A列車で行こう3Dとは、ニンテンドー3DS専用の都市開発シミュレーションゲームである。
2013年12月12日2014年2月13日発売。ダウンロード版、DLC対応。開発・発売はアートディンク。
概要
A列車で行こう3D | |
基本情報 | |
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ジャンル | 経営シミュレーション |
対応機種 | ニンテンドー3DS Windows7以降 |
開発元 | アートディンク |
発売元 | アートディンク |
発売日 | 2014年2月13日 NEO:2016年12月1日 PC:2016年12月14日 |
対象年齢 | CERO:A |
ゲームソフトテンプレート |
二画面を利用した快適なシステムで好評を得た『A列車で行こうDS』の続編。
『DS』のシステムを進化させつつ、ハードのスペックが上がったことを利用して各要素の発展と様々な新要素の追加が行われた、正統な発展系となるという。
かつては『A列車で行こう3D(仮称)』の名称で発表され、2011年内発売の予定だったが、年末になっても音沙汰がなかったどころか2012年に至っても同様の状態が続き、一時は開発中止も噂されていた(開発側によると、他のソフト(おそらくは『マクロス30』『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』など)の開発の仕事が舞い込み、先送りせざるを得なかったという)。
しかし、2013年7月2日に公式から開発継続のアナウンスと開発者インタビューが発表。
その後、9月9日にめでたく公式サイトがオープンし、発売日が12月12日に決定したと発表された。
2014年11月27日にはDS版と同様に攻略ガイドブック付きの「ビギナーズパック」が販売開始。攻略ガイドブックは単品で公式ショップよりPDF販売されている。
2016年12月1日にはマイナーバージョンアップ版『A列車で行こう3D NEO』(通常版・ビギナーズパック)が発売予定。新要素の追加はほぼないものの、New3DSに対応し処理速度の大幅向上とショートカット機能の追加・有料DLコンテンツの収録・廉価化を図る。また、旧バージョンの購入者へは有料DLコンテンツ以外の無償アップデートを行う予定。
ゲーム内容・特徴
上画面に全体マップ・日時・選択したオブジェクトの情報などが、下画面に斜め俯瞰のマップ画像が表示され、下画面をタッチしてマップを操作しつつゲームを進めるというスタイルはそのままである。
もちろん、ハードの進化に合わせて、グラフィックが向上している。特に、好評だった3Dカメラモードは引き続き搭載しており、このモードのスクリーンショットを公式サイトなどで見ると、『DS』からの進化は一目瞭然である。
大きな新要素として、「時代の概念」が追加される。具体的には、路面電車が主力だった60年代から、現代に至るまで、時間が経過していく。
建物・列車に「耐久度」が導入され、経年劣化を見据えた経営が必要になる。資材も「石炭」「石油」など複数登場し、時代と技術に合わせた資源調達が必要になると思われる。時代に合わせて、列車の技術も発展していくからだ。
また、新幹線開通や消費税導入、バブル経済の急騰・崩壊など現実の出来事も発生し、それらによっても経営が左右されることになりそうだ。
システム面では、最大編成が7両に、ホーム数も6番線にそれぞれ増加。
公式発表ではないが、ファミ通サイト上の画像を見る限りではマップも広くなっている模様。
「橋上駅」「高架駅」「ターミナル駅」「貨物駅」などの建築物が追加。「路面電車」もシリーズ初登場となる。また、ファミ通サイト上の画像では二階建てバス、ボンネット特急も確認できる。
その他、前作からの改善点・追加点を以下に列記する。
前作からの改善点
前作プレイユーザーから寄せられた以下の改善要望にも「全て」対応しているという。
- 隣街駅の運転時刻の調整
- 隣街との接続地点の複線化
- シーサスクロッシング対応
- 子会社の名前変更・ソート
- 時刻表を前作(10分単位)よりさらに細かく調整
- 列車の速度制限
- 島式ホームの採用
- 公共施設の撤去
- 車庫の採用
- 上りと下りで駅での発車条件の変更
- コンストラクションモードで、作成中のマップのセーブ機能の追加
早期購入特典
早期購入特典として、過去作の楽曲を含む30曲以上のオリジナルサウンドトラックCDが付属する。シリーズ初のボーカル曲(!?)も収録されているので、購入を検討されている方はお早めに
DLC
追加コンテンツとして、シナリオが販売される。第一弾、第二弾ともに期間限定で無料配信され、第一弾、第二弾は有料配信に移行している。
- 『風光明媚な温泉街』(※200円、2014年2月13日~5月31日まで無料)
- 『第三の道のり』(※200円、2014年6月6日~8月31日まで無料)
- 『コンテスト入賞作品集1』(「鬼が島ニュータウン」「港町の産業構造改革」「水と絶壁の間で」、2014年11月26日~2015年1月31日まで無料)
- 『コンテスト入賞作品集2』(「モォ~んだいのある街」「企業倒産のつめあと」「萌ゆる渓谷の向こうに」、2014年11月26日~2015年1月31日まで無料)
シナリオコンテスト
2014年2月14日~2014年5月30日まで、『問題を抱えた町』をテーマにしたシナリオコンテストを開催中。入賞者には金一封が送られる。将来的には入賞者のシナリオを販売するかも、とのこと。なお、実在する会社名・地名・電車名は使えないとのことなので注意。詳細はA列車で行こう ポータルサイトを参照のこと。
関連動画
商品検索
関連チャンネル/コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 公式サイト
- A列車で行こう ポータルサイト - 投書箱に要望対応状況の記載あり
- ファミ通記事(2013/9/5)
- Gamer記事(2013/12/27)
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