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アナウンサー > 徳光和夫
徳光和夫（德光和夫「とくみつ かずお」、1941年3月10日-）とは、日本のフリーアナウンサーである。
概要
1941年3月10日生まれ。海城高校卒業後、立教大学社会学部に進学し、卒業。
1963年に日本テレビに入社。アナウンサーとして活躍。『全日本プロレス中継』での実況から始まり、『NTV紅白歌のベストテン』『金曜10時!うわさのチャンネル!!』『アメリカ横断ウルトラクイズ』などバラエティ番組を中心に登場するようになり人気アナウンサーに。1979年から始まった『ズームイン!!朝!』の初代キャスターを務め、日本テレビを代表する名物アナウンサーにまで登り詰めた。
1988年に『ズームイン!朝!!』のキャスターの座を後輩アナの福留功男に譲り、打倒『FNNスーパータイム』『JNNニュースコープ』を目標に立ち上げられた『NNNニュースプラス1』の初代キャスターに就任。
1989年に同局を退社しフリーアナウンサーとなる。以降は『クイズダービー』（TBS系) の2代目司会者、『徳光のTVコロンブス』『徳光和夫の情報スピリッツ』（テレビ東京）や『ダウトをさがせ』（毎日放送）の司会など日テレ以外の他局でも数々の人気番組で活躍する。
近年では『路線バスで寄り道の旅』（テレビ朝日系）においてそれまであまり見せなかった毒キャラ、ギャンブル大好きおじさんキャラを全面に押し出すようになり再び注目を浴びている。更に、ロケ中にバス車内でほぼ毎回居眠り（のんびりしたBGMも流れる）しており、アップ画がお茶の間に流れ、起きた瞬間には謎の言葉を発するなど寝ぼけクォリティも高い。持病等により内服すべきお薬タイムが不定期に設けられることもある。
熱狂的な読売ジャイアンツファン(特に長嶋茂雄を人生の師と仰ぐ)として有名。
エピソード
- 社会保険庁からは「死亡扱い」されていた事がある。これは、2007年の年金記録問題において、社会保険庁に支払い確認を行ったところ、「死亡扱い」を受けていたことが判明。「なぜ僕が殺されなければならなかったんだ？」と、職員に抗議したという。一部スポーツ紙では、「徳光和夫 社会保険庁に殺される」と報じられた。
- 大のギャンブル馬鹿でもあり、平和島競艇場や首都圏の場外馬券売り場などで出没情報がある。それにまつわる問題行動や発言も多い。
- 徳光和夫の実父・徳光寿雄は映画監督や日テレの役員を歴任した後、倒産寸前にまで追い込まれていた東京12チャンネル（現：テレビ東京）の経営立て直しを行うために出向し尽力した人物である。そのため、徳光家は日本テレビと共にテレビ東京ともつながりが深い。
- 海城高校を卒業した縁で、同高校と兄弟校の那須高原海城高校の同窓会組織である、海原会の会長を務めている。
- 『アメリカ横断ウルトラクイズ』では、「敗者の味方」として出演し、敗れた参加者が鬱憤晴らしでピコピコハンマーを徳光のかぶるヘルメットに叩く事が名物となった。
- 『24時間テレビ』には第3回(1980年)から第33回(2010年)まで総合司会を務めた。また同番組に第1回からすべての回に出演している。第34回(2011年)では番組恒例のチャリティーマラソンのランナーとして走り、番組内で完走した。70歳でのチャレンジは番組史上最高齢。
- 日本テレビ系列における地上アナログ放送の終了特番で終了直前の11時58分30秒からスピーチをしたが、終了の12時までに〆ることができなかったという、全国放送ではアナログ放送最後の放送事故を起こした。
徳光と巨人
先述の通り徳光といえば熱心な読売ジャイアンツ、とりわけ長嶋茂雄のファンとして知られる。
「長嶋さんがいたから」という理由で立教大学に入学、そのままジャイアンツのファンになってしまった程である。
だが熱心すぎるあまり、アナウンサーとして(と言うより人間的に)問題のある発言を繰り返していたりする。
有名な物としては、
- 「巨人軍はまだ諦めない。広島の選手が乗った飛行機が墜落するかもしれないから」・・・1984年に広島東洋カープが優勝した時の発言。なお、この頃は羽田沖（1982年日航350便）・御巣鷹の尾根（1985年日航123便）等航空事故が多発していた。
- 「これで巨人軍は日本一だ！」・・・2000年に福岡ダイエーホークスの中継ぎ投手、藤井将雄が亡くなった時の発言。
- 「肌の色が違って、血液型もよくわからないような奴に王さんの記録を抜いてほしくない」・・・2001年にタフィ・ローズが王貞治の持つシーズン最多本塁打記録に並んだ時の発言。
他にも数多くの暴言を残している。
下記のリンクも参照。
http://page.freett.com/orange_house/tokumitu.htm
アニメ
- 『ルパン三世』では、特別出演として本人がそのまま登場。泥棒縦断レースの実況を行う。
- 『オネアミスの翼 王立宇宙軍』でもニュースキャスター役として出演。
- サッカー漫画『がんばれ！キッカーズ』アニメ版では彼をモデルにした放送部員、徳光が登場する。声は塩屋浩三。
関連動画
関連項目
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