探偵夢宮さくらの完全敗北とは、まんがタイムきらら掲載の4コマ漫画作品である。
概要
まんがタイムきららに2020年10月号~11月号にゲスト掲載、2021年1月号~2022年8月号に掲載。その後休載を経て2022年12月号で長期休載が告知された。単行本既刊1巻。
小さな頃から探偵になることを夢見ていた主人公「夢宮さくら」。高校に入学した彼女が憧れて入った「探偵部」を中心に繰り広げられるストーリー。
ゲスト掲載時は、全く無名である漫画家「イキリにゃんぽこ」を名乗りながら新人とは思えない手慣れたタッチと不条理極まりないギャグを織り交ぜた作風として大きな話題を呼んだ。なおちょぼらうにょぽみ先生の別名義じゃね?と知る人にはバレていたもよう。そしてまんがタイムきらら2020年11月号の発売日に、編集部の公式Twitterが新連載決定告知のついでに速攻で白状している。
ファミ通.comの記事によると、自分のオリジナル作品を描く比率がだいぶ減っていたことに気づいたちょぼらうにょぽみ先生が偽名を使ってまで出入り禁止を食らっていた[1]まんがタイムきららにチャレンジすることにしたとのこと。
それは、あくまでも私個人の見解ですけれど、萌え系4コマというジャンルが長く続いてきた中でネタがそろそろ出尽くしてきた感もあってか、変わり種の作品が最近増えてきたからですね。そうした変化も良しとしている今の『きらら』なら、私が描いてもいいんじゃないかと思ったんです。(上記記事より)
登場人物
探偵部
- 夢宮さくら(ゆめみや さくら) - 本作の主人公。南守矢高校の1年生。アニメ「名探偵アケサカ」に憧れ、探偵を志望している。これでも探偵部内ではまともな人物。妹がいる。
- サニャ(さにゃ) - 南守矢高校の2年生。コスプレに興味があり、間違って探偵部に入った。猫や犬などもふもふしたものが大好き。頭を使うことは苦手。一人称は「ボク」。
- ナナオ(ななお) - 南守矢高校の3年生で探偵部部長。日本人の父とイギリス人の母を持つ。一般人とおよそかけ離れた常識と言動の持ち主。探偵部のために凄い発明をしたり謎の生物を持ち込むことも。
- ちー(ちー) - 南守矢高校になぜかいる不思議な少女で本人曰く飛び級で入学したけど留年している10歳。いつも「ちー」としか言わないが、さくらはちーの会話を理解できる。ムー大陸の生き残りの子孫(単行本1巻参照)。
- 座敷わらし(ざしきわらし) - 通称ざしわら。探偵部の部室に住んでいる。色々なものに変化したり分身したり様々な特殊能力を持つ。ナナオ部長とはよく喧嘩している。
その他の登場人物
- 夢宮舞美(ゆめみや まいみ) - 夢宮さくらの妹。
- でらさん - 夢宮さくらの幼馴染。得体の知れない探偵部に入ったさくらを心配している。
- 山下アリス - 1年生で、飼っていた猫の捜索を探偵部に依頼する。
- ME-Z① - 今の人類の前の生命体が作った独立型知能兵器を称する単眼のロボット。自分を助けて修理してくれたちーに惚れ、他の探偵部員を邪魔者扱いする。
- ミク - サニャに家のリフォームを依頼した女の子。その正体は……
- 西園寺花(さいおんじ はな) - 生徒会書記長。探偵部の予算の使い道に疑問を抱きナナオ部長を問い質す。
- 吉川 - 生徒会書記。西園寺花の幼馴染で「はなっぺ」と呼んでいる。
- 蛯原夏菜子(えびはら かなこ) - あいまいみーの登場人物で、本作中のある場面に登場する。
- 幸恵(さちえ) - あいまいみーの登場人物で、本作中のある場面に登場する。
- 広瀬あみ - 2年生で、実家のラーメン屋の客が急に減った原因の調査を探偵部に依頼する。
- サメ潜水艦 - きららをこよなく愛する生物。作中に何度か登場する。
- イキリにゃんぽこ - 作者の別人格(?)である眼鏡をかけた女の子。作中に何度か登場する。
- まんがタイムきらら編集長 - 老人顔の人物。最終学歴は幼稚園。作中に何度か登場する。なお本作に登場する老人はみんな同じ顔をしている。
関連動画
探偵夢宮さくらの完全敗北に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
関連静画
ニコニコ静画「きららベース」で、毎月第4火曜日に更新されている。
関連商品
関連項目
外部リンク
- チョボにょぽ
- ちょぼらうにょぽみの4コマ漫画家ブログ
- ちょぼらうにょぽみ(Twitterアカウント)
- ちょぼらうにょぽみ(Pixivのページ)
- ちょぼらうにょぽみ(Entyのページ)
- リアル炎上マンガ家・ちょぼらうにょぽみは、本当にファミ通で連載を持つほどゲームが好きなのか、担当編集者が確かめてみた。(ファミ通.comの記事)
脚注
- *「ご注文はうさぎですか??」アニメ第5羽のエンドカードを描いて出禁になった等の説が世間に流布しているが、ちょぼらうにょぽみ先生がきららを出禁になった(と思い込んだ)本当の理由は単行本1巻のあとがきに掲載されている。
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