鈴木章浩とは、日本の政治家、実業家。自民党所属で東京都議会議員。また、立正佼成会の信者でもある。
概要
鈴木章浩とは自民党所属の都議会議員。会派は「東京都議会自由民主党」であったが後述の騒動を機に離脱、「都議会再生」を結成する。
保守的な思想の持ち主であり後述の騒動や問題も起こしている。
”ヤジ”の多い議員として有名で、鈴木議員の野次により議論の方向が左右されることもあったらしい。猪瀬元都知事の5000万円借り入れ問題の際、カバンの中に5000万円の模型が入らなかったときに「はいらないじゃないか」と野次を飛ばしたのも鈴木議員だったという。口は災いのもとというが、この性格により後述の問題が起きた。
視察報告書コピペ
鈴木議員は海外視察を行った際、その報告書内で論文をコピペするという不祥事を2回も起こしている。
1回目は2005年、ヨーロッパを歴訪した際、その報告書にて千葉県のホームページに掲載された早稲田大学名誉教授濱田泰三の講演要旨からの丸写しを行った。
2回目は2006年、アメリカのマサチューセッツ州などを歴訪した際、その報告書にて自身の感想の3行を除いた95行をウィキペディアの「ボストン美術館」の項目から丸写しを行った。
いずれもその後のインタビューなどで、「事後承諾を取ったから良い」「視察報告書は様式が決まっていないから、引用の注釈をつけなくてもいい」など反省の色が見えない発言をしている。
尖閣上陸
2012年8月、鈴木議員含む地方議会議員10名で尖閣諸島魚釣島に無許可で上陸を行った。その際、警察による任意の事情聴取が行われたが、鈴木議員曰く「取り調べではないと捜査員に言われた」
セクハラ野次問題
鈴木議員が全国的に有名になるきっかけになった事件である。詳しくは「都議会セクハラ野次事件」の項目にて
2014年6月18日に東京都議会本会議で晩婚化の支援策について質問していた塩村文夏議員(みんなの党)に対して「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか」などの野次や笑い声が飛んだため、女性蔑視の発言と雰囲気は許されるものではないと塩村議員とみんなの党が発言者の特定と謝罪を求めた問題である。
この問題の最初期から鈴木議員ではないかという予測もあり、テレビ局もそれを知ってか鈴木議員にインタビューをしていた。その時鈴木議員は
「私じゃないですよ」「わからないとおもいます」
「ヤジなんていちいち聞いてる人なんかいない」
(議員辞職に匹敵すると思う?という質問に対して)「そうでしょうね。はい」
などと自分であることの否定と、悪いことだという認識を発言していた。
しかし、みんなの党が声紋鑑定を行うことを発表し自民党幹部らが名乗り出ることを求めると、23日、鈴木議員は自ら自分がセクハラ野次を行ったと名乗り出て、塩村議員に直接謝罪することになった。
なお、議員辞職に匹敵するという認識を示しておきながら、会派からの離脱のみで議員辞職は行わなかった。
関連項目
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