「高雄型重巡洋艦四番艦、鳥海です。 かつては第八艦隊の旗艦として、多くの海戦で活躍しました。 指揮官、どんなことでも鳥海にお任せください!」
鳥海(アズールレーン)とは、第二次世界大戦時の大日本帝国海軍所属、高雄型重巡洋艦4番艦『鳥海』をモチーフとした、STGアプリゲーム『アズールレーン』の登場キャラクター(KAN-SEN)である。
デザイン:木shiyo、CV:大橋彩香
摩耶の妹、鳥海です。これからよろしくお願いします。ええと、そういえば指揮官とはどこかで会ったような……
KAN-SEN名 | |
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鳥海 IJN Chokai |
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基本情報 | |
所属 | 重桜 |
艦種 | 重巡洋艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 大橋彩香 |
イラスト | 木shiyo |
艦歴 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 長崎県長崎市 |
造船所 | 三菱造船長崎造船所 |
艦級 | 高雄型重巡洋艦4番艦 |
進水日 | 1931年4月2日 |
就役 | 1932年~1944年(日本海軍) |
最期 | 1944年10月25日(戦没) |
備考 | |
高雄型重巡洋艦の三番艦。朗らかで親しみやすく、誰ともすぐ仲良くなれる性格。 一匹狼な姉・摩耶と違い防空強化をされなかったため、外見は先輩の高雄と愛宕に近い。拗ねやすい摩耶のことをよく宥めている(?)が、 逆効果になることも多い模様。
このゲームでの高雄型重巡洋艦はもれなくSSR重巡洋艦となっているが、サムライ娘な長女、おっとりお姉さんの次女、孤高な一匹狼の3女に対して、穏やかな年相応の少女の雰囲気を持っている。
入手方法としては、通常海域の12章の最後のステージ12-4、現状(2021年5月)では13章に次ぐ難関マップでのボスドロップ限定となっている。まずは12章にたどり着くまでが大変だし、そこを安定して周回するには何度もクリアしての「安全海域」化による難易度低下の努力が必要。さらには、艦隊メンバーは一定以上のレベルと十分に強化された装備が必須となってくる。もちろん出現確率は極端に低く、数回の試行で出れば非常にラッキーな部類と言える。幸いに条件さえ整えば経験値稼ぎにも最適なマップなので、艦隊メンバーのレベル120上限までの育成を兼ねて周回を繰り返そう。
長女や次女に似た意匠の軍服を身につけている。しかし、青色がアクセントとして配置されたカラースキームは結構違った印象を与えてくる。足元はニーソックスからミニスカートとなっており、絶対領域が眩しい。なお、一見分かりづらいが左足の太ももの付け根にホクロがある。そして、頭には獣耳があるのだが、長女の高雄同様に目立たない。
性格面は、上に書いたように年相応で誠実かつ真面目。失望しても指揮官を見放さないなど、気立ての良さが目立つ大和撫子である。少し親しくなると野菜のクリームシチューかトンカツを作ってくれるなど、料理も得意なようだ。親密度が上がるとラブラブになりながらも「今とても幸せです」と至極素直である。
自分では四番艦と名乗り、摩耶の妹だと言っているが、公式ツイッターでは「三番艦」と紹介されている。それというのも、元ネタの艦は「摩耶」、「鳥海」ともに同じ日に竣工しており、それだけではどちらが姉かはっきりしない。書類上では「鳥海」が三番艦だとする資料もあるため、それに基づいての表現だろう。
全艦状況確認……砲撃戦用意!
攻撃特化の魚雷搭載重巡という特性は姉妹と同様だが、やや魚雷の能力補正が下げられており、雷撃よりも砲撃に重きが置かれた能力となっている。
スキル1:ガ島強襲
自身の砲撃が4%(MAX10%)アップする。 20秒毎に30%(MAX60%)の確率で発動。10秒間、味方巡洋艦の火力・雷撃が5%(MAX20%)アップする。
スキル1の「ガ島強襲」は、自らの砲撃(おそらく火力のこと)を上げるバフが常にかかる他、一定時間ごとに確率で火力と雷撃の値を仲間の巡洋艦と共に上げてくれるバフがかかる。これによってバフがフルにかかっていれば特に火力値が30%も上がることになり、下のスキル2と共に砲撃ダメージを大幅に稼ぐことを期待できる。もちろん他の高雄型姉妹と轡を並べての出撃でも大きな効果が期待できることになる。
スキル2は姉の高雄も持つ汎用スキルで、上記「ガ島強襲」との相乗効果で大ダメージを叩き出せる。ただすべての効果が重なる確率は期待値的には決して高くはない。
2020年12月22日のアップデートにより、全弾発射が自身の主砲攻撃6発毎から4発毎に改善され、戦闘での1回目の全弾発射時に自身の回避率が1度だけ10%アップするようになった。回避値ではなく回避率なので重巡である鳥海にとっては大きいバフだと言える。これは高雄型全艦共通となっている。
みんな楽しく凱旋しましょう!
高雄型重巡洋艦は帝国海軍を代表する重巡で、『鳥海』はその4番艦(上記の通り、3番艦とする資料あり)。鳥海の名は山形県と秋田県にまたがる活火山、鳥海山から取られている。
1番艦、2番艦の「高雄」、「愛宕」のように近代化改修で艦橋の規模縮小工事を受けておらず、「摩耶」のように防空巡洋艦としての改装も受けていないため、高雄型重巡の原型を最も保ったまま第2次世界大戦を迎えている。
開戦劈頭から、「鳥海」はマレー作戦、蘭印作戦で存分に暴れまわり、通商破壊や上陸支援に八面六臂の活躍を見せた。
1942年の第一次ソロモン海戦においては、僚艦「青葉」「衣笠」「古鷹」「加古」「天龍」「夕張」と共に米艦隊と砲撃戦を繰り広げ、「キャンベラ」「アストリア」「クインシー」「ヴィンセンス」を撃沈する大戦果を挙げている。
以後マリアナ沖海戦に参戦後、レイテ沖海戦にて栗田艦隊の一翼として参戦。サマール沖海戦で米海軍の護衛空母部隊を激しく追撃したが、艦載機の反撃にあって爆弾が命中し大破。航行不能になり、味方駆逐艦の「藤波」に生存者を移乗後に、「藤波」自らの雷撃で撃沈処分とされた。なお、程なくして「藤波」も撃沈されており、当時の「鳥海」乗組員の生存者は一人も残っていないという。
その他艦歴については次の記事も参照→Wikipedia鳥海(重巡洋艦)
軍事委託完了、関連動画は……はい!バッチリマイリスしました!
出撃お疲れ様です。関連静画は鳥海にまかせて、少しお休みになってください
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