millstones(ミルストーンズ)とは・・・
当記事では、2について解説する。
概要
現在確認できる最も古い投稿は、2007年7月8日の『[らき☆すたMAD] 断然ビアンかがみ様 調整版』。当初はアニメMADの音楽に自作曲を用いる、という斬新なスタイルで、次々と動画を投稿していった(「自作曲MAD」、後述)。
主な音楽ジャンルは、ドラムンベースやハウス、エレクトロ、2ステップ等。鋭く研ぎ澄まされた、スタイリッシュな音が持ち味である。
2008年11月18日に『[初音ミク体験版] 明日は明日の風が吹く (オリジナル曲)』を投稿して以降は、VOCALOIDのプロデューサーとしての活動にシフト。その一年後、2009年12月15日発表の『[初音ミクオリジナル曲] 計画都市
』で一躍ブレイク。続く『[初音ミクオリジナル曲] 可能世界のロンド
』もヒットし、その評判を確かなものとした。
VOCALOIDのプロデューサーとしてボーカル曲を発表しつつ、インスト曲に定評があるコンポーザーとしての評価も高く、後述のアルバムにもVOCALOIDPとしてのアルバムながら、インスト曲も複数収録するなど、本人もインスト曲にはこだわりを持っていると思われる。
2010年11月14日には、オリジナル1stアルバム『黄昏ホリック』を発表。2011年11月19日には、2ndアルバム『バイバイ、ブラックワールド
』を、そして2012年12月31日に3rdアルバム『青の研究
』をリリースしている。いずれもボーカル曲・インスト曲ないまぜの、ボリューム満点のアルバムとなっている。とらのあなやAmazon.co.jpの他、KarenTよりダウンロード配信も行われている。
2013年9月18日に、一般流通でのデビューアルバム『セカイカタログ』がリリースされる。代表曲をはじめ、今まで発表して来たオリジナル曲が再構築されて収録されている。
2014年2月5日現在、使用しているVOCALOIDは初音ミク(初音ミクAppend)・巡音ルカ・GUMI・IA。
2014年11月21日には、KONAMIの音楽ゲームであるSOUND VOLTEXにここなつのオリジナル曲であるポメグラネイトが収録された。また、当ゲームの公募であるSOUND VOLTEX FLOORにも多数応募しており、現在は公募採用楽曲も2曲配信されている。
「自作曲MAD」について
MADの中でも特に珍しい自作曲をBGMとしたMADを製作している。
MADの素材として使われるのは自作曲のほか一般放映されているアニメで、自作曲にあわせてアニメ劇中の一部の台詞を繰り返す手法をとっている。
また繰り返される台詞にあわせて映像もアニメ劇中の一部のみが繰り返し表示され、これらが相まって高い中毒性を生み出している。
自作曲としてはナードコアとテクノポップが得意で、2007年10月9日に投稿されたテクノポップの曲調に南 夏奈(CV:井上麻里奈)の声をあてた”[みなみけMAD]なんという次女” が大ブレイクし、「カナテクノ」という単語が生み出された。
以降Millstones氏が作った井上麻里奈がCVのMADには「カナテクノ」タグが付随するようになる。
2008年1月24日に「[俗・さよなら絶望先生MAD] 左翼でゲリラ」が投稿されてから1年・・・
このままVocaloidに走るのかと思われたMillstones氏にMADの新作が!
