超次元ロボ ダイユーシャとは、「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するユニット(カード)である。
スペック
ノーマルユニット
クラン:ディメンジョンポリス 種族:バトロイド
グレード:3 パワー:10000 クリティカル:1 シールド:なし
能力:自【V】:あなたのアタックステップ開始時、このユニットのパワーが14000以上なら、
そのバトル中、このユニットのクリティカル+1。
次元の彼方よりクレイの平和を守るために現れた正義の使者。
別世界で次元犯罪者を捕らえる自警団に所属していたが、手配中の犯罪組織がクレイのある次元で見つかったとの情報が入り、この星に降り立った。
コア・腕部・脚部・翼などにあたる複数体のロボットが合体した最強形態であり、必殺剣「グレートジャスティスソード」をはじめとする多彩な技で悪を打ち倒す。
星の平和を守る次元の勇者「ゴーユーシャ」のフィニッシュフォーム。 「トランスディメンジョン」の掛け声で4体の次元ロボ達と超次元合体する事によって、より強力なエネルギーに満ちた戦闘形態「ダイユーシャ」となる。 5体分の正義の魂を宿し、揺るがない正義の心を持つ者にのみ扱えるという「ジャスティスソード」をはじめとする多彩な武装を有し、次元ロボのリーダーとして相応しい実力を持つ。
後に「第一次本部襲撃戦」と言われる“リンクジョーカー”による本部侵略を「ダイカイザー」の助成により乗り切った“ディメンジョンポリス”だったが、自身の不甲斐なさに強い罪悪感を抱いた「ゴーユーシャ」は、無意識の内により大きな力を欲するようになる。
強くなりたい、強くならねばならない――仲間達を守りたいという一心で生まれた願望が、後に最悪の事態を引き起こしてしまうという事を、彼はまだ知る由もない。
概要
ディメンジョンポリスのグレード3ユニット。
ヴァンガード時、アタック宣言する前にこのユニットのパワーが14000以上なら、クリティカルが2となる。
効果発動を狙うには他のユニットの協力が不可欠。『コスモビーク』や『ガイド・ドルフィン』のメインフェイズに発動するパワーアップ効果、『マスクドポリス グレンダー』や『超次元ロボ ダイレディ』のバトル時効果によるパワーアップ効果を駆使し、発動を狙いたい。
現在は「次元ロボ」を名称に求める代わりにコストの軽いパワーアップ効果が増えている。
特に、Gユニットへの「超越(ストライド)」を行ったことを条件とするジェネレーションブレイクを要求する代わりに、カウンターブラストなどを一切要求せずにパワーを上げることができる『次元ロボ ダイジェット』『次元ロボ・オペレーター ユウカ』が存在するため、効果条件は非常に満たしやすい。
また、『超次元ロボ ダイカイザー』からのブレイクライドは非常に相性がよく、パワー上昇でダイユーシャ自身の効果条件を満たし、ダイカイザーからクリティカル上昇、完全ガード貫通といった重要な効果全てが噛みあった状態で付与されることになる。
「ガンダムシリーズ」などでメカデザイナーとして関わった明貴美加がイラストを手掛け、「勇者シリーズ」や「エルドランシリーズ」などのサンライズのロボットアニメを意識したユニットであり、カードスリーブ化されるなど人気も高い。
後に「はじめようセット 超次元の勇者」に収録されたバージョンでは、勇者シリーズなど様々なロボット作品に関わる大張正己が手掛けた別バージョンのイラストとなっている。
ブースター第4弾「虚影神蝕」のディメンジョンポリス追加カードでこのユニットの活躍を期待した人もいるだろう。
しかし実際には、連携ライドでパワー11000になり、ダイユーシャと同じくクリティカルが追加される『イニグマン・ストーム』というほぼ上位互換のユニットが登場したことで、ダイユーシャの活躍の場がなくなってしまった。
とはいえ、『イニグマン・ストーム』のクリティカル追加条件はパワー15000以上であり、連携ライドに失敗したら条件が厳しくなるので、完全に劣っているわけではない。
もっとも、パワー10000のヴァンガードでは心もとない環境ではあるが。『超次元ロボ ダイユーシャ』のクロスライドが狙える『超次元ロボ グレートダイユーシャ(仮)』の登場を願うファンもいるとかいないとか。
