Link☆
- 公式プロフィール アンジュルム/川村文乃
- 高知県おさかなPR大使 川村あやのブログ
- スタ☆ブロ あやののおさかな天国(internet archive)
- はちきんガールズ 川村あやのオフィシャルブログ「あやののおさかな天国」(跡地)
- アンジュルム新メンバー(3・4・5・6期)オフィシャルブログ:川村担当分
- 第2回 「旭のほうのね」と、川村あやの(はちきんガールズ)は言った。 - 「50代からのアイドル入門」大森望 | WEB本の雑誌
▲ 関連項目!!!!!
アンジュルム |
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初期メンバー:和田彩花 2期メンバー:中西香菜 - 竹内朱莉 - 勝田里奈 3期メンバー:室田瑞希 - 佐々木莉佳子 4期メンバー:上國料萌衣 5期メンバー:笠原桃奈 6期メンバー:船木結(兼任) - 川村文乃 7期メンバー:太田遥香 - 伊勢鈴蘭 |
脚注
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