朶思大王単語

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「朶思大王」（ダシダイオウ）とは、三国志演義に登場する南蛮王・孟獲の弟・孟優の友人で、南蛮禿龍洞の元帥を務める

「南蛮一の智者」

とか言われる毒に定評のある南のデルトマ家軍師だし（北は郭図）。

※「朶思王」と呼ばれる事はあるが「朶思」と呼び捨て表現されることはほとんどないんだし。

正史では

朶思大王は登場しないんだし。

三国志演義では

諸葛亮の南征軍に四回戦って四回捕まって四回解放された南蛮王の孟獲がこの後どうしようか悲嘆に暮れていた時に弟の孟優から南番一の知恵者として紹介されたのが朶思大王なんだし。

孟獲を禿竜洞に迎え入れた朶思大王は、諸葛亮に対抗する策として、禿竜洞に通じる二つの道のうち、安全な道を塞いで

• 飲むと口がただれて腸が焼け落ちる「唖泉」
• 中に入って浴びると肉が溶けてたちまち骨だけになる「滅泉」
• 手足をつければ黒くなり激痛が襲う「黒泉」
• 飲むと体が綿のように柔らかくなり、助かったものは一人もいない「柔泉」

の四つの毒泉を通らせて、諸葛亮軍の全滅を狙うと言う策（笑）を提案して実行したんだし。

諸葛亮の命で禿竜洞へと先行した王平からの報告が途切れた事から関索が後を追うと、毒泉による犠牲により先に進めなくなっていた王平と合流し、諸葛亮の到着を待ったんだし。

合流した諸葛亮は、毒泉の効果を取り除く術を知る万安と言う人物をたずねて協力を依頼すると、快諾した万安により治療をうけて兵士達が復帰し、諸葛亮の軍は禿竜洞へとたどり着いたんだし。

※万安の正体は孟獲の兄の孟節だし。

禿竜洞に諸葛亮の軍勢が到達するころには全滅してるはずだし、と高をくくっていた朶思大王は想定に反して勢い盛んな諸葛亮の軍勢を前に孟獲に降伏を勧めたが拒否されたんだし。

そして軍師（笑）として頭をかかえていた朶思大王の元に、隣の銀冶洞から楊鋒が援軍にやってきたので「これで勝つる」と酒宴を開いた孟獲一行やデルトマ家軍師だったが、楊鋒の女人部隊の踊りを眺めていた際に、すでに諸葛亮に懐柔されていた楊鋒の女人部隊によって全員捕まえられて、諸葛亮に引き渡されたんだし。

でもやっぱり諸葛亮が「何度でもかかって来ればいいんじゃね」と全員解放したんだし。

※董荼奴や阿会喃の失敗に懲りたのか、楊鋒はケアしてたみたいで孟獲に裏切り者として処刑はされなかったみたいだし。

木鹿大王に救援の使者を送る間の時間稼ぎに、川を掘として利用した天然の要塞・三江城を守備することになった朶思大王は、諸葛亮の軍勢を得意の毒攻撃＝毒矢の雨で掘より先に進ませないようにして一度は退けるというデルトマ家軍師らしからぬ功績をあげたりしたが、暴風を見計らって土嚢を積み上げるという諸葛亮の策によって攻め落とされて、その乱戦の中で朶思大王は戦死したんだし。

※その他「朶思大王」の詳細についてはＷｉｋｉｐｅｄｉａの該当記事参照の事。 

関連動画

▼額の大往生がまぶしい「知っているのか朶思大王！」キャラな「ジルオール逆襲（現:ジルオールの激闘）」だし。

※所詮は民明書房が出典なわけだし・・・

▼三国志Ⅸのシナリオ8孟獲軍の解説プレイ動画「大王道」だし。

▼南蛮愛にあふれた替え歌歴史シリーズ・組曲「南蛮」だし。

補足

コーエーの三國志シリーズにおける朶思大王（朶思王）の能力一覧だし。

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関連項目

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