ついに蒼嵐艦隊にて『究極次元ロボ グレートダイユーシャ』が登場。多くのサポートカードが収録されており、一気にダイユーシャ軸が強化されることになる。
その後環境が進むにつれ性能自体はインフレに取り残されることになった。特に、能力だけを見れば完全上位互換な「基礎パワー11000」「パワー+4000でクリティカル+1」を持つ『次元ロボ ダイヤード』が登場してしまったため、現在このカードを運用するのであれば、グレートダイユーシャ、並びに『暗黒次元ロボ “Я”ダイユーシャ』の2種のクロスライドユニットの補助として運用することになる。
グレートダイユーシャは強力なレギオンリーダー『真・究極次元ロボ グレートダイカイザー』のレギオンメイトであるため、真カイザーを採用している場合は投入の価値がある。
ハーツのパワー10000以下を要求し、手札回収効果を持つGユニット『レインエレメント マデュー』が登場したことにより、基礎パワーが10000であることが逆にメリットとして働き、ドロップゾーンのグレード3を回収することができるようになり、適切なグレード3を手札に加え直すことができるのは地味に嬉しいメリットである。
その上、グレード3を捨てて超越すれば実質ノーコストでジェネレーションブレイクを有効化しつつアドバンテージを稼げる。マデューを活かせる次元ロボは、現状ダイユーシャ1枚のみである。
アニメでは、ディメンジョンポリス使いのチームカエサルのメンバーが全員使用した事のあるユニット。
初登場は第33話、光定ケンジが使用。しかし雀ヶ森レンがライドした『ブラスター・ダーク』に敗北してしまう。グレード2のユニットに負けてしまうなんて噛ませ犬もいいとこ。
第34話では臼井ユリが使用。『マスクドポリス グレンダー』の効果でパワーアップさせ、ダイユーシャの効果を発動させた。この回で先導アイチは5回連続で負けるという雑兵っぷりを見せた。
第54話の全国大会準決勝では臼井ガイが使用。『コスモビーク』の効果で効果を発動したが、葛木カムイは『ツイン・ブレーダー』で防ぎきった。
第82話(2期17話)で光定ケンジが再び使用。『コスモビーク』で効果を発動させるも雀ヶ森レンにガードされる。だが光定ケンジは『究極次元ロボ グレートダイユーシャ』へのクロスライドを狙っていた。
ライド時の口上は「正義の心が炎と燃える! ライド! 超次元ロボ ダイユーシャ!」。
第86話(2期21話)においても使用されているが、光定の事情からか、この時の口上は「広い世界が俺を呼ぶ! 正義の心が炎と燃える! ライド! 超次元ロボ ダイユーシャ!」と一部追加されている。
その後、リンクジョーカー編、レギオンメイト編、劇場版アニメ「ネオンメサイア」その全てに登場。やはり光定の使用ユニットとして描かれており、特にネオンメサイアにおいては1期に登場したユニットでありながら当時の最新ユニット『煉獄皇竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート』と激しい剣戟を繰り広げている。
だが、それ以上に劇場版の実写パート「3つのゲーム」における活躍が目立つかもしれない。その活躍については『超次元ロボ ダイカイザー』の記事を参照のこと。
このように、ヴァンガードG以前の全てのアニメ作品と実写映画に出演していることから、その人気の程が伺える。
レギオンメイト編においては台詞が存在し、担当声優はグレートダイユーシャ同様稲田徹氏。副音声「アイチのへや」の裏話では、通常のダイユーシャは喋る設定ではなかったようである。
また2012年のブシロードのエイプリルフール企画では、ヴァンガードのスピンオフアニメとしての
架空作品で同名のアニメ作品のTOPページが作られた。
関連動画
関連項目
- カードファイト!! ヴァンガード
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
- 究極次元ロボ グレートダイユーシャ
- 超次元ロボ ダイカイザー
- 光定ケンジ
- 臼井ユリ
- 臼井ガイ
- 稲田徹(担当声優)
- 明貴美加(イラストレーター)
- 大張正己(はじめようセット版イラストレーター)
- 超次元ロボ ダイユーシャ(アニメ)
- 0
- 0pt