Nightmare Cityとは、み～やが制作したFlash作品である。
前編的作品である「Nightmare City」と後編的作品である「Nightmare City -Catastrophe-」の2編に分けられており、前編は第3回紅白Flash合戦にて、後編はFLASH★BOMB '05にて発表。
概要
所謂２ｃｈのAAキャラが闘うFlashアニメーションである。設定背景などはこの作品公開時、マトリックスが流行っていたため多くの類似点が見られる。公式にははっきりと語られていないため、各自色々と想像してみるのも面白いかもしれない。
本家サイトで公開されているFlashには仕掛けが施されており、前編の「Nightmare City」ではスペースバーを押す事で再生スキップや歌詞表示が可能になる他、再生が終了した後ある事をすると…？
音楽は403が歌うSouthern Cross(前編)、Northern Lights（後編）が使われている。
CatastropheのNGシーン、及び「ギコ」の本名の裏設定が公開されている。
ちなみに第3回紅白Flash合戦作品公開時のコメントは以下の通り。
『とりあえず見ろ!刮目しろ!!そしてひざまづけ!!!』である。
当然炎上必至の問題発言であり、多数の人間が作品を出し合い大賞や勝ち負けを決めるイベントでの発言なので二重の意味での問題発言であるが、下記の炎上問題が起こるまでの2ヶ月間このコメントはそのまま放置されていた。理由としては、当時は現在より絶対視聴人数が少なくそして10代～20代ばかりの若い年代がほとんどだった。それ以降の年代の方々はイベントの空気を悪くすまいと考え批難を行わなかった。などが挙げられる。下記の炎上問題が起こった際は当然この発言も多数の批難を浴びせられ、み～やはコメントの修正を行った。その修正コメントは以下の通り。
『とりあえず見ろ!刮目しろ!!そしてひざまづけ!!!(ｦ~ﾝ？)(あ…ｺﾞﾒﾝ)(ｦ~ﾝ…)』である。
ふざけ半分に思えるかもしれないがこれでも当人は反省していたようである。この修正コメントは本人による作品のページ削除まで10年以上放置されることになる。ちなみにみ～やは天空の城のラピュタに出てくるムスカのノリで書いてしまったと炎上後弁明している。
パクリ問題
発表当時、クオリティの高いアニメーションを駆使した作品と言うことで評価も高かったが、色々なアニメやバトルシーンなどの引用が多数あるなどの指摘もあり、ファンと同数のアンチも湧いてしまう事となる。中でもファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレンのPV『FFⅩ-2インターナショナル特典映像』からは多くの酷似点が見られる。他の酷似点はファイナルファンタジーⅦPS1版の列車シーン。AKIRAのバイクシーン。ハチミリ氏のFlash、Saivor Catの宙返りシーンなどである。
2005年2月に多数の引用に対する炎上がFlash板で起こったため、次作の「Nightmare City -Catastrophe-」では他作品との酷似点は減少した。(その分クオリティは低下した）が、要所要所ではやはり行っていた模様でクライマックスのシーンではキングダムハーツⅠのシークレットムービーからの酷似点が多く見られる。
現在では動画サイトでファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレンやキングダムハーツの引用元PVが容易に確認できるが、当時はそんなものはなく確認が困難であったため、検証が数ヶ月遅れたものと思われる。ゲーム購入時の特典映像やシークレットムービーが引用元の大半なのであえてバレにくい動画から引用することで発覚しにくくするのが目的とする見方も可能である。
み～や本人はFF(野村哲也作品)が好きなようで、制作当時アクション演出の参考にしたと引用で炎上したのちに言及している。他作品との酷似点問題に対する指摘は当然認識しているようで2005年末に放送されたインターネットラジオにて「責任を感じている。関係者に迷惑をかけた。」と発言している。
エイプリルフールネタ
「Nightmare City -Catastrophe-」から17年の時を経て…
「Nightmare City」の新プロジェクトが始動。
「Nightmare City VR -Undefined Sword Override-」
…というエイプリルフールネタが2021年4月1日に、み～や氏本人のYouTubeチャンネルに公開。
VRChatにて撮影された嘘PVとして新作が公開されている。
関連動画
その他作成者が作ったパロディ作品はこちら。
関連項目
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