浦和記念とは、埼玉県浦和競馬組合が浦和競馬場で毎年11月下旬に施行する、3歳以上・ダート2000mの重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnⅡ。
概要
1980年創設。施行条件は創設以来ダート2000mで固定である。1996年から交流重賞となり、1997年から統一GⅡに格付け。2001年から「彩の国浦和記念」に改称。2007年より格付け表記がJpnⅡとなり、2009年から名称を「浦和記念」に戻して現在に至る。
負担重量はグレード別定。3歳54kg、4歳56kg、牝馬2kg減に、GⅠ(JpnⅠ)勝ち馬は+2kg、GⅡ(JpnⅡ)勝ち馬は+1kgとなる(2歳時の成績を除く)。
1着2着の地方馬には東京大賞典の優先出走権が与えられる。
浦和競馬場は1周1200mなので1周半以上、コーナーを6回曲がるレースとなる。
近い時期にJBCクラシック、チャンピオンズカップ、東京大賞典とダート中距離のビッグレースが固まっていることもあり、賞金的にJBCクラシックや東京大賞典の出走が厳しそうな馬や、GⅠだとちょっと家賃が高い感じの馬が集まる。東京大賞典への叩きとして有力馬が使ってくることもある。
JRAの超一流馬があまり出てこないためか地方勢が健闘している交流重賞のひとつで、2000年や2014年には地方勢が馬券圏内を独占した。
歴代の勝ち馬では、ホクトベガ、キョウトシチー、タイキシャーロック、インテリパワー、マキバスナイパー、ヴァーミリアン、スマートファルコン、ハッピースプリント、ケイティブレイブ、オールブラッシュ、ダノンファラオがGⅠ級を勝利している。稀代のシルコレ馬シーキングザダイヤもいる。
複勝圏内ではウイングアロー、トーホウエンペラー、ストロングブラッド、ノボトゥルー、テスタマッタ、クリソライトがいる。
歴代優勝馬
交流指定以降
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関連項目
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