ENGI-MONOGATARI単語

エンギモノガタリ
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ENGI-MONOGATARI (エンギモノガタリ)とは、男性4人組のバーチャルタレントグループを活動体として、YouTubeWebtoon(デジタルコミック)を軸に展開されているメディアミックス企画である。

概要

2023年4月28日始動。バーチャルYouTuberキズナアイ運営企業であるKizuna AI株式会社と、株式会社アニマックスブロードキャストジャパンの共同制作により展開されている。Kizuna AI株式会社としては、2020年Activ8株式会社からキズナアイ関連専業チームとして分社化した後の現体制では、初の男性タレントプロジェクトとなる[1]

2022年2月より2025年2月にかけ、長期の活動休止期間を設けていたキズナアイ標とする「世界中のみんなとつながりたい」というテーマを、本人の活動休止中にも共有する企画としての役割も担ってスタートした。Kizuna AI株式会社が打ち出す「hello, worldプロジェクトの一つに位置づけられる。一連の企画の中では特に独立色の強いものとなっているが、動画エンディングチャンネル登録の歌exit[2]など、キズナアイに通じるコンテンツとしての要素もさりげなく織り込まれている。バーチャルYouTuberプロデュースしてきたノウハウも活かしつつ、Webtoonを通してメンバー物語を補することによって、世界観を拡したコンテンツとなっている。

2023年4月2024年4月の“第1シーズン”期間中、毎週金曜日YouTubeチャンネルexitにて動画開され、公式サイトexitで連載されるWebtoon1回(毎28日)更新。これ以外にもXexitをはじめ各種SNSで、ショート動画なども随時投稿された。

活動領域はバーチャル間だけに留まらず、実写形式での企画動画も時々開されている。初めてのオフラインイベント参加となった、2023年11月3日-11月4日の「アニメイトガールフェスティバル2023」では、面を用いてリアルの姿でもステージ企画を行い、ハイブリッドな活動スタイルの一端を見せた。

2024年4月28日、活動1周年の節の日をもって“第1シーズン完結を宣言し、YouTubeWebtoon・その他SNSを含め、全てのコンテンツ更新を休止中[3]更新再開などが決定した際には公式Xexitにて告知されるとのこと。

世界観

公式サイトexit内「INTRODUCTION」も参照。

プロジェクトの中核を担う4名の通称「ENGI-MONO」とは、人間の負の感情から生まれる悪霊を祓い、世界を災厄から守る力を持つ「縁起者」と、悪霊の根幹を断つべく、芸事を心得て人々の心をらす「演技」のダブルミーニング。その血筋は、かつて同じように悪霊祓いと芸事を兼ね備え「エンギモノ」と呼ばれた陰陽師7人衆に遡るが、明治期になると「霊などは迷信であり、人々の心を惑わすものだ」として、それを祓うと謳うエンギモノも政府から活動を禁じられ、世間から忘れ去られてしまう[4]

しかし現代に至って、人々の負の感情が急に増幅したことで、世界にはまたも災いが溢れかえるようになる。この危機を食い止めるため、かつてのエンギモノの力を継ぐ者たちが立ち上がることとなった。彼らが現代において「演技者」の使命を果たすための具体的な手段の一つとして、YouTubeでの活動を行うことを決めた、という筋書きである。

イントロダクションではこの4人を見つけ出した“治安システム”なる存在が伏字で示されており、その的を果たすためにAIとして“命”を吹き込まれた招き猫NeCo(ねこ)が、4人のサポート役として登場する。

基本的にはYouTubeでの動画投稿配信が、世間の人々に直接働きかける“表”の活動であり、悪霊祓いに奔走する“裏”の活動がWebtoonで紡がれるという構成になっている。

メンバー

毘沙門テンカ (びしゃもテンカ)
自己紹介exit
CV: 梶田大嗣 exit
(2002年)4月10日生まれ、始動時21歳。エンギモノが世間の表舞台から姿を消した後も、その存在を一伝承し続けてきた系の末裔で、メンバーが集う“ホーム”の。本業は動画クリエイターで、4人でのYouTube活動の発案者でもある。物柔らかく優しい性格。
恵比寿亜門 (えびす あもん)
自己紹介exit
CV: 奥山敬人 exit
(2003年)10月20日生まれ、始動時19歳。漁師仕事と住まいを失った上に、悪霊に襲われかけたところを虎寿郎に救出され、3人と合流する。それまで悪霊の存在や、自身がエンギモノの継承者であることは知らなかった。明るく活発な行動。食べることが大好き。
天詩 (だいこくてん しづき)
自己紹介exit
CV: 山本智哉 exit
(2003年)9月21日生まれ、始動時19歳。本業は喫茶店Black Cat」の店員で他人に厳しく接することもあるが、物事に対する熱意も人一倍強い。料理が得意で、ホームでも炊事を担う。
虎寿郎 (ふくろこじゅろう)
自己紹介exit
CV: 澤田拓郎 exit
(1998年)11月29日生まれ、始動時24歳。関西弁を話す飄々とした自由人で、丁か半かの勝負事が好き。ホームには定住せず日本中を巡っており、フットワークが軽い。“えんぎもんの虎”という二つ名を気に入っているらしい。

ENGI-MONOのファンネームは「八B(ハッビー)」。末広がり、またファンに“8人”(メンバー名前が七福神に由来することが布石ともとれるが、今のところ意は濁されている)の仲間になってほしいという願いを込めた「八」と、巣が縁起物とされるの「bee」を組み合わせ、「ハッピー」に近い語感の良さから、動画exit内で命名された。

音楽

タイトル 作詞 作曲編曲 収録作品
(CD/配信
備考
一富士、二鷹、SUNRISE!exit KUWAGAE / 溝口 一富士、二鷹、SUNRISE!exit
配信限定
エンギモノexit Fra K's エンギモノexit
配信限定
Happy Lucky Everyday!!exit 咲乃木ロク ミディ Happy Lucky Everyday!!exit
配信限定

スタッフ

キャラクター原案 さくしゃ2
藤丸
ロゴデザイン ゆうたONE
キャラクターマークデザイン ミナトデザイン
Webtoon『ENGI-MONOGATARI』
原案 八起大吉 (Kizuna AI株式会社)
Webtoon制作 C-Route Inc.
ネーム あつし
人物作画 朔たろ
背景線画 なくなく
綾野六師
脚本 みに (Pita inc.)

関連項目

外部リンク

脚注

  1. *Activ8株式会社ではVTuberの活動支援プロジェクトupd8」に男性タレントが参加していたほかにも、『ドラゴン桜』の桜木建二VTuber企画など、男性()タレントプロデュース企画がいくつか存在した。なお現在Kizuna AI株式会社が所属タレントとしてプロデュースするキズナアイは、アバターこそ女性だが、AIであることから厳密には性別はない。
  2. *2017年公募作品から採用exitされ、後に歌詞を乗せたり映像を何度かリニューアル(現行版は映像公募作品exit)したりしつつ、現在までしまれている。
  3. *ENGI-MONOGATARIの活動に関するお知らせexit
  4. *実際に文明開化の過程で、明治政府がいわゆる「神道禁止」により、職業としての陰陽師の存在を封じた史実を踏まえているexit
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