2009年1月8日、「[みなみけ~おかえりMAD] 金が無いなら恋をすればいいじゃない」が投稿された。
待ち望んでいた一部のコアなファンから、少数ながらおかえりコールがあったとともに、相変わらずの高いクオリティで視聴者を安心させた。
みなみけMAD、図書館戦争MADが消される中、何故か「[みなみけMAD] ミナミトロニカ ※上級者向け注意(?)」だけは消されずに生き残っている。謎である。
(マイリストでは削除されているが、マイリストから飛べるうp主の倉庫には消される前の動画もリストアップされているので、どの動画が削除されてしまったかは確認できる。mp3はあるが動画自体は無いので注意)
最新作と公開マイリスト
関連動画
関連商品
- 2010/03/17: 商業コンピレーション『EX:P~Ex:Producers~
』に「可能世界のロンド」で参加。
- 2010/11/14: 1stアルバム『黄昏ホリック
』(→特設サイト
)をリリース。とらのあなランキングのTOP100に長期間ランクイン、ロングセラーを記録した。
- 2010/11/14: ELECTROCUTICA主宰のコンピレーション『Crystalloid
』に「Program "Avalon"」で参加。
- 2010/12/31: AVTechNO!のアルバム『AVTechNO↑』に、リミックスで参加。
- 2011/01/15: 変拍子コンピレーション『4≠4
』に「カガリビト」で参加。
- 2011/04/27: London Elektricity『Yikes!』日本版に初音ミクのカバーで参加。
- 2011/04/29: 商業コンピレーション『Supernova 5』に書き下ろし新曲「転帰予報」で参加。
- 2011/06/12: Sevencolors主宰の『Dance Dance VOCALOMUSIC★Vol.02 -Funky Drum'n'Bass-』に参加。
- 2011/06/12: 絵師+楽師総勢84名の大規模コンピレーション『Sequence』に参加。
- 2011/06/22: sasakure.UKの絵本+ミニサウンドトラックCD『ガラクタ姫とアポストロフ』に、リミックスで参加。
- 2011/07/27: 1stアルバム『黄昏ホリック
』、KarenTレーベルよりダウンロード販売を開始。
- 2011/08/13: なぎみそ。SYS主催の4つ打ちコンピ『hammer2』に参加。
- 2011/09/14: ゲーム「NieR Geschtalt&Replicant」へのトリビュートアルバム『NieR Tribute Album-echo-』に、「流砂ノ神殿」のアレンジで参加。
- 2011/11/19: 2ndアルバム『バイバイ、ブラックワールド
』をリリース(→特設サイト
)。THE VOC@LOID M@STER 18にて。とらのあな
・Amazon.co.jp
での委託販売も行われる。
- 2011/11/19: @まさたかPのVOCALOID-PV集『MUSIC OF SCIENCE』に「可能世界のロンド」のPVが収録。
- 2011/11/23: スクウェア・エニックスの楽曲のアレンジアルバム『Cafe SQ』に参加。
- 2011/11/23: ゲーム『セブンスドラゴン2020』の一部楽曲を手がけた。
- 2011/12/21: VOCALOID-PVを集めたDVD『VOCALO VISION FEAT.初音ミク』に、@まさたかPの手がけた「可能世界のロンド」のPVが収録される。
- 2011/12/31: ぐうのねサウンズ主催のコンピレーション『ダイブ・イン・ザ・ガーグルベース』に「計画都市」「未来紀元歴元年」で参加。
- 2012/02/05: 変拍子コンピレーションCD第2弾『Nice beat.』に参加 → クロスフェード
/特設サイト
/とらのあな
、AlickBooks
。
- 2012/05/01: Remixコンピレーションアルバム『VRUSH UP! #01 -sasakure.UK Tribute-』に参加 。
- 2012/06/06: コンピレーション『VocaloVanguard feat.初音ミク fast』に「計画都市」が収録。
- 2012/06/06: ボカロ×エレクトロのコンピレーションCD『ELECTLOID feat.初音ミク』に参加 。
- 2012/06/27: IAコンピレーションアルバム『IA THE WORLD~光~』に「Altered Sky」で参加 。
- 2012/12/05: ゲームリミックスアルバム『FINAL FANTASY TRIBUTE -THANKS-SQUARE ENIX』に参加
- 2012/12/23: トリビュートアルバム『VRUSH UP! #04 -millstones Tribute-』にて、millestonesオリジナル曲が様々なクリエイター達によりリミックスされて収録される(→詳細サイト
)。
- 2012/12/31: 3rdアルバム『青の研究
』をリリース(→特設サイト
)。コミックマーケット83にて。とらのあな
・Amazon.co.jp
での委託販売も行われる。
- 2013/01/09: 商業コンピレーション『V♥25 -Exclamation-』に「キップル・インダストリー」が収録。
- 2013/07/24: 古代祐三『「セブンスドラゴン2020&2020-Ⅱ」初音ミク・アレンジトラックス』に参加
- 2013/09/18: 商業デビューアルバム『セカイカタログ
』をリリース(→詳細サイト
)。
- 2013/12/25: 2ndアルバム『バイバイ、ブラックワールド
』、3rdアルバム『青の研究
』、KarenTレーベルよりダウンロード販売を開始。
- 2014/02/05: IAコンピレーションアルバム『IA THE WORLD~夢~』に新曲「あるいは夢でいっぱいの海」で参加 。
- 2014/02/19: 商業コンピレーション『MIKU-MIXTURE』に参加。
- 2014/05/30: ボカロ小説『クロライドに没む』、millstones氏制作の同タイトル楽曲を原案とした、次世代ボカロ曲小説コンテスト優秀作品が書籍化。
- 2014/06/26: 商業コンピレーション『Memories of GUMI 2009-2013 feat.Megpoid 下巻』に「未来紀元歴元年」が収録。
関連項目 |
外部リンク |